帰ってきてから、先週末に買った山口百恵のベスト版CDをまた聞く。
聞いていてあることに気が付いた。曲は年代別に収録されているが、初期の6、7曲は記憶に残っている山口百恵の声とは違うのだ。当時の他の女性アイドルと比べて低めの落ち着いた声というのが記憶の中の山口百恵の声。ところが、初期の曲は十代の少女の線の細い声で、声量も足りなくて神経質に聞こえる。
「こんなだったかな?」
と思えてきた。
ところがそのあとの曲をどんどん聴いていると、徐々にトーンも下がり落ち着いた声になってきて、「横須賀ストーリー」で記憶の中の山口百恵の声とほぼ同じになった。記憶しているイメージに一番近いのは「いい日旅立ち」だった。
自分の記憶での山口百恵の声はどうも中~後期のが大きく占めているようだ。初期の頃はテレビで歌っているのも見ているし、「青い果実」のような強烈な歌詞も印象に残っているが、その頃はまだ歌手としての実力が十分とはいえなかったのだろう。
でも、初期とか中~後期とか言っても、山口百恵が芸能人として活動していたのは15歳から22歳までのわずか7年間。引退してから今年で29年だから、活動期間の4倍以上。20代の息子が芸能界デビューしてきたのには驚いたけど、それだけの時間が経っているということだ。
今日の晩飯はなか卯でカツ丼と味噌汁。
カツ丼は嫌いではないが、食べることが少ない。並牛丼390円、親子丼490円に対し、カツ丼は550円。バカ高いわけではないが、この程度の値段差でも、どうも距離を置いてしまう。
そのあまり食べないカツ丼でしっかり晩飯を取って、今夜はダンベルエクササイズ。下半身メニューをやる。