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萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

図書館利用初めて丸二年。

2015年12月15日 | おすすめモノ

<今日現在借りている本>

二年前の暮れから家の近くの市の図書館を利用しだした。さいたま市内には図書館が全部で24か所あり、そのどこかに在庫があれば、予約することで小生の最寄りの図書館まで運んできてくれるサービスがある。もちろん、家のパソコンやiPhoneからも予約でき、合計30冊まで借りられる。この二年間利用してみて感じた利点は以下の通り。

<こんな本を借りることが出来る>
 ・廃刊になってしまっていて読みたくても読めなかった本
 ・面白そうだが、買うまでもないと二の足を踏んでいた本
 ・読書中に気になった文献
 ・テレビで刺激を受けた事柄に関する本
 ・ちょっとみたいだけの図説系の本
 ・登山や旅行の参考にしたいマップやガイドブック

などを気楽にオーダーできる。全部読む必要は無く、気に入らなければ返せばいい。逆に、気に入った本なら、改めて購入し書斎に並べたり、書き込みを入れたりすればいい。買ってはみたものの読まずに積んである、いわゆる“積読本”は我が書斎にも結構ある。そういう、積読本を排除でき、気に入った本だけで書斎を埋めることができるのだ。ガイドブック系は必要な所を書き出して活用、旅行ガイドならそのまま旅に持って行けばいい。

<その他利点>
 ・なんといっても、以上の選別や活用が、無料でできるのが凄い
 ・家から図書館まで歩いて5分
 ・図書館内をブラブラして時間をつぶせる(新聞・雑誌も豊富)

さらに、最近では学習スペースを借りて、勉強らしきことを始めた。家でやると、テレビやパソコンにのめり込んで集中できなかったり、余計な飲食をしたりしてしまう。図書館内は飲食禁止だし、集中できる。参考文献も豊富にあるし。

今後とも大いに利用する所存である。
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風邪の予防に

2014年01月10日 | おすすめモノ
寒い日が続きますナ。つまらん、風邪をひかないようにと思って、寝袋を出した。ベッドに寝袋を敷いて潜り込み、その上に毛布と掛け布団をかけて寝る。毎年、この極寒時期におこなっている風邪予防である。こうすると、ふとんをはねのけて寒い思いをしなくてすむし、なんといっても暖かく、よく眠れる。難点は寒い朝など、なかなか寝床から出たくなくなることである。
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図書館利用は便利なのだ

2014年01月07日 | おすすめモノ


昨年暮れから家の近くの市の図書館を利用しだした。結構これが便利。さいたま市に図書館は全部で24か所あり、そのどこかに在庫があれば、予約することで小生の最寄りの図書館まで運んできてくれるサービスがある。もちろん、インターネット予約もできる。

「廃刊になってしまっていて読みたくても読めなかった本」
「面白そうだが、買うまでもないと二の足を踏んでいた本」
「ちょっとみたいだけのガイドブック系」

などを合計30冊まで手軽に借りられる。気に入らなければ、読まずに返せばいい。逆に、気に入った本なら、改めて購入し書斎に並べたり、書き込みを入れたりすればいい。買ってはみたものの読まずに積んである、いわゆる“積読本”は我が書斎にも結構ある。そういう、積読本を排除でき、気に入った本だけで書斎を埋めることができるのだ。ガイドブック系は必要な所を書き出して活用、旅行ガイドならそのまま旅に持って行けばいい。なんといっても、以上の選別や活用が、無料でできるのが凄い。

また、再読の際に、自分で持っている本でも、古かったり字が小さかったりしているのを最新版の読みやすいものを借りて読む、なんてこともできる。考えれば、まだまだ、活用方法はいろいろありそうである。
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毎朝楽し「ごちそうさん」

2013年11月27日 | おすすめモノ
「あまちゃん」に代わって10月から始まったNHKの朝ドラ「ごちそうさん」を毎日楽しく観ている。「あまちゃん」も面白かったが、今回の「ごちそうさん」も負けず劣らず面白い。テーマソングゆずの「雨のち晴レルヤ」も軽快で心に響くいい歌だ。ついつい口ずさんでしまう。

