晩秋の果物といえば、柿が美味しいときです。
甘みがありますので、我が家では一個を2人で、食しています。
柿は甘柿と渋柿に大別されますが、干し柿の楽しみもこれからです。
甘柿の代表的な品種が、富有柿です。
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明治30年代半ば、岐阜県も柿の名産地、福島才治という人が
古くから伝わる御所柿に接ぎ木して改良し、新しい品種を作り、
「富有柿」と名付けたという。
富有柿が誕生した数年後の明治28(1895)年10月末、
俳人正岡子規は奈良を訪れ、東大寺の近くに宿をとり、御所柿を
沢山食べて、たぶんその翌日、斑鳩(いかるが)の法隆寺に行った時に
「 柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺 」 の句を作った。
今年の収量は、例年の6、7割という
春先の長雨、初夏の低温で落下が多く、夏の強い日差しで色やけして、
10月になっても寒暖の差が小さいため、色づきが悪く、出荷のピークも
いつもより遅い1週間ほど遅い、11月後半になりそうです・・・・・。
*** 朝日新聞・beより抜粋にて ***
甘くて、美味しいです・・・・・。