<ワイルドカードシリーズ終了、ベスト8が出揃った>
昨日、パドレスがメッツに快勝し、地区シリーズへ進む8チームが出揃った。2戦先勝制ということもあり、勝ち上がったのは全て、初戦に勝ったチームだった。また、4チームのうち3チームはシードが下の、つまり、アウエイ球場での試合に勝ったのだった。シードの上のチームはホームアドバンテージを利用できなかった、ということになった(もしかしたら、ファンの大声援にかえって硬くなったのかも)。
明日からの地区シリーズ。勝ち上がってきたチームの”勢い”を、待っていたチームがどう迎え撃つかが見ものだと思う。勝ち上がってきたチームは勢いはあるものの、エース級の投手を既にワイルドカードシリーズで使ってしまっている。その点、待ち受けチームは第一戦からエースを投入できる。
第一戦の”待ち受け組”の先発投手はヤンキースはコール、アストロズはバーランダー、ブレーブスはフリード、ドジャースはウリアスというチームのエースが出てくる。これは有利かと思うが、”勢い組”がこのエース達を打ち込んで初戦をものにするようなことがあると、第二戦からは”勢い組”もエース級投手をつぎ込めるので、逆に有利になるかと。
地区シリーズは3戦先勝制ではあるが、初戦の勝ちはシリーズの行方に大きく影響するはず。明日の初戦4試合、非常に楽しみである。
なお、パドレスのダルビッシュは第二戦の先発のようだ。ドジャース・カーショーとの投げ合いになる模様。これもまた、見逃せない大一番ですナ。