電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

小学館版『昭和の歴史10・経済大国』を読む

2008年08月11日 05時06分19秒 | -ノンフィクション
同時代というのは、その時点ではなかなか時代の意味がつかめないものです。とりわけ、自分がまだ未熟で、社会的・歴史的な意味がわかっていない青春期の出来事にいたってはなおさらです。
ある年齢になって、そんな若い時代の出来事の意味合いに、興味関心を持つようになりました。進駐軍、ベトナム戦争、ケネディ暗殺、プラハの春、アポロ計画、ウォーターゲート、文化大革命、オイルショック、公害裁判、浅間山荘事件、日航機事故などなど。
手っ取り早いのは、やはり文庫本です。小学館の『昭和の歴史』シリーズは格好の読み物で、以前から読もう読もうと思っておりました。ただいま、第10巻「経済大国」を読んでおります。著者は、公害裁判で有名な宮本憲一氏。思わず「なるほど」という部分もあるし、拉致事件などが判明する前のためか、某国への評価は少々甘めに感じるところもありますが、全体的には「そうだったな~」と懐かしく読みました。理系人間には珍しく、現代史の「お勉強」です。

う~む、中高生の夏休みの宿題みたいですね(^o^)/
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