もともと主役の杏ファンということもあるが、ヒロインめ以子とそれを取り巻く周りのキャラクターも皆、味わいがあってオモロイのだ。堅物の夫の「悠太郎」、いじわるな出戻り小姑「和枝」、彼女と対立する芸者上がりの後妻「静」、唯一の味方と思われる妹の「希子」。ただでさえ、ややこしい家庭事情に振り回されている所に、肉屋の玄太との浮気騒動、死んだと言われていた義父のお見合いへの乱入、東京から駆け落ちしてきた小説家と女学校時代の友人桜子、と次から次へとめ以子に厄介が降りかかる。

どんな目に会おうがめ以子流に解決し、いずれはテーマソングの如く雨のち晴れるのだと思うが、どうやって“晴レ”にするのかが、見どころである。雨が激しい程、晴れは待ち遠しいものだ。

頑張れ!め以子!
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鴻巣花火大会!

2012年10月02日 | おすすめモノ


昨年に引き続き、鴻巣花火大会に行って来た。撮影用にミニ三脚を持って行ったのだが、カメラにセットしようとしていたら3本の足の内一本が折れてしまった。二脚では使いものにならぬ。安物はだめである。仕方なく、今年も手取りでチャレンジした。多重露光機能も使って、昨年よりはまあまあうまく撮れた。

















鴻巣駅から会場までは40分前後歩く。アクセスはよくないが、歩くのは嫌いではないので小生は苦にならない。今年も呑み同志S二郎氏が予約席を取っておいてくれたので、ギリギリに行っても近くで観られた。18時半から20時半過ぎまで約二時間、次々と上がる花火を観ながら酒を呑んだ。いいね。年に一回の贅沢だ。来年も必ず来たいと思った。

帰りは同じ道を戻ったのだが、来る時よりも近く感じた。もっとも、小生とS二郎氏は途中の呑み屋でひっかかって一杯やってから帰った。結果的に道や電車が空いてから帰ることになった。

いい秋の夜でした
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弁当持参。

2012年01月12日 | おすすめモノ


いつの頃からか(たぶんこの1年ぐらい)、会社にほぼ毎日弁当持参で行っている。理由はいろいろあるが、大体以下のようなことが要因である。

◇会社の食堂の飯に飽きた…350円で日替わり定食が食べられ、カレー、麺類なども用意されているが、毎日だとさすがに飽きた。

◇会社の食堂で並んだり、食べ残したものを捨てるのがどうも好きになれない…まず、食堂配膳部に並ぶのがあまり好きではない。貴重な昼休みが減るのと、監獄か軍隊で飯をくってるような気分がするからだ。(どちらも、経験はないのですが…イメージですね)また、余った味噌汁や食べ残したものを捨てるという行為にも抵抗がある。

◇会社のまわりの外食にも飽きた…会社の周りに食堂、パン屋などがあるが、比較的遠く貴重な昼休みが減るのと大して旨くないので、この選択もあまりしたくない。

◇中学、高校の頃の弁当は旨かった…"おふくろの味"ということになるのだろうが、食べ盛りでもあり、野球部でもあり、とにかく冷たい弁当でも旨かった。高校時代は昼休みまでもたず、2時間目か3時間目の休み時間、もしくは授業中に無くなっていた。ということで弁当には愛着があるのだ。

◇以前も何度か弁当持参はやっていた…しかし、断続的であり継続的ではなかった。また、仙台、大宮間の2重生活時代は自炊すると食べ物が余ってしまい、結果的に捨てることが多かったので毎日弁当持参、というわけには行かなかった。

◇朝飯は食べない主義…1年半前大宮に戻ってきて、夜のツマミを自分で作るようになると、朝飯は食べない主義なので、材料を余らせないためにも弁当持参は必要となってきた。朝飯を作って食べる時間があれば、弁当は作れるのだ。

◇意外と簡単だった…「冷蔵庫で冷凍、レンジで解凍」この文明の利器で弁当作りは簡単。10分もあればできる。

◇弁当のおかずになるもの
 ・会社の帰りに弁当用お惣菜を買ってくる。(これが楽しみのひとつになっている)
 ・スーパーで冷凍モノ(シューマイとかミニハンバーグなど)を購入しておく
 ・夕食に作ったモノの余りを冷凍しておく
 ・最近では"おでん家"のおでんが重宝している
 ・弁当持参前は結局悪くなって捨てていた「鮭そぼろ」「野沢菜」なども弁当に詰めることで無駄なく利用できるようになった。

