5月16日付け夕刊に、皇后さまのことが書かれていました。
民間から皇室に入り、苦労も沢山おありになり、開かれた皇室
への第一歩を歩かれた方でもあります。
記事より。
天皇、皇后両陛下が欧州訪問を前にした記者会見で、
次のような質問を受けた。
もし、ご身分を隠して、一日を過ごせるとしたら、
何をなさりたいですか。
天皇陛下は
「今、私の頭に浮かんでくることはありません」と答えた。
皇后さまは、こんなエピソードを話した。
「都内の美術館で、良い展覧会があり、ぜひ見たいと思った
のですが、かなりの交通整理をしなくてはならないと聞き、大勢
の足を止めてはと、あきらめたことがありました。
この時は、透明人間のようになれたらなぁ、と思いました。
そして、自分の姿が見えなくなる「かくれみの」があれば、と
続けてこう語った。
「学生のころよく通った、神田や神保町の古本屋さんに行き、
もう一度長い時間をかけて、立ち読みをしてみたいと思います」
お忍びのお出かけは、時折あるものの、
自由に羽をのばせることはない。
普通の暮らしから、皇室に入り、そこで抱くささやかな夢。
もし、透明人間になれたらーーーーー。
*** 朝日新聞・「窓」・論説委員室から ***
透明人間になれたら・・・・・。
自由に、人の目を感じることなく、ご自分のなさりたいことを・・・と
思いますと、「ローマの休日」のアン王女の映画は、まさに、一日
身分を離れて、経験した自由であった訳です。
白いポピーです
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ウオーキング~35分=4,400歩