萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

イチロー9年連続200安打達成!(108年ぶりに更新)

2009年09月14日 | 野球

<9月15日読売新聞から>

すごいですね。鈴木一朗選手。先日MLBでの2000本安打を達成したが、毎年200本では9年で2000本にはならない。10年かかる。「2000÷9=222.2」だ。イチローは年平均222本以上打っていた勘定になる。

2004年に大リーグ記録を262本で塗り替えたが、二番目に多かったのは大リーグ移籍初年度の2001年の242本だ。新人の最多安打記録を90年ぶりに更新した。相手投手や内野手がイチローの実力をなめていたこともあり、対応が不十分であったかもしれないが、一年目でこの記録はやはり凄い。警戒されるようになってから二年は数字が伸びなかった。二年目208本、三年目212本と、200をクリアするのに苦しんだ。どこをどう改善したのか、4年目は大リーグ新記録の262本を放った。(これは84年ぶりの更新だ!)

35歳になっても走力は衰えていない。40歳まで200本以上を打ち続けるのも夢ではないようだ。気になるのはマリナーズ自体の弱さである。野球はチームが勝たなければ意味が無い。イチローの記録達成は嬉しいが、チームが勝ってこそのプレイヤーである。個人成績がいくら優れていても、その楽しみは二義的なものだ。

イチローにしても、プレイオフに出場して活躍し、Wシリーズチャンピオンになるのを夢見ていることだと思う。毎年、後半になるとマリナーズは尻ツボミとなる。その為か、記録を達成したり、更新したりしても、イチローの表情はもうひとつだ。イチローの記録更新だけで経営している訳ではないだろうが、時に疑いたくもなる。イチローが移籍した2001年以来、地区優勝からは遠ざかっている。2010年こそは強いチームの牽引役としてのイチローの活躍をみてみたい。

たのむよ。マリナーズ!
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