<シュウマイ・タマゴ弁当。下の仕切りの左側にはおでん家のおでん、右はイタリアン三色旗(左の緑は野沢菜、右の赤は鮭ほぐし)

「会社の食堂の飯はまずい、近所の食堂は高くてうまくない」と嘆いている人が多いが、本当に旨いものを食べたければ"人任せ"、"人頼"みではダメである。自分で努力せねば。これは、食い物だけの話ではないだろうが…。


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お粥。

2012年01月08日 | おすすめモノ

<写真奥は伊賀焼きの土鍋。中間の惣菜は左から、野沢菜、梅干、海苔、手前は左が餡、右お粥>

一日断食後に食べるお粥。30数時間ぶりに食べる固形物なので、ことさらに旨い。この楽しみが無ければ、一日断食という苦行は到底やり続けられないと思っている。時間をかけて手作りで作る。一日断食は2005年から週一ペースで行っていて、昨年までで7年間351回実施した。ということはお粥の方もほぼそれだけの回数作って食べていることになる。

作り方はいろいろ試したが、今やっているのは、2011.07.20にNHK「ためしてガッテン」で放送された、京都の有名なお粥の店のやり方とほぼ同じ方法。

【お粥の作り方】(一人前)
※さらさら状のお粥が好みなので水は多め。

 ・米100gをといだ後20分間ざるにあげておく
 ・伊賀焼きの三合炊きの土鍋(上の写真)に水800mlを入れ、強火で
  しっかり沸騰させ、米を入れて2~3回優しく混ぜる。※ふたはしない。
 ・米を入れて3分後中火にする。この後も米が片寄ってきたら混ぜる。
 ・米を入れて11分後、お湯を100ml入れて優しく混ぜる。
 ・米を入れて15分後、鍋肌をなでるように混ぜ、火を消し、ふたをして
  5分ほど蒸らす

【餡の作り方】
 ※はじめの内はちゃんとカツオと昆布でだしをとって作っていたが、以下の方法でも十分。

 ・濃厚タイプの万能だし汁大さじ1と水80mlを煮立てる。
 ・片栗粉小さじ四分の三をだし小さじ1.5で溶いておく。
 ・煮立ったら、だし溶きの片栗粉でとろみをつける

【食べ方】
最近は塩と海苔と梅干、香の物、そして餡でいただく。塩と海苔は海の恵み、お粥と梅干と香の物は大地の恵み。塩や香の物は旅行のついでに買ってきたものを使ったりすることもある(京都のゆず塩、ひのな漬け、日本海の藻塩など)。香の物はいろいろ試したが、野沢菜やきゅうりの古漬けなどを細かく刻んだものが、食感も風味もよい。

 ・最初はお粥だけを一口
 ・次に塩だけで食べたり、餡だけで食べたり
 ・海苔と餡、香の物と餡、梅干と餡などを楽しむ
 ・最後はミックス

というように、段々味を濃くして食べている。

一日断食後なので、じっくりと作り、じっくりと味わうようにしている。大変な“しあわせ”を感じるひと時である


<野沢菜と餡>


<ミックス=野沢菜、梅干、海苔と餡>
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観てきました「ステキな金縛り」

2011年11月23日 | おすすめモノ
今日は勤労感謝の日でお休み。前から観たかった、三谷幸喜監督・脚本の「ステキな金縛り」を観てきた。久々に笑いっぱなしの2時間余。実に面白い映画だった。深津絵里、西田敏行、阿部寛、中井貴一など名優たちがそれぞれに味を出し、観応え、笑い応え、申し分無い内容だった。

笑うだけでなく、ちょっぴり泣ける場面もあり、娯楽映画とはかくあるべきか、と思わせた。いい映画を観るとその日が充実した一日になる、という体験を久々に味わったのだった。
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ベトナムで買った“お椀”

2011年10月26日 | おすすめモノ

<これが、ベトナム式“お椀”だ。>

芋煮会で使ったマイお椀に対する問い合わせが殺到
したわけではないが、紹介しておきます

大きさは日本の汁椀とほぼ同じ大きさだ。片側に箸を通す穴が開いていて、そこに箸の先端を通すと上の写真のような状態になる。ベトナムに行った際にこの器を使って食べたことはなかったので実際にはどう使うかは不明だが、食卓で箸置き代わりに椀にさしておくのだと思う。これを芋煮会など野外で呑み食いする時に重宝するだろう、とアタリを付けたのはドラゴン氏である。さすがに目の付け所がいい。

例えば、野外で立ったまま片手にジョッキを持って、残る手でお椀なり皿なりを持った場合、箸の置き場に困る。椀や皿の上に載せてそっと水平に保つようにするか、ジョッキの手の方の指に挟んでおくか。いずれにせよ不安定な状態になる。このお椀ならば、箸を椀にさしておけば、少々傾いても落ちることはない。ジョッキを呑む手は呑むためだけに使える。酔って水平感覚が鈍っても、少々のことなら大丈夫。まことに呑み助にとってはいいアイテムである。

ただ、難点がひとつ。穴の位置を意識しないと、そこから汁が漏れることがしばしばあった。汁が熱い場合にはヤケドに注意が必要だ。それ以外は概ね快適に使えた。今は亡きドラゴン氏の“思い”をひとつ叶えてやることはできたが、氏があの場にいなかったことはやはり寂しかったし、理不尽を感じた。

写真の左側の椀が氏へのお土産として買ってきたものなのだが、改めてみるとトンボの絵柄である。亡くなった我が子を想い続けて歌ったとされる千代女の、

 とんぼつり 今日はどこまで 行ったやら

を天国のドラゴン氏に贈りたい。
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嗚呼、クラス会!

2011年03月10日 | おすすめモノ


先週土曜日のこと。14時~16時まで野球の練習をした後、浦和で行われた高校1~2年のクラス会に出席した。当時、小生の高校は1~2年まではクラスが同じだった。往復ハガキが来た時、正直言ってもう50過ぎのオジサン、オバサンに今さらあって何の話があるのかと、あまり気乗りしなかったのだが、人のススメもあり行くことにしたのだった。

ところがである。これが意に反して楽しかったのだ

53年間の人生の内の16~17歳の二年間の記憶なんてものは、脳の奥の奥にしまい込まれてしまっていて、現実性に乏しい塊になっていた。しかし、会場に行って皆と話しているうちに、その脳の奥の硬い部分がじわじわと溶け出し、ありありとそのころの気分、シーンに浸れるようになってきたのだ。

53年という月日が刻んだ疲れなり皺なりが、お互いの顔から取れてくるような気がして、最初こそ誰だったっけ?と思っていた奴の顔と名前がたちまち一致してくるから不思議なものだ。若返ったのかもしれないし、タイムスリップしたのかもしれない。まさしくファンタジーな世界へと入り込んでいけたのだった。

 小生の高校時代は確実に実在していたのだ。

もう、記憶の奥に閉ざされていて開くこともないと思っていた重い扉が彼、彼女等によって、押し開けられたのである。現実としてありありと目の当りできたのである。なんと、面白かったことか。

四十数人のクラスだったが、今回23人もの参加があった。これも以外であった。一次会では飽き足らず、二次会にも殆んどのメンバーが参加し、昔話に花が咲いた。小生がこの会の面白さを強調し、あんまりはしゃいでいたので、次回幹事に任命されてしまった。もっとも、望むところではある。来月にでもやったるかい
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その数“6000”

2010年09月14日 | おすすめモノ


愛用しているサイクルメーター、ブリヂストンサイクル製のemetersの積算距離が6000キロに達した。昨日、家に帰った時点で5998キロになっていたのに気が付いた。今朝の通勤途上で確実に6000キロの大台に乗ると思い、カメラを用意して満を持して走り出した。

家から1キロちょっと走ったところで、「5999.9」の表示になる。ちょっとは緊張したが、「6000.0」になってから百メートルの間に写真を撮ればいいのだから余裕はある。やがて、その6000になったところでストップして写したのが上の写真。

2008年3月に取り付けたので約二年半(30ヶ月)で6000キロである。1ヶ月200kmか。一日平均6.5km。思っていたより走っている気がする。仙台時代にはあまり走っていなかったと思っていたので、この数字は結構驚きだ。最初の頃、まとめて走ったのが効いているかも。もっとも、emetersのサイトを見ると度肝を抜かれる。

1位の大阪府の「レッドくん」という人は今年だけで27,739キロ、通算では86,979キロ。地球二周以上だ。一ヶ月平均3,000キロ、一日平均100キロだ。小生のエッチラオッチラの30ヶ月分などは、ものの2ケ月でクリアだ。なんともはや、とんでもない人がいたものだ。しかも、この人、プロのレーサーでもなく、普通の勤め人のようだ。

ちなみに小生の順位は829位。全然、お話しになりませんナ
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五代目「LAMY 4色ボールペン」

2010年09月09日 | おすすめモノ


いつの頃からか、「ドイツ製 LAMY 4色ボールペン」を愛用している。定価は10,500円であるが、通販では25%オフで買える。それでも、7,500円だ。ボールペン一本分としてはいいお値段であるが、4色あるわりには細いボディと質感のいいデザインが気に入ってる。書き味もいい。また、インクの色合いも“ゲルマン魂”や“黒い森の精”が混入されているのか、赤、青、緑とも渋みがあって実にいい。

それぐらい気に入っているので、何処へ行くにも持って歩く。会社、出張先はもちろん、自転車の旅、普通の旅、海、山、夜の街など。どこでもだ。だが、これが災いして、過去に3本紛失している。2本は夜の街、1本は出張先だ(これも夜の街の疑いが濃い)。いずれも、泥酔もしくはそれに近い状態の時である。

失くす度に、

「俺のようなだらしない奴の持つモノではない。おまえなんざ2~300円の安い奴でたくさんだ!」

と思い、しばらくは安物で過すのだが、質感の安っぽさ、書き難さ、深みのない色、などにイラつき、ついつい購入してしまうのだ。

“四代目”は珍しく失くさずに2年以上使っていたのだが、先月(8月)初旬に壊れてしまった。修理に出しても何千円かは取られるだろうと思い、泣く泣く“五代目”を購入した。

“初代”を買ったのはいつか。よくよく考えてみたら、斉藤孝著「読書力」という本の影響で3色(赤・青・緑)ボールペンを使うようになって以降だということを思い出す。本を読んだのは2003年1月11日だ(読んだ書籍の最終ページに日付を書くことにしている)。最初は安物を使っていて、もっといい4色ボールペンはないものかとネットで探し当てたのが「LAMY」だった。

仮に“初代”購入が2003年8月とすれば丸7年で4本使ったことになる。21ヶ月で1本。7,500円を21で割ると357円だ。一日当り約12円。そう考えると別段高い買い物ではないように感じてきた。

ま、そうはいっても長持ちするのに越したことはない。“五代目”は3年でも5年でも持つよう大事に使おう、と思ったのであった。
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「いいちこフラスコボトル」をデカンタに

2010年04月26日 | おすすめモノ

<中身のショウチュウを呑んだ後は、赤ワインのデカンタとしてシヨウチュウ(使用中)。>

「下町のナポレオン」で有名(?)な「大分麦焼酎いいちこ」のバリエーションの中に、「いいちこフラスコボトル」というのがある。720mlで2700円と“下町の焼酎”にしてはいい値段ではある。しかしながら、普通の「いいちこ」よりもアルコール度数が高く30度ある。また、香りも味もよく、美味しい。

しかも、器が“フラスコ”にコルク栓と洒落ている。呑み終えた後は「理科の実験」に使ってもいいが、ワインのデカンタとしておすすめしたい。ご存知のようにワインは栓を抜いてデカンタに移し、空気に触れさせることで旨みを益す。デカンタには寸胴タイプのものもあるが、フラスコのように空気に触れさせる面積が広い構造の方が適しているのだそうだ。

この「いいちこフラスコボトル」を酒屋で見つけた時は、中身よりもこのフラスコに魅せられた。呑み終えた後にデカンタとして使うこともその時にひらめいた。購入動機は中身ではなく、器といってもいいぐらいだ。

