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萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

2016 秋の草津温泉ミニ湯治 二日目。

2016年09月28日 | 山と温泉


<昼前から雨が降ってきた。今年は草津も雨ばかりの天気だそうだ。>

昨日午前中に草津に入ってひと風呂浴びて、カツ重&生ビールの昼飯後、宿に戻って布団にゴロっとすると、そのまま3時間ほど眠ってしまった。前にも書いたが、ミニ湯治ではよく眠れる。今日も朝湯に浸かってから、湯上りに薄めに作ったハイボールをちびちびとやっている内に眠くなり、一時間ほど朝寝。

起きて読書などをして時間を潰してから、昼前にひと風呂浸かって前回も来た蕎麦屋に入って「豚しゃぶセット」で一杯。降り出した雨の中を宿に戻って昼寝。またもや三時間ほど眠ってしまう。何でこんなに眠れてしまうのかよくわからないが、若いうちにこれを味わってしまうとナマケモノになるに違いない。隠居になってからやるべき「あそび」だと思った。ふと民謡「会津磐梯山」の一節を思い出した。

♪小原庄助さん 何で身上(しんしょう)潰したァ
朝寝 朝酒 朝湯が大好きで それで身上つぶした
ハア もっともだ もっともだ♪

口ずさんでから「朝寝 朝酒 朝湯」の順番に疑問をもった。「朝湯 朝酒 朝寝」の順番が正しいのではないか、と。朝起きてから湯に入り、湯上りビールなり冷酒を呑んでいい気分になったところで、布団にゴロっと転がるのが、順当な流れではないかと思ったのである。朝起きて、また寝て、酒呑んでから湯に入るのでは流れが悪い。第一、呑んでから湯に入るのでは身体にも悪い。歌詞を考えた人は「朝湯 朝酒 朝寝」など金輪際やった事のない人だったのだろう。


<前回来た時もいただいた「豚しゃぶセット(蕎麦付き)」。これは美味いぞ!>
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2016 秋の草津温泉ミニ湯治。

2016年09月27日 | 山と温泉

<湯畑のお湯の落ちる所>

今年2月から始めた「草津温泉ミニ湯治」。宿泊は三泊か四泊で安い素泊まり宿を確保し、巡る温泉はタダで入れる共同浴場中心、昼は外食するが夜は部屋で呑む、という安上がりを目指したのんびり湯治だ。今回で四度目となった。

手慣れてきた分、感動も薄まった気はするが、それだけに肩張ることもなく、リラックス出来る場になりつつある。安あがりの別荘を持っているような気もしてきた。もともと「心身の癒やし」を求めて始めたミニ湯治なので、段々その境地に近づいできたのはいいことだと、思っている。


<草津の中心地湯畑の近くにある共同浴場「地蔵の湯」。熱めで硫黄臭の強い、小生好みの湯である。>


<本日の昼メシ。昼前に草津に着き、さっそくひと風呂湯に浸かってから食べた「かつ重」。もちろん、生ビール付き‼️>


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トムラウシ登頂。

2016年07月31日 | 山と温泉

<トムラウシ山頂。残念ながらガスってた。>


<登山途中で絶景に出会う>


<登山途中の絶景その2>

三日前の29日に札幌を出たのだが、その時点では道内は大雨注意報が出ており、この天気は二、三日続くとされていた。あんまり雨が降るようだったら、登山は諦めて観光に切り替えようとしぶしぶ思っていた。ところが、どうだ。十勝岳の麓のキャンプ場に着くや雨は止み、翌日の十勝岳登山は始終曇ってはいたが、雨にもやられず、無事完登。

本日のトムラウシも下山途中で通り雨にやられたものの、無事完登。六合目辺りでは晴れ間も出て、絶景にも出会えた。勝手に「晴れ男」だと思っているのだが、今回もまた晴れ男ぶりが発揮出来たのだった。

いろいろと不安もあった今回の登山だったが、雨模様の中、予定通り「十勝岳」「トムラウシ」と百名山を連荘できたのはよかった。

これで、百名山残り16座となった。
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トムラウシの麓のキャンプ場到着。

