羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

舞台あいさつのこと。そして、撫明亭のご亭主をさがせ!

2010年11月22日 19時02分59秒 | Weblog
 生まれてはじめて映画の舞台あいさつに接することが出来た。
 銀幕の前で繰り広げられる華やかさは、独特の雰囲気を作り出すもの、と知った。
 先週の土曜日、「レオニー」の初回が終わった昼の出来事だった。

 野口米次郎役の中村獅童さんは、モノトーンでそろえたラフな服装だったけれど、洗練されたセクシーさが滲み出ていた。打ち合わせ済みとはいえ、プライベートな地雷を踏みそうで踏まない司会者の質問に、極めて高感度な受け答えしていた。なかなかに印象深いアピールだったなぁ~、と思う。
 割の良くない役柄を、あの舞台あいさつで帳消しにされたような気がする。
 スマートに質問に答える、という勉強をさせていただいた。
 私の場合、生かすときはないとは思いますが……、でも人生何がおこるかわかりませんからね。(笑)

これからご覧になる方へ↓
 
 すでに映画を見た方々と話したところ、‘旦那が店から出てきて丁度通りかかったレオニーに意地悪な一瞥を投げかけるところ’と‘帝国ホテルのフロント係がお客様を案内するところ’の二箇所に出ている撫明亭のご亭主が見つけられなかったとか。
 特に帝国ホテルロビーのシーンでは「お客様、あちらでございます」と言う台詞がしっかり聞こえてきたんですけど。ウゥッ、幻聴だったのかな? 仕草が言葉を発していたのかもしれない。
 確かに、あっ、アッ、という瞬間ですけどね。
 ぜひ、それらしきシーンが近づいたら、よーく目を凝らし、息を潜めて見てください。そこだけは‘映画に見入ってはダメよ!’それじゃ、鑑賞にはならない、とお叱りをうけそうですけど。
 わが85歳の母曰く
「(そこだけは)巻き戻して、一時停止したいわね」
「ごもっとも」
 いやはや身内感覚とはこのこと、であります。
 
コメント (2)
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