行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2011年7月29日(金)の日記

2011年07月29日 | 日記

気温は夏としては低めだが、相変わらず蒸し暑い。この週末もこの調子のようだ。

晩飯は、この3月初めに22年ぶりに入った、南行徳公園から少し駅側に行ったところにある中華の龍公亭へまた行ってみる。

何にしようかとテーブル上のメニューや壁のお品書きを見て、目に付いたピーマン豚定食にする。

一品料理にもピーマン豚というのがあって、どんなものだろうと思っていたら、出てきたのを見ると青椒肉絲(チンジャオロース)だ。青椒肉絲はピーマンと肉の細切り炒めで、肉は牛かまたは豚が多いということ。ピーマン豚という名前でも外れではない。

ピーマン豚という名前は、昔からの街の中華屋っぽいと思えた。中華料理の名前は、自分が小学生の頃(昭和40年代)に家庭でも作ったり、街の中華屋のメニューにあるものでは、チャーハン、シューマイ、ギョウザ、八宝菜、酢豚、かに玉などはふつうに使われていた。麻婆豆腐もあったと思う(龍公亭では「マーボ豆腐」と表記されていた)。第二次大戦後、国交が絶えていた日本と中国が、国交を回復したのが1972年(昭和47年)。それから約40年で、中国人が経営する中華料理店が横浜の中華街などへ行かなくても、街にふつうにあるようになった。かつては見かけなかった中華の料理名も、いろいろと使われるようになった。青椒肉絲のような、パッと見ただけでは読み方も分からない料理名が一般に広がったのも、ここ30年ぐらいの間だろう。

だから、そうした料理名が一般化する以前からやっている店(あるいは、現在の店ができるより前に、店主がそうした料理を覚えたのかもしれないが)では、客が戸惑わないように分かりやすい名前を付けたのではないかと思う。

さて、中華でちょっとパワーを付けて、今日はダンベル。下半身メニューをやる。