2016年07月30日 | 山と温泉
トムラウシの麓のキャンプ場に到着したが、携帯の圏外なので場所を移動してブログを書いている。今日は朝4時から準備をして、午前中に十勝岳を登ってきた。頂上付近こそガスってはいたが、雨にもやられず無事下山できた。十勝岳の麓のキャンプ場のテントを撤収し、トムラウシの麓に向かった。約150kmの山道を走ってきた。クルマは便利だ。これから、テント張って酒呑んで明日に備えて寝ます。
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2016.06 草津ミニ湯治「最終日」

2016年06月24日 | 山と温泉
6月の草津ミニ湯治も今日で終わり。昼に宿を出て、草津温泉発12:25の長野原草津駅行きのバスに乗って草津を後にした。鈍行列車を乗り継いで帰って来たので家についたのは5時頃であった。

過去二回は3泊4日であったが、今回は始めて4泊5日で挑んだ。長い方がいいと思っていたのだが、天気も足の状態も悪かったので、部屋に閉じこもっている時間が多く、その間ほとんど寝ていた。ちょっと物足りない3泊ぐらいがちょうどいいように思えた。今回は美味しい店も何軒かみつけたし、熱い湯の入り方もなんとかマスターしたし、草津温泉との付き合い方を一歩進めることができたような気がする。帰りしなに9月と12月に3泊4日の予約を入れて来た。7、8月、10月、11月は旅の予定で忙しいので避けた。


<本日の昼メシ。草津にも板蕎麦があった。5人前とあったが、気合いをいれれば一人でも食えるのだ。>


<つけ汁はこの鴨汁と通常の蕎麦つゆの二種類でいただいた。山形三津屋の板蕎麦を思い出した。>
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2016.06 草津ミニ湯治「足湯」

2016年06月23日 | 山と温泉


<湯畑>

今日の草津は朝から雨。7時前に眠気を吹っ飛ばす為に、熱い湯に浸かりに行く。一発で目が醒める。部屋に戻って、禁断の湯上りビールを呑む。旨し。やめられませんナ。朝ドラの「とと姉ちゃん」は見たものの、その後は例によって睡魔に襲われる。ウトウト、熟睡含め二時間半ほど寝てしまう。

昼飯を食べる前にもう一度湯に行く。身体をシャキッとさせてから、草津湯畑界隈をぶらぶらと散策。雨は上がったが、平日のこの天気ではさすがに観光客はまばらである。しかしながら、湯畑の脇にある足湯はいっぱいだ。ここは、いついかなる時でも、いっぱいなのだが何故だろう?あまり、広くないからなのか、草津に行ったらとりあえず足湯、みたいな口コミが広まっているのか?不思議な現象である。

本日の昼飯は湯畑のそばにある龍燕という中華の店に入った。春巻と棒棒鶏をアテに生ビールを呑んで、五目あんかけ焼きそばで〆た。特に春巻が旨かった。


<本日の昼メシ。「五目あんかけ焼きそば」>


<ここの生ビールは注ぎ方が本格的で美味しかった。>
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2016.06 草津ミニ湯治 「眠り」

2016年06月22日 | 山と温泉

<湯畑の出口>

前にも書いたが、草津で温泉に浸かった後はよく眠れる。普段は睡眠時間の少ない小生なのだが、ここに来ると、朝寝、昼寝、夜寝合わせると10時間以上眠れてしまう。

♩昼寝をすれば、夜中に眠れないのはどういうわけだ〜♩

という井上陽水の歌があったが「昼寝をしても夜中も眠れてしまうのはどういうわけだ」と歌詞を改めたくなるほどよく眠れるのだ。

普段の生活で痛んでいた心体が、草津の湯に浸かることによって解きほぐされ、その痛みの素を体内から自然代謝させる為に「眠り」があるのかもしれない。今日も、地蔵湯の共同浴場に入って「豚しゃぶ蕎麦定食」を食べてから、宿に戻ってごろ寝で本を読もうとしたが、数ページ読んだら、睡魔に襲われ、三時間ほど寝てしまった。

ことほど左様に、ここに来ると多くの時間を眠りに割くことになる。その為、いつも読もうと思って持って来た本をほとんど読まずに持ち帰るハメになるのだ。


<本日の昼メシ。「豚しゃぶ蕎麦定食」。肉も野菜も美味しかった。出汁をはった鍋に、最初にニンニクひとかけ入れるのが斬新だった。出汁にニンニク風味が加わって、肉も野菜も旨さがアップした。>