「器を買ったら、美味しい焼酎がオマケでついていた。」

という感じだ。さっさと麦焼酎を堪能して、今は赤ワインのデカンタとして活躍してもらっている。白ワインか日本酒用にもう一本「いいちこフラスコボトル」の購入を考えている。自分用だけでなく、友人や知人へのお酒のプレゼントにも洒落ていて最適だと思う。

一度お試しあれ。
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「ターミネーター4」観てきました

2009年06月27日 | おすすめモノ



ダダンダッタダン、ダダンダッタダン、
チャララ~チャララァ~、
ダダンダッタダン。


「ターミネーター4」

いいねぇ。久々に面白い映画を観させて貰いました。思えばテレビでアーノルドシュワルツネッガー扮するターミネーターを見てから一体幾星霜過ぎたのか。あのターミネーターの怖さを残したまま、いよいよスカイネットとの戦争場面だ。とりあえず、今回、ストーリー的には終わってはいないので、まだまだ「ターミネーター5,6,7・・・・・」と続いていくのだろうが、今回のように楽しめる映画なら最後まで付き合おうと思った。
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奥州の歴史を知る!「炎立つ」

2009年03月05日 | おすすめモノ
炎立つ〈壱〉北の埋み火 (講談社文庫)
高橋 克彦
講談社

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昨年7月に仕事で仙台赴任以来、東北の歴史に興味を持ち始めた。中学や高校で習ってはいたが、小生の頭の中の東北史は極めて漠然としたもので、ただ断片的に“藤原三代”とか“義経終焉の地”、“伊達政宗”、もっと下って“奥の細道”“百虎隊”。など、TVでドラマ化される史実を繋がり無く知るにとどまっていた。

仙台に赴任して多くの東北の方にお話を聞いたり、地域の話を聞くに及んで、上のような程度の認識ではいささか心もとないと思い、東北の歴史を知ろうと一念発起。ただ、難しい本を読んでる暇はないので、面白い小説はないかと、探し当てたのが高橋克彦氏の著作である。数多くの日本の文学賞を総ナメしている著者の名前は存じ上げていたが、不勉強にもいまだ、読んだことはなかった。

今回紹介する「炎立つ」は講談社文庫から全五巻で出ている。1990年代にNHK大河ドラマでも取りあげられたので、その名を知っている人は多いと思う。この物語は西暦で言うなら、1040年頃から1189年までの約150年間。日本史でいえば、平安末期から鎌倉勃興の時代にあたる。主人公は“奥州藤原氏”。学校で習った“藤原三代”に前後一代づつ付け加えた“藤原五代”の物語である。

特に、藤原三代の初代清衡の父藤原経清(つねきよ)にスポットが当てられている。この主人公の生き様を通して、陸奥の一大勢力であった安倍一族と内裏(朝廷)との対立、“安倍”を征する為に派遣された“源氏”との戦いが、描かれている。

小生としてはうろ覚えの歴史“前九年・後三年の役”や頼朝や義経の曽祖父にあたる“八幡太郎義家”の活躍などが、ドラマチックにしかも分かりやすく、描かれている。

やがて、紆余曲折の末(読んでいない人の為に、詳細は省く)経清の子、清丸が藤原清衡となって、奥州藤原氏の繁栄の礎を気づくが、奥州の平和も束の間。経清から数えて五代目にあたる泰衡の時代に再び平泉は戦火に巻き込まれる。源義経を匿った罪を問われ、頼朝によって滅ぼされてしまうのだ。

一貫して“陸奥”からみた歴史観であるところが新鮮で面白かった。また、“点”としてしてしか知らなかった歴史や人物を“線”で繋げてくれた。亘理(わたり)、名取、多賀城など小生が住む仙台近郊の地名も出てくるし、北上川(当時は日高見川といったらしい)沿いの安倍一族の砦や、平泉の歴史にも改めて興味をもった。義家ではないが、春が来て雪が溶けたら、それらの地に繰り出してみたい。

“陸奥”に興味をお持ちの方は是非。また、平泉や源氏の成り立ち、貴族政治の終焉などに興味をお持ちの方にもおすすめ。

ますます、“陸奥”が好きになってしまう一冊です。
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