<Wi-Fiシグナルの由来壁画!?>
<Wi-Fiシグナル>
今回現地ガイドとして最初から最後までガイドをしてくれたのは「モモちゃん」。愛称は可愛らしいが50代の大柄な男性であった。カイロ大学出身で日本への留学経験もある日本語も日本の事もよくご存知の御仁で、わかりやすい解説をしてくれた。
そのモモちゃんがエドフ神殿にあったこの壁画がWi-Fiシグナルのルーツだと言っていた。Wi-Fi開発陣の中にエジプト人がいて、その人がこの壁画からWi-Fiのシグナルを提案して採用されたとのこと。この壁画は牛の骨を神様に捧げているシーンらしい。確かに、この”牛の骨”Wi-Fiシグナルによく似ている。似ているので、この話が後から出来上がったのではないかと疑ってもみたくなるが、モモちゃんは確信を持って語っていた。
もっともモモちゃんは、どんなこともエジプトにルーツがあると誇りたい人だ。パン、ビール、ワインはエジプト発祥の地ではあるが、彼がいうには日本の文化でも「七夕」「ありがとうという言葉」「ポルトガルから伝えられたカステラ」なども皆んなエジプトがルーツだと言っていた。
さらに、日本の皇室の「菊の御紋」もエジプト由来だというようなことも言っていた。4500年も前にあの巨大なピラミッドを築ける科学的知識や国力があった国なので、全てのことがエジプト由来と言われてもなかなか反論できるものではない。実際、菊の御紋は鎌倉時代(西暦1200年ごろ)に成立したとのことで、800年前ぐらいの話だが、エジプトの”16弁の菊”は数千年前のものなので、先に存在していたことは間違いないのだ。
恐るべし、エジプト文明!
というしかないか。
<エジプトの”16弁の菊”の紋章。モモちゃん曰く「日本の皇室の紋章の由来」というのだが…>
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます