風邪のときなど、声がかすれる時がありますが、以前には「しゃがれ声」に
魅力を感じた時もありましたが、またの名は「ハスキーボイス」ともいいますが。
でも、声のかすれにはさまざまな病気が、潜んでいる可能性があるそうです。
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「声のかすれが一週間などと長引く場合は、まず耳鼻咽喉科に行くことです」
と専門医らは、アドバイスする。
風邪からくる急性喉頭炎や急性扁桃炎、さらに「カラオケポリープ」と呼ばれる
声帯ポリープなど、声帯の異常が原因であることが多い。
声のかすれから、意外な病気の発見につながることも多い。
「肺がんや食道がんから引き起こされていることもあるんです」
と、東京医科大の池田 徳彦教授(呼吸器外科、甲状腺外科)はこう指摘する。
肺がんや食道がんで声がかすれるのは、声帯をつかさどる神経が圧迫されて起こる。
この神経は器官や食道に寄り添うかたちで、左右両方に走っている。がん細胞が
リンパ節に転移し、腫れたリンパ節が神経を邪魔することで、声がかすれる。
肺がんの症状では、せき、血たん、息切れ、胸の痛みなどがよく知られていますが、
声のかすれもぜひ覚えておいてください。声の質が変わるばあいもあります」
と、池田教授。
*** 朝日新聞「体とこころの通信簿」より抜粋にて
声のかすれを「そのうち治るだろう」と軽視せず、長引くようだったら病院で
原因を調べることが大事です・・・とも書かれていました。
自己判断せずに、変だと思ったときは病院で調べてもらうことが、先決ですね。
モミジアオイが、まだまだ元気な姿で開花しています。