行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2007年11月19日(月)の日記

2007年11月19日 | 日記

朝から風が冷たかったので、コートを着ていく。綿コートのほうでまだライナーは付けていない。ライナー付けてもいいような寒さだったから、一気に真冬になった感じ。今年は夏が長かった割に、こんなに早く冬の寒さが来たから、秋が短かった。

帰りは何を食べようかと思ったが、南行徳メトロセンターにあるとんかつのとんきに入る。10年あまり入っていなかったと思う。

自分が引っ越してきた1989年にはまだ南行徳にはとんきはなかった。

日曜日の晩飯を行徳駅近くのとんきで食べて、こんなおいしいとんかつ屋があるとはと感動した。前に住んでいた原木中山には大しておいしい店はなかったから。

南行徳にとんきができなのは1990年代の初め頃で、メトロセンターではなく、マルエツのところを行った先、今はhiroという飲み屋になっている建物にオープンした。そのころはよく食べに行った。

だけど、そのとんきはどうも雑なところがあったのだ。定食と一緒にビールを頼んでも、ビールのほうを忘れてしまって、いつまで経っても出てこないことが2度ぐらいあった。一度、スタミナ焼き肉定食を注文したら、炒め油が多すぎたのかべとべとで、しかもコショウもどさっとふりかけて多すぎという、つまりはおざなりなのが出てきたこともあった。

そのうち、メトロセンターのとんきが開店。そちらに行くようになった。駅から離れたほうはいつの間にか閉店した。

メトロセンターのとんきも最初はよかったが、そのうちおざなりなところが出てきた。客席のほうを注意している店員が誰もいなくて、いつまでたっても注文を取りに来ないということもあったりした。特に、柱でちょっと陰になるテーブルに座ると、「すみませーん」と呼んでもなかなか声が届かないし、いつまでも座ったままになってしまう。

やはり店はしっかりしたマネージャーがいて、全体を見ていないといけないのだが、おそらく自分が悪印象を持った頃のとんきにはそうした人がいなかったのだろう。

最後に行ったのはいつごろだったか覚えていないが、恐らくは10年以上は経っていると思う。そのときに出てきたご飯がぱさぱさのまずい飯。それ以来、行かなくなった。

多分同じころ、今の天善の前身の七福がオープンした。(ちなみに、七福の場所はその前にはそば屋で、カツ丼や天ぷら定食がおいしかった。)

七福もおいしいし、店の運営もしっかりとしているので、定食類を食べるときはそちらばかり行くようになったのだった。

なので、行徳雑学館を作った1999年頃はとんきは自分のお気に入りの店では全然なかったので、食の部屋に載せることもしなかった。

でも、南行メトロのとんきもその後、潰れることなく今まで続いて来ているし、お客さんも入っているから、恐らく店の運営も含めていろいろと改善したのだろう。それに七福(→天善)という同系統の店のライバルもできたし。やっぱり店には競争相手が必要だ。

今ちょうど松屋が高架橋の耐震強化工事で休業中。自分の晩飯処の選択肢が少なくなっていたので、今日の晩飯はどこにしようかと考えていたら、ふと、とんきのことが頭に浮かんだ。今はどういうふうになっているのか好奇心も湧いてきた。

今日食べたのはスタミナ焼き肉定食。昔、おざなりなスタミナ焼き肉定食を食わされたことがあったから、今はどうなのか見てみたいという気持ちもあったし、突然、真冬の寒さになったので、カロリーのありそうなものを食べたいというのもあったからだ。

客席係はおばちゃんと若い女の子。ちゃんと客席に注意を向けていた。出てきたスタミナ焼肉定食もちゃんとしたもので、油でべとべととかコショウ多すぎということもなかった。

かつての悪印象も時間とともに薄れてきたし、今回、まあいい印象だったから、これからはとんきもときどきは入るかもしれない。