行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2009年7月20日(月)の日記

2009年07月20日 | 日記

3連休最終日、予報どおり風も強くなく、蒸し暑さも少しマシになったので去年10月以来の折りたたみ自転車ツーリング、というよりも今日はポタリングに出かける。今日のメインはお台場に作られた実物大ガンダムを見ること。

折りたたみ自転車で出かけるのも9ヶ月ぶり。間が空いたので、出かける前にはえらく緊張した。お買い物自転車にはずっと乗っているのに。

出来るだけ幹線道路を使わずに都内へ向かう道を開拓しようというのもあって、今井橋、瑞穂大橋を渡り、西葛西の行船公園脇を通って清砂大橋のたもとへ出る道を走る。そのあとも臨海副都心までは何度も曲がるコースを通ったので、実物大ガンダムのある潮風公園まで1時間半あまり要した。

人が多いので、ガンダムの背面側からぐるっと回って正面へ出るように、公園内に経路が作られていた。かなりの人出だったが、今日は自転車を押して歩いて行っても、別に止められはしなかった。もっと混雑したらどうかは分からないが。

ようやくガンダムの正面に到着。

愛車も入れて撮影。

これまでネット上の画像・・特に人が写って大きさの対比が分かるような画像を見ていると、実物大ガンダムはずいぶんと巨大なもののように思えた。巨大というのはアニメの中、例えばホワイトベースの格納庫で人との大きさの対比が分かるような場面から受けた印象よりも、ずっと大きいように思えていたということ。ところが、実際に来て見てみると、アニメから感じた大きさと同じぐらいという印象で、不思議にほっとした。

ガンダムはそんなに大きいものというイメージはなかった。正面側に来る前に写した画像だけど、高層のビルとくらべてもそんなに大きくはない。アニメでもビルの陰に隠れるという描写があった。

ガンダムは1979年(昭和54年)の放映だけど、それまでにゴジラやウルトラマンを見ているし、怪獣図鑑や雑誌の記事などでゴジラは身長50m、ウルトラマンは40mであることを知っている。画面でも並みのビルを上回る大きさに描かれていた。(ゴジラは1984年作品以降は、もっと大きいという設定になったが)

だから、ガンダムの設定で身長18mというのを聞いてもそれほど大きいと思わないし、ホワイトベースの格納庫という大きな倉庫に入っている場面が出てくるから、大きな建物に入る大きさというイメージになる。ゴジラやウルトラマンだと、大きな倉庫にのしかかる大きさだ。

今回、実物大ガンダムを見て、アニメ画面で受けたのと同じ程度の印象でほっとしたというのは、「ガンダム」というアニメがメカのスケールをちゃんと描いてくれていたとことが、改めて確認できたからではないかと思う。アニメでも特撮でも、ときどき、実際のスケールを無視したような描写があって、そういうのを見ると興醒めな気分になることがあるからだ。(突っ込みを入れるのを楽しむというのもあるけれど) 

実物大ガンダムで思い出したが、大きな仏像はどれぐらいの大きさがあるのだろうと思った。これは一昨年の夏に行った、富津の東京湾観音。

公式サイトを見ると、なんと56m。印象ではガンダムと同じぐらいだと思っていた。56mならゴジラやウルトラマンよりも高い。もし、ゴジラやウルトラマンの実物大フィギュアが作られたら、上の画像の東京湾観音よりもちょっと小さいぐらいの大きさになるわけだ。正直言うと、今回、実物大ガンダムを見たら、ゴジラやウルトラマンの実物大フィギュアも見てみたいという気持ちになった。

それから、ここ2週間ぐらいの間、茨城の阿見町に新しいアウトレットモールが出来たというニュースで、近くにある巨大な仏像が画面にちらっと写る。最初はなんだろうと思ったらが、牛久大仏。まだ、行ったことはないけど、常磐線の車窓からそれらしきものをチラッと見たような気がする。

牛久大仏は台座を入れて高さ120m、台座なしで100mだそう。この大きさは、「ガンダム」の翌年の1980年(昭和55年)に、同じ富野喜幸(現.富野由悠季)監督で作られた「伝説巨神イデオン」級の大きさ。一度、近くで見てみたいと思えてきた。ツーリング/ポタリングの行き先候補に入れておこう。

ガンダムを見たあとは、晴海大橋、勝鬨橋を渡り、浜離宮をかすめて海沿いの道を南下する。天王洲アイルの中心にあるビルでサンドウィッチのサブウェイがあった。

ここで昼飯。

お台場のあと、どこへ行こうかと考えたが、地図を見ていてぱっと目に付いた場所にいく予定を立てた。品川駅の東側を通り、線路沿いに細い道を行くと、そこにあるのが高輪橋架道橋。知る人ぞ知る、特徴のある場所。いつごろか忘れたが、テレビでも見た覚えがある。

JRの田町と品川の間、電車の車庫がある下をぐぐる道だけど、とにかく高さが低い。入口には制限1.5mと書いてある。自動車の制限が1.5mだから、実際の高さはそれよりはあるが...

でも、1.7mあるかないかぐらいに思える。

自転車で先に入って行った人も頭を低くしていたし、向こうから歩いてくる女性は身体を横方向に斜めにしている。自分も自転車には乗って通ったが、頭を低くして走って行った。なお、自動車に関しては、山側から海側への一方通行だった。

そのあとは、泉岳寺脇から高輪の丘に上って、反対側に下り、地下鉄南北線が通っている道を永田町まで北上。そこからは国会議事堂裏を経てお濠のそばに出て、九段下まで走って東西線で輪行して帰る。全走行距離は約46キロとなった。

 

帰ってからサイクリングウェアを洗濯して、脱衣場に干す。それからこの日記のここまでの分を書く。 

午後6時半を回ったころ、湊新田の焼鳥の耕へ行く。夏至はとうに過ぎたけど、今の季節は午後7時ごろまで明るい。

体力を使った日は、酔い過ぎないように生ビール中心で行く。お通しは冷やっこだった。

肉類が食べたいので、まずは和牛サーロインの串焼きを2本。

メニューを見ると、ピリ辛ネギ肉というのがあったので、注文する。パッと見は豚しゃぶのサラダに見えた。マスターによると、茹でた豚でピリ辛ネギを巻いて食べるということ。つまみにはなかなかよかった。

次はまぐろぶつ。生ビールは計3杯飲む。

野菜を食べていないので、次は冷しトマト

3杯目のビールが終わったのでレモンサワー。締めはざるそば

薬味と一緒にゆずら玉子が出てくる。去年末で閉店した酒食倶楽部わいわいのマスターも似たところがあって、どういうメニューでもきちんと整えたものを出してきた。耕のマスターもきちんとした料理人の親方のところで修行をして、そういうところがきちんとしているのではないかと思う。