電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

Ubuntu10.04に戻してようやく平常に戻る

2013年01月04日 06時04分46秒 | コンピュータ
VineLinux6.1は、フォントも綺麗でなかなか良かったのだけれど、gstreamer関連のファイルが何か不足しているのか、self-build しても MP3 ファイルの再生ができません。.ogg や .flac ファイルの再生はできるので、あくまでも .mp3 ファイルが再生できない、ということです。

また、案の定、プリンタまわりで詰めの甘さが見られました。ブラザー社のレーザープリンタ HL-5380DN のドライバ設定で、途中から文字表示がなくなって、数字を選択する窓だけが見えるという状態。後で考えると、どうやら給紙トレイの段数を設定する箇所だったようで、どうしても先に進めません。テスト印刷もエラーになります。あれこれ試しても、結局はどうにもならず、ネット上で探しましたが、VineLinux に HL-5380DN という組み合わせの解決法は見つけられませんでした。

さて、ここでハタと考えました。

(1) ogg forbis や flac ファイルは再生できるが mp3 ファイルは再生できない音楽環境で、満足して楽しむことができるか?
(2) 画面上では表示できるけれど、プリンタ HL-5380DN が使えないのでは、メインのコンピュータとして実用的に使っていけるか?

答えは、もちろん No! です。

昔、Linux を使い始めた頃には先進的だった VineLinux も、マンパワーあるいは資金力の点で難があり、結果的に詰めの甘さを露呈するようになってしまったのかもしれません。

結局、振り出しに戻って、Ubuntu10.04LTS にダウングレードする形で、再び OS を入れ直すこととしました。ネット上から Ubuntu10.04.1日本語Remixのisoイメージをダウンロードし、これをCD-Rに焼いて、再インストールしました。12.04 に Upgrade はせず、同じ 10.04 レベルでの Update だけ実施して、環境は全部回復できました。さらに、バックアップしていたデータを USB-HDD から書き戻し、ようやくメインのコンピュータらしい使い勝手が再現され、あ~良かった!

【教訓】安定した環境はいじるな。転ばぬ先のバックアップ。消耗品の内蔵ハードディスクは予備を買い置き。

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