<肉と野菜を食べた後はこの生蕎麦を出汁に入れて1分程茹でて、つけ汁でいただいた。これまた、美味かった。家に帰って、真似てみたい定食でした。>
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2016.06 草津ミニ湯治 「熱き湯の入り方」

2016年06月21日 | 山と温泉

<光泉寺から見た湯畑夕景>

昨日から、草津温泉にいる。先月に引き続きミニ湯治と洒落込んで4泊5日を過ごす予定だ。梅雨時期ではあるが、晴れ間が出たら草津白根を登るつもりだったのだが、一昨日日曜日の野球の試合で右ハムストリングを痛めてしまった。思っていたよりも軽症のようでひとまずは安心したのだが、登山できる状態ではない。じっくりと温泉治療するしかなさそうである。

今日は朝5時に宿の近くの共同浴場にいった。他に人はおらず貸切状態であったが、湯が異常に熱かった。何回も桶で身体に湯をかけ慣らそうとするが、なかなか身体を湯に入れられない。水道の蛇口をひねって水を入れ、なんとか気持ちぬるくなったような気がして、一気に身体を沈めた。

すかさず、持って行った三分間の砂時計をひっくり返す。非常に熱い。身体中がぴりぴりする。少しでも動くと湯が皮膚に喰いつくような痛みが走る。こんなに熱いのは異常なのではないか。草津白根山噴火の前兆じゃないか、などと考えつつ、砂時計を見るが、対して減っていない。あと二分はありそうだ。

こうなったら何も考えず、頭の中を真っ白にして、ただ時間の経過を待つしかない。

「心頭滅却すれば火もまた涼し」

と言うではないか。この「心頭滅却」作戦によってなんとか三分間持ち堪えた。湯から上がって、脱衣所で一息入れていると、地元の人が浴場に入ってきた。この人がこの熱湯にどう対処して入るのか、興味があったので、それとなく盗み見していたのであるが、湯を二、三回身体にかけただけで、躊躇なくザンブと湯に身体を沈めたではないか。

恐るべし、草津人。あの程度の熱さは彼等にとっては普通なのだ。草津白根噴火の前兆では無かったのだ。この入り方を見て、勇気づけられ、昼も夜も熱い湯にザンブと身を沈め心頭滅却したのであった。


<本日の昼メシ。温泉に浸かった後、お蕎麦やさんに入って、舞茸の天ぷらをアテに湯上がりビールを愉しんだ。>


<〆は「カレー南蛮蕎麦」このつゆはコクがあってピリッと辛くて美味しかった。>
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雲仙普賢岳登山

2016年06月03日 | 山と温泉

<雲仙普賢岳山頂。奥の山は「平成新山」普賢岳よりも約120m高い。>

5月30日に雲仙普賢岳に登って来た。本来は前日29日に登る予定であったのだが、雨の為に翌日に延期した。そのおかげで非常に天気のいい日に登る事ができた。この山頂からは、平成2年~7年の5年間の火山活動で出来た「平成新山」を間近に観ることができる。普賢岳の標高1359mに対し、5年間の火山活動で出来た“新山”は1483mにも達し、普賢岳よりも124mも高い山となった。出来立てのほやほやの為か、まだ、頂上付近からは湯気のような煙が出ていた。

ニ十数年前にできたばかりなので、まだ植物も生えていないように見えるが、ズームで拡大してみたら、ところどころに植物が生えていて、雲仙を代表するミヤマキリシマも咲いていた。ミヤマキリシマは火山ガスに強く、他の植物では生育できない環境でも群落を形成できる得意な植物だそうだ。火山活動によって裸地(らち)になった平成新山であるが、長い年月をかけて森に戻っていくのだろう。ここ普賢岳一帯は自然の驚異とたくましさを実感できる場所であった。


<平成新山の頂上付近からはまだ煙が出ている>


<平成新山は一見、裸地に見えるが、>


<ズームで拡大すると、ミヤマキリシマを始めいくつかの植物が育ちつつある>


<ミヤマキリシマ>


<霧氷沢。約6000年前にせりあがった溶岩ドームを植物が覆ってできた奇岩群。平成新山もやがてはこうなるのだろうか。>

25年前の今日(6月3日)、午後4時過ぎこの雲仙普賢岳で大火砕流が発生し、猛烈なスピードでふもとの集落を襲った。この火砕流で警戒中の消防団員と警察官、報道関係者、火山学者ら43人が死亡するという大惨事が起きた。報道関係者の中に小生が学生時代に大変お世話になったサイクリングクラブの先輩K氏(当時35歳)もいた。

