<ウオッカ2+コーヒー1のウオッヒーを発明したが・・・>
いつぞや近所の鰻屋に入った時の事。「珈琲焼酎」という張り紙が目に付き、鰻が焼けるまでそれで呑もうと思い注文する。ゲテモノと思っていた飲み物が結構おいしく、このアルコールはいままで成しえなかった、勉強や読書時のアルコールとなりえるのではないか、と酔った勢いで大きな発見をした、とあさはかにも思った。
そこで、家に帰った小生はさっそく、50度のウオッカ2とアイス珈琲1の割合で混ぜたものを陶器の容器に入れ冷蔵庫に寝かす。2日間熟成のあと、ロックで試した。この間の日曜日のことだ。さんざん、日本酒とワインを飲んだ後、思い出したようにこのウオッヒー(ウオッカ+コーヒー)をロックで呑む。つまみはビスケット。これがこのアルコールには絶妙にミート。「グビリとやってはバリッと齧る」を繰り返しているうちに、3合も呑んだろうか。わけが判らなくなって撃沈!気がつけば椅子にもたれて眠りこけている。気力を振り絞って二階の寝室のベッドに辿り着いて横たわる。
ここ二十年、どんなに呑んでも、もどしたり、頭が痛くなったり、翌日終日調子が上がらないという症状、つまり俗にいう二日酔いというものの経験をしたことが無い小生が完全に参った。恐るべしウオッヒーというしかない。参りました。ホント。水曜の夜になるが、いまだコーヒーと名がつくものを口にできないありさま。アルコールは呑んでいるが・・・。(これが不思議)