<盛岡市の夕暮。北上川と岩手山。>
いろいろと寄り道したり、写真撮ったりしながら走ると、全長250キロの大河を一泊二日で走り切るのは難しい。ということが判明した。
と、先に言い訳をしておく。結局、本日は北上市の駅前を朝7時に出発して、4月下旬に桜を観に行った「北上展勝地公園」をまわって、「藤原の郷」「平泉」などに立ち寄ってから、進路を南東にとって本格的に北上川沿いの県道を辿った。
しかしながら、100キロ走っても、まだまだ石巻には遠いし、雲行きも怪しくなってきたので、(久々で尻の皮もひりひりしてきたし)東北本線の石越駅で輪行して、仙台まで帰って来た。以外に乗り継ぎがよく、石越駅16:13発で途中、小牛田(こごた)駅で仙台行きに乗り換え、仙台駅についたのは17:25だ。ということで、18時前には我が家にたどり着いた。
二日間の走行距離は215キロ。全長250キロの川であるが、寄り道したり、道を間違えたりで、川の長さよりも走る距離の方が長くなってしまう、ということがわかった。
次回はJRで石越駅まで行って、そこから、石巻湾を目指す。石巻で一泊して、牡鹿半島か松島をまわって仙台まで帰ってくる、というコースもオツかも。
ということで、旅の反省と栄養補給の為、近所の居酒屋に繰り出しま~す。
東北の大地に流れる北上川は250kmもあるのですね。
そして、岩木山はほんとうに美しい山様ですね。
よく、故郷の山河と言いますが、土地それぞれにたおやかに広がる河原の風景。
一つ一つ、訪れたくなります。
私のまちも、昔、石炭を運ぶ五平田舟が行き交っていた、一級河川、遠賀川が流れています。
たぶん、市民の中では、私が一番利用しているかも、、、。(笑)
石川啄木記念館も立ち寄りました。彼の言う「故郷の山河」というのは、まさに岩手山と北上川のことだったのですね。詩人の環境としては素晴らしいところで育ったのだな、と思いました。
身近にそういえる山や川がある人はいいですね。ソフィさんでいえば遠賀川。大宮育ちにはそれがない。