行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2011年7月9日(土)の日記

2011年07月09日 | 日記

居酒屋オンドリ閉店に関して思うところをトップページレポートに書いて、夕方にはUPした。昨日の日記にも書いたが、トップページレポートとしては異例の長文になった。

南行徳に引っ越してきて、自分のお気に入りの店第一号となり、22年あまり通った店となると、それだけの時間を積み重ねているのだから、単に飲み屋が一軒閉店しただけというわけにはいかない。何もしていないと、ひどく喪失感に襲われる。こんな感じがこれまであったかと考えると、一度だけあった。2008年の秋、ジャズライブのHot Houseで演奏を続けていたアルトサックスプレイヤーの郷間和緒さんが亡くなったときだった。あのときも、ひどい喪失感を感じた。

オンドリのことを、行徳雑学館で紹介したり、行って食べたり飲んだりしたことをブログの日記に書くのも、別にマスターから頼まれたわけではないし、何か見返りを求めたわけでもない。自分のお気に入りの店となり、付合いが長くなると、自然と愛着も湧いてくるから、バブル崩壊以来の不景気の中、応援したい気持ちになって勝手にそういうことをやるようになった。逆に言えば、そういうことをやりたい気持ちにさせるいい店だったのだ。だからこそ、喪失感に襲われるのだろう。

何事にも終わるときは来るし、ここ2年ぐらい、リーマンショック以来の不景気でオンドリもかなり苦しいとマスターも言っていたから、閉店もありえると頭では理解できる。でも、数年で閉めてしまった店も多い中、バブル崩壊依頼の20年にわたる不景気を乗り切ってきたのだから、まだまだ続くと思っていたし、期待もしていた。

何もしないでいると、喪失感でどんどん気持ちが沈んでくるから、いつもの土曜日と同じように、掃除も洗濯もクリーニング出しもやる。会社へ履いて行く靴に痛みが出てきたのがあるので、リペアの店にこの週末に持っていこうと考えていたが、それもやる。そして、トップページのレポートを書く。過去から現在までを振り返り、文章にまとめて行く作業をやるのは、精神のバランスを保つためにはいいことだ。

靴をリペアの店に持って行くついでに昼飯。南行徳メトロセンターのやよい軒冷しゃぶ定食

関東甲信は今日、梅雨明けした模様ということだ。午後は冷房を入れないときつい。外が暑いと、推奨されている28度設定でなんとかいける。

夜も家でじっとはせず出かける。ジャズライブのHot Hosueへ。 

今日はアルトサックスが中村誠一さん、ドラムが横山和明君、そしてピアノが松井節子さん。

なんかリクエストはないかとママさんに聞かれ、(たいてい、毎回聞かれるので)待ってましたと"St.Thomas"をリクエスト。夏になると季節感にぴったりの曲として聴きたくなるが、梅雨明けして「夏!」の今日にはもっともふさわしい。

Hot Houseのエアコンも設定温度を上げているので(というか、効き目が今ひとつのエアコンらしいのだが)、団扇が用意されていた。でも、清酒月桂冠の大正時代風広告の絵の団扇は一体、どこのものだろうと思い、

裏返して見ると、酒の河内屋のだった。

どうやって入手したのかは聞かなかったが、お客さんのだれかのツテではないかと思えた。

居酒屋オンドリで6月に特レバを調理しているところを動画撮影させてもらい、YouTubeにUPした。また、YouTube動画を埋め込んだ特レバいについてのページも作成した。こういうのは文言を変えて残すことにした。

食の部屋の飲んで食べる店だが、オンドリは一番下の閉店した店リストに移す。そこから、特レバについてのページをリンクするようにした。