羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

自筆原稿Scan ふ-ッ!

2011年08月24日 17時36分04秒 | Weblog
 野口三千三先生の最初の本、『原初生命体としての人間』は、1960年代半ばから70年にかけて、種々の月刊誌やテキストに発表された原稿に、改訂加筆されて一冊にまとめられた。
 これまで、1949年から1979年までの月刊誌や新聞の他にも自筆原稿やメモをScanして、iMacに取り込んできた。先週末におおむね完了していた。その間、この書籍の自筆原稿を、果たしてScanしたものかどうか迷っていた。キャリアシートに挟まないことには、普通の状態ではScanができない。

 今日は、思い切ってその作業を午前中から始めた。
 最終的には、本のページからどこの部分かを見つけ出しながら、チェックを入れて一応の区切りをつけるまでに相当な時間を要した。半日ではできあがらなかった。

 これで残すところは、1980年から1998年までの18年間ということになった。
 ここまでくるとちょっとほっとしている。

 さて、8月20日土曜日には、サジさんが野口先生の写真を綺麗にプリントしたものを朝日カルチャーに持参してくださった。レッスンで見た方々は、ホーッと声をあげて、その64歳の筋肉に驚き、戦前から鍛えた「腕立て伏臥の腕屈伸(腕立て伏せ)」のピシッと決まった乱れのない姿勢に感嘆の声が上がった。
 今の若者には到底できないことだ。
 とにもかくにもこうした機械を身近におけることで、可能になった仕事と言えるかもしれない。

 まだまだ先は長いけれど、緒につくことができたことは嬉しい。
 地味な作業こそ疎かにしてはいけない。そうです。これも野口体操!
コメント
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