電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

退職後の変化:コンピュータの利用

2019年11月05日 06時02分18秒 | コンピュータ
三月に退職した後、いろいろな変化がありましたが、コンピュータの利用面でもだいぶ変化がありました。例えば;

  • 出張やプレゼンテーションの機会が激減し、ノートパソコンの利用ががっくりと減りました。
  • 依頼されていた大学の非常勤講師や報告書等の作成がなくなり、TeX/LaTeX 等、数式に強い文書組版技術に関する知識や、自由記述アンケートの語彙分析などのテクニックも不要になりました。
  • Linux デスクトップを中心とする利用はほぼ変わらず、PC-audio で音楽を聴いたりブログ記事を書いたり、あるいはメールを確認したりするなど、パソコンの前に毎日座っております。
  • 総代をしている寺の総会や役員会の資料作成、果樹園農業経営の確定申告など、定期的、季節的な利用は相変わらずで、前年度までの資料が役立ちます。

などでしょうか。そういえば、テキストファイル備忘録の記録も減っているようです。備忘録ノートに万年筆で手書きするスタイルに戻りつつあるのは、実際に目に見えるという安心感が大きいのと、後で検索し集計する作業が減ったこともあるようです。

以前、愛用していた awk スクリプト類、例えば train.awk (*1) 等の出番もほとんどなくなりました。総じて、退職以前の仕事に関連するものがなくなり、私的な面での利用は継続している、といったところでしょうか。

では今後の課題は? それは、おそらく2020年7月に予定されているPHSサービスの終了に伴い、スマートフォンに切り替えることになりますが、PCでの利用とスマホの利用のすみ分け整理がポイントになってくるものと思われます。



(*1):train.awk 時刻表を検索し表示するawkスクリプト。
同僚や上司、来客などが電車を利用するとき、あるいは自分が電車で出張するとき、いちいち時刻表のある場所に行かなくても直近の電車の発時刻がわかるように考えたもの。goo ブログの仕様でインデントが崩れていますが、

# train.awk 時刻表の検索と表示
# for (J)GAWK, narkejp, 1997
# データ書式例:
# 時 ○○線上り ○○線下り ○○バス
# 07 17 35快 52 20 48 55特 25 55
# ↑行頭から開始すること。
BEGIN { printf "時刻(24時間,例:08)>"
getline KeyTime < "/dev/stdin" }
NR==1 { print } # 時刻データの書式表示
$1 ~ KeyTime { print # 該当時刻のデータを表示
HitNR=NR } # 該当データのレコード番号を記憶
NR>1 && NR==HitNR+1 { print } # 次時刻のデータを表示

これに対して、勤務地の最寄り駅の時刻表をテキストファイルで作って保存しておきます。goo ブログではインデントが崩れるので画像で表示しますが、例えば次のようにテキストエディタで作成保存したファイル名を train.dat としますと、



Linux では awk が標準装備ですが、DOS/Windows の場合は gawk.exe 等を事前に導入しておき、コマンドプロンプトからこんなふうに。

>gawk -f train.awk train.dat

とすると現在時刻を訊いてきますので、24時間表示で答えると、



こんなふうに、座ったままで直近の電車の発時刻が検索表示される、というものでした。当時はまだ DOS の時代から引き継いだ jgawk.exe を使っていましたが、Windwos 対応の gawk のほうが良いかも。ちょっとしたことですが、こういうスクリプトとデータをカレント・ディレクトリに置いておくと、案外便利なものでした。まあ、今ならばスマートフォンで調べられますし、手帳にこのデータを貼っておけばすむ話ですけどね(^o^;)>poripori

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