普賢岳登山の前日に「平成3年雲仙普賢岳噴火災害犠牲者追悼の碑」を訪れ、K氏が大好きだった酒を一合ほど、碑にかけて供養してきた。「いつか行こう」と思っていたが、25年も経ってしまった。「遅せーよ」と小言を言っているような気がした。


<「平成3年雲仙普賢岳噴火災害犠牲者追悼の碑」。被災地のそばの公園内にある。>
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3泊4日の温泉と山の旅。

2016年05月31日 | 山と温泉

<普賢岳山頂から平成新山をのぞむ>

3泊4日の久留米~雲仙温泉~普賢岳登山の旅を終えて、本日17時頃、大宮に帰って来た。いつもの事ながら、終ってしまえばあっと言う間の4日間であった。久留米在住の“呑み同志”S田氏のおかげで、いい旅ができた。家に帰って一杯やっていたら、寝てしまいこの時間(午前零時直前)になってしまった。旅の詳細は明日にでも。
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雲仙温泉へ。

2016年05月29日 | 山と温泉
昨日久留米の呑み同志S田氏の家に泊まって、本日は彼の車で雲仙温泉まで来た。途中長い間「行かねば」と思っていた「平成3年雲仙普賢岳噴火災害犠牲者追悼の碑」に寄った。ここは学生時代に大変お世話になったK田先輩が、火砕流に巻き込まれて亡くなった地である。いつかは行こう、と思いつつ25年が経ってしまった。K田氏の大好きだった酒を一合、碑にかけて供養してきた。

S田氏のおかげで、念願の思いが叶った。ありがたし。今日は生憎の雨だったが、明日は晴れる予報。普賢岳に登るつもりだ。


<今日の昼メシ。島原で食べたご当地名物「具雑煮定食」。出汁が効いていて美味かった。>
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2016.05 草津温泉ミニ湯治 その4「食」

2016年05月16日 | 山と温泉

<草津温泉湯畑>

今回の三泊四日のミニ湯治も1泊素泊まり3千円の宿を利用。この宿は共同ではあるが、冷蔵庫、トースター、電子レンジが使用できる。二回目の今回はこれらを活用して食費を切り詰めてみた。まず、「部屋呑み用」にキンピラゴボウとポテトサラダを家で作って弁当箱に詰めて持って行った。そして宿に着いたら、近所の酒屋とスーパーに買い出しに行き、ビール、日本酒、芋焼酎、バターロール、トマト、串カツ、コロッケなどを買って来た。酒類、トマトは即冷蔵庫へ。

そうしておいて、共同温泉浴場へ行ってひと風呂浴びた。部屋に戻って、湯上がりビールを楽しむ。最高ですナ。夜は、持ってきたキンピラゴボウ、買ってきた串カツやコロッケをトースターで温めて酒のアテとし、〆はバターロールをトーストして、ポテトサラダやコロッケ、トマトなどを挟んで食べた。結構満足な夕餉となった。

食事は宿でもたのめば用意してくれる。朝食500円、夕食700円と非常に安い。夕食だけ一度たのんだが、700円にしてはおかずの種類が多く、これらをアテにコップ酒を二杯ほどやってから、最後にご飯とみそ汁をもらって、残ったおかずで食事した。普段は夜は炭水化物はとらないようにしているのだが、美味しかったので、ついつい、二杯食べてしまう。

昼は折角観光地に来ているので、蕎麦を食べたり、洋食を食べたりもした。健康の為にミニ湯治に来たつもりなのだが、温泉に入る度にビールを呑んだり、美味しいものを食べたり、あまり健康には良く無い生活をしていたようで、家に帰ったら、2キロはウエイトオーバーになっていた



