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<行田「フライ(焼きそば入り)」>
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<モンゴル「ホーショール」>
先日のGRB(行田・歴史・B級グルメ)で食べた「フライ」。年輩の店主によれば「フライ」は「富来」と書き、「富が来る」で縁起がよく、もともとは中国から伝わってきたものだという。そこで思い出したのが、5月連休に練馬で行われたモンゴル祭で食べた「ホーショール」だ。これも小麦粉を練ったのに牛肉を入れ平べったく揚げたものである。「フライ」のルーツはモンゴルの「ホーショール」かもしれん、と思ったのだ。
以下はネットで調べた「作り方」
【フライの作り方】やや緩めに水で溶いた小麦粉を鉄板の上で薄く伸ばし、店舗によっても異なるが豚肉や長葱、干海老、切りいかなどお好み材料を載せて焼く
【ホーショールの作り方】小麦粉を練った生地でひき肉やたたき肉などを包み、油脂で揚げたもの
ちょっと、似てませんか。フライは“焼く”のだが、もともとはその名の通り“揚げて”いたのではないか。現にフライの変化形の行田B級グルメ「ゼリーフライ」は揚げ物である。「肉や野菜を入れて揚げる」のが本来のフライであれば、ますますホーショールに似てくる。中国に餃子や肉まん系は多々あるが、平べったくして揚げたものは見たことはない。
してみると、「フライのルーツホーショール」というのは案外ありえるかもしれない。もっとも、インドにもチャパティやナンなど小麦粉を練って平べったくして焼いたものやプーリーといって揚げたものもある。小麦文化圏であれば、平べったくして焼いたり、揚げたりするのは当たり前で、行田の「フライ」のルーツがどこかは特定するのは難しいとは思う。
しかしながら、小生的には「フライのルーツ、ホーショール説」を信じてみたい気分である。