行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2009年1月11日(日)の日記

2009年01月11日 | 日記

今日は録画した映画や昔のドラマを見て過ごすことにする。この前、ケーブルテレビのアダプターチューナー(アナログ)をデジタルのセットトップボックスに変えた。それで、見ることの出来るチャンネルが増えた。そうしたら、昔の作品で、機会があればもう一度見たいと思っていたのがいろいろとやっている。

その途中で昼飯は南行徳駅前へ行って、ロッテリアハンバーガーセット

ロッテリアの無印ハンバーガは、前はいつ食べたか覚えがない。マクドナルドよりも後発のチェーンなので、差別化のためにいろいろとメニューを出していて、そういうのを食べることが多かったから無印ハンバーガーを食べる機会があまりなかったように思える。

 

昨日から今日にかけて録画したゴジラ映画を3本見る。

1984年の「ゴジラ」
1989年の「ゴジラVSビオランテ」
1995年の「ゴジラVSデストロイア」

どれも公開時に映画館で見ているが、もう一度、見てみたくなった。

公開時にはどうとも思わなかったが、10年20年経って見るとそれぞれの時代が画面にも現れていて面白い。いや懐かしくもある。

やはり一番変化しているのは女性のファッション。メインの出演者でもそういうのが現れるが、それよりも逃げる群衆として登場しているエキストラが目を引く。1989年は、ストレートロングの髪の女性がよくあんなにいたものだ。

男のファッションは女性ほど激しく変化しないけど、やはりそれぞれの時代の流行が出ている。1984年のに登場した宅麻伸は1970年代の名残を残した長髪。1989年の高嶋政伸はもみあげをみんな切り落とした髪形だった。

1995年だと登場人物も携帯電話をよく使う。今のよりも、まだちょっと大きめのやつ。パソコンも1989年には画面に登場していた。富士通がその頃、売っていたFM-TOWNSというのも出てきた(自分が買ったわけではない)。1995年のはアップル社のMacintoshが目立った。アップルの勢いがあったころだ。マイクロソフト社のWindows95が発売になったのがこの年。まだその頃はディスプレイは液晶ではなくCRTだった。

それから、忘れていたけど、1984年「ゴジラ」には森本毅郎が出ていた。ゴジラのニュースを伝えるアナウンサー役だった。今は、日曜の昼過ぎにリモコンでテレビのチャンネルを変えていると映っていたりする。確かその1984年にNHKのアナウンサーを辞めてフリーになり、話題の人物だったので登場することになったのだろう。NHKを辞めたときは、担当していたニュースの最後に「私事で恐縮ですが・・・」と辞めることを伝えていたそうだ。

この3本のなかで思い入れがあると言えば「ゴジラVSビオランテ」になるか。「ゴジラVSビオランテ」と言えば自分的には、

 鈴木京香

なのである。

鈴木京香は無名の新人の頃で、役名は名字も名前もない「スーパーXII女性オペレーター」。自衛隊で対ゴジラ用ハイテク兵器を基地から遠隔コントロールして戦うチームの一員。自分が目にしたのもこの映画が初めてだった。
「えっ!この女優、いったい誰?」
と思った。

その後、どんどん有名になっていったから、時間がたつほど鈴木京香が「ゴジラVSビオランテ」のヒロインだったような錯覚が生じてきた。ちなみにヒロイン役の女優は田中好子である。

怪獣ものとかヒーローものは世間一般からするとマイナーな世界だが、そうした作品でまだ世間に広く知られていない女優を見たりして、その人が有名になっていったりすると、自分が人より先んじて見つけたという気持ちになって、それが嬉しかったりする。「自分が見つけた」感を感じるわけだ。でも、世間一般から見てマイナーとはいえ、劇場公開されたり、テレビで放映されたりすれば、それなりの数の人間が見るわけだから、同じようなことを感じる人間もけっこう多くいるのだろうけど。

もちろん、ファンになるのはその女優さんが自分の気持ちを引くようなキャラクターだからだし、自分の好みや感性との相性もあるだろう。それに加えて、広く知られる前から自分が注目していたということに喜びを感じるのだが、自分はどうもそうした性質の人間のようだ。

このような傾向のある人は昔からいるようだ。吉永小百合ファンのおじさんたち、いや、もう今はおじいさんたちだろうけど、いわゆるサユリストの中にもそうした人がいると聞いたことがある。吉永小百合が本格ブレーク前に「まぼろし探偵」というヒーロードラマ(自分が生まれるちょっと前から生まれた頃にかけてやっていたということだ)に出ていた頃からファンだったと自慢する人がいるということなのだ。自分が、「ゴジラVSビオランテ」のときから鈴木京香に注目してファンだったと自慢げに思いたい気持ちになるのも、これと同じようなものだろう。

 

さて、ここまでは夕方に書いておいて、晩は飲みに行く。今日は串揚げの喜多朗

最初の飲み物はビール中生。串揚げは8本コース。コース最初のアスパラが出てきた。

ビールが終わって地酒。どちらも初めて見る銘柄。左は山吹極、右は琵琶のさゝ浪。この2銘柄を飲み比べセットで。

8本コースが終わって、アラカルトでカキ(左)と小さなキャベツ(右)。

地酒が終わって焼酎にする。あやかし福助をロックで。串揚げはイカ(左)と牛肉(右)。

そのあとはママカリみりん干し。焼酎はもう一杯飲む。次は

カウンターの横のほうに座っていたお客さんと、マスターやママさんは芸能人の誰に似ているかという話題になった。その人が言うには、ママさんは宝塚の男役っぽいということだ。確かにママさんのヘアスタイルからそのように思えるのは分かる。

そういう話の流れの中で、自分が前から思っていたことを言ってしまった。ママさんはスタートレック・ディープスペースナインキラ・ネリス少佐(画像があるページならこちらこちらがいいと思う)に似ていると。でも、分からないだろうなとも一緒に言っておいた。スタートレックシリーズは日本では、名前ぐらいは知られていても、テレビシリーズの各シリーズや、映画についてすべて精通している人はあまりいないだろうから。

上の写真のようなカメラを向けてにこっと笑った表情では、あまり似ていると思えない。でも、ヘアスタイルからすると似ていると思える。ちなみに、キラ・ネリスのヘアスタイルは7年の放映期間でちょっとずつ変化しているので、すべての時点で似ているわけではない。そして、これは写真では分からないことだが、しゃべり方の感じが似ているのだ(日本語吹き替え版のほうだが)。

なお、ママさんはベイジョー人ではなく地球人なので、鼻骨のギザギザはない...なんてことも分かる人にしか分からないだろうけど(笑)。

 

さて、明日が3連休の最後。やっぱり年末年始に録画した映画を見てしまおうか。