<家で作って持って行ったキンピラゴボウとポテトサラダ。これは結構役にたった。>


<宿の700円定食。これにご飯(おかわり自由)とみそ汁がつく。>


<温泉に入ってから蕎麦屋へ。当然ながら、この蕎麦を食べる前にビール&冷酒をひっかけている。>


<洋食屋「ドングリ」のドングリ風ハンバーグ。ボリュームがあって美味しかった。これを食べきるのに生ビールだけでは間に合わず、赤ワインもたのんでしまったのだ。>



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2016.05 草津温泉ミニ湯治 その3「遅咲き」

2016年05月15日 | 山と温泉
湯畑の南側の高台にある光泉寺の境内に「遅咲き如来」という釈迦堂がある。お堂の前の説明書きにはこう書いてあった。

元禄時代東大寺公慶上人の作として伝えられていた釈迦如来は、平成十七年の調査により、そのことが事実であると証明されました。以来三百年を経て世に出た仏様であることから、「遅咲き如来」として地域の人々に改めて信仰されております。今まであまり花を咲かせられなかった方々、これからもう一花咲かせたいと願っている皆様、是非お参りし、願いを叶えていただきます様祈念申し上げます。

うーむ、今まであまり花を咲かせられなかったし、これからもう一花咲かせたいと願っている小生にとってはまたとない如来様である。すぐさま、お賽銭を入れて祈願いたした次第。みれば、大宮辺りではとっくに散った桜がまだ花をつけているではないか。標高1200mの高地であるとはいえ、これは吉兆以外のなにものでもない。ありがたや。


<湯畑の南側の光泉寺境内にある「遅咲き如来」様>


<境内の桜もピークこそ過ぎたがまだしっかり花をつけている>


<天狗山第一駐車場の桜。こちらはまだ花見ができそう。>
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2016.05 草津温泉ミニ湯治 その2「草津 温泉らくご」

2016年05月13日 | 山と温泉

<この日の話は二つ目の瀧川鯉津(たきがわ こいつ)。目の前は温泉だ。>

夕方、居酒屋で一杯やった後、宿に戻るべく湯畑の脇をぶらぶら歩いていると、これから落語が始まりますとアナウンスしている、女性の呼び込みに出くわした。誰がやるのかと聞くと「瀧川鯉津」です、という。毎月、三宅坂の国立小劇場で行われる落語研究会の常連(先月からではあるが)である小生も聞いたことのない名前であった。だたし、名前から言って師匠は「瀧川鯉昇(りしょう)」だろうと推測。この師匠の方は知っているし、ファンでもある。ということで、千円払って聴くことにした。

昼間は草津温泉名物「湯もみショー」をやる会場での落語で舞台の目の前は温泉がはってある。会場は硫黄臭が漂う、狭い所で、観客は三十人ぐらい。温泉の周りを取り囲むようにして席が設けられている。瀧川鯉津の話だと落語家仲間ではこの会場を「プールサイド」と呼んでいるとのこと。

話は「動物園」と「時そば」だった。結構楽しめた。どんな会場でも演じきる落語家という人たちの根性に感銘を受けた。毎日ここで、誰かしらが夜8時からやっているという。ここで聴いた若手がやがて落語研究会の方にも出てくるかもしれない。機会があれば、これからも通ってみようと思ったのだった。
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2016.05 草津ミニ湯治 その1

2016年05月12日 | 山と温泉

<光泉寺から観た湯畑。いつもは人でごったがえしているのだが、この時期は疎らである。>

実は昨日から草津温泉に来ている。ひとつの温泉地に二泊以上するのはどんなものかと、今年の二月に草津に三泊してみた。その時に思った。温泉地でのんびりすることは、現世の極楽のうちのひとつではないかと。で、連休明けのこの時期なら草津温泉も空いているだろうと思い、今回も三泊四日の予定で訪れたのである。

二月下旬は学生達の卒業旅行だとかアジア系外国人で結構賑わっていたが、GW明けのこの時期はさすがに空いている。気候も標高1200mの高地なので、首都圏のような初夏の暑さはなく、ひんやりとしていて空気も清々しい。温泉にじっくり浸かって汗が吹き出ても、外の風に当たっているうちにやがてひく。温泉に浸かった後は部屋にもどってゴロ寝。朝も昼も夜も何故かよく眠れる。普段睡眠時間の少ない小生が日に10時間以上は眠っているのだ。

そして、なんといっても湯上がりビールは格別だ。これもまた、現世の極楽のうちのひとつであることは間違いない。

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