読書も、一冊の本を読みかけて、また別の本を読みかけて、と
ふらふらした気持ちで読んでいて、病院の待ち時間で読みますので、
一冊の読破が思うようにいっていません。
この本は、河野 進著「ぞうきん」の詩集を読んだ時に、渡辺 和子さんが
「はじめに」で、河野 進さんのことを書かれていて、そのときに
渡辺 和子さんのこの本を知って、読んでみたものです。
ノートルダム学園理事長の渡辺 和子さんが書かれたものです。
↓ 本の帯に書かれています。
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「王さまのごめいれい」
といって、バケツの中に手を入れる
「王さまって、だれ?」
「私の心のこと」
おそらく、寒い朝、ぞうきんをゆすいでいるのでしょう。冷たい水の入ったバケツに手を入れ、
しぼらないといけない時の心の動きが、この詩に表現されています。「いやだなあ」という気持ち、
「でも、しないといけない。王さまのご命令だから」という、自分自身との会話。
実は、私たち1人ひとりの心の中にも、この〝王さま〟は住んでおられるのです。
ためらっている私たちに、善いことを「しなさいよ」とすすめ、悪いことを「してはいけません」と、
制止していてくださるのです。
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歳を取ることは悲しいことではない。
新しい何かにチャレンジして、いつも輝いていよう。
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この世に完璧な人間などいない。心に2%のゆとりがあれば、
相手の間違いを許すことができる。
文中より書き記してみました。