行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2006年8月14日(月)の日記

2006年08月14日 | 日記

今日は朝から大停電

会社へ行こうとネクタイを締め終わってカバンにものを入れようとしかかったところで、テレビや蛍光灯が消えた。ブレーカーを見に行ったが上がったまま。マンション自体の停電かと思ったが、家にいてもしょうがないから、室内灯のスイッチを切の側にして出かける。ほかの部屋の人たちも外に出て「停電、停電」と騒いでいた。

道を歩いていくと、やはり家から出て街の様子を見ている人たちがいる。前方の信号機もライトが消えていた。どうやら広い地域の停電だと分かる。

東西線の高架上を電車が走っていたので止まっていないようだ。南行徳駅に着いて、いつもの時間の電車に乗る。ところが浦安に着いた途端に発車待ち。駅の放送が東京電力の変電所で停電と言っている。かなり大規模な停電のようだ。

しばらく止まった後、西船橋~葛西間の折り返しということになる。半分以上の人が電車から降りて浦安のホームで待つようだが、自分としてはとりあえず葛西まで行ってみる。

葛西のホームで待つ。自分が乗ってきた電車は西船橋へ折り返し、そのあとの2本の電車が着いて折り返す。ホームが人であふれそうになったところで3本目が着いた。そこでようやく全線運転再開のアナウンスが入る。電力会社からの供給が止まっていたので、総武線や京葉線、都営新宿線も止まっていたらしいから迂回もできない。しかし、浦安発車後に窓から見ると、道路の信号は復旧しているようだったし、とにかく葛西まで走ると言うことは、その先の復旧もそんなにかからないと判断する。葛西のホームで待っていたのは20数分ぐらいと思う。

会社へ着いたのは定時の30数分後。会社のビルも停電したらしいが、もう復旧していた。

今日は遅れた人も多かった。お盆の最中で全般に人が少なかったのがさいわい。再開後最初の電車はすし詰めになることが多いが、今回のは混んではいたがすし詰めではなかった。

昼休みにニュースサイトを見て原因が分かる。浚渫用のクレーン船が高圧線を引っかけたということだ。ずいぶんとドジなクレーン船がいたものだと思ったら、なんと、その現場は旧江戸川。東西線の鉄橋と舞浜大橋の間で、東西線のほうから4分の3ぐらい行ったあたりらしい。そんな近い距離のところで起こったということに驚く。

高圧線は故障に備えて、バックアップ用の線を並行して引いていたらしい。だが、あくまでも電線自体の故障の場合に備えてで、クレーンで引っかけられるような外部からの要因は想定外だったようだ。阪神大震災のときに、六甲山地と海の間の狭い地域を並行して走る3本の鉄道がみんな被災して交通が途絶えたということを思い出した。

さて、今日は帰りも早め。晩飯はなか卯山わさびそば

帰ってみるとテレビが付いていた。テレビの電源スイッチだけ切り忘れだった。HDDレコーダーやケーブルテレビのセットトップボックスのタイマー予約はちゃんと保持されていたから、家のあたりもそんなに長時間停電していたわけではなさそうだ。