ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

狩猟

2017年11月15日 18時33分56秒 | 田舎暮らし
久しぶりに裏山で銃の音。
狩猟はたいてい土・日など休みの日だけど平日は珍しい。
朝から、やたらと、ぱんぱんと、威勢よく、銃の音が響いていた。
ははぁ~~~ん、下手な鉄砲数打ちゃ当たる・・・の類か?

夕方そろそろ暗くなりかけに、なんとか終わった。
でもそれなりに成果はあったよう。
以前は山羊を飼ってた頃はやきもきしながらも、
鹿や猪に悩まされていたので狩猟はありがたかった。
でも今では集落は柵で囲まれているので、鹿や猪の被害はほとんどない。
というわけで狩猟は他人事みたいにのほほんと見ていられる。

これから狩猟の季節。
そして内心、鹿や猪を応援している。
うまく逃げてくれよ!
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陶芸

2017年11月14日 18時17分42秒 | 陶芸
朝から雨。
晩秋の雨は心が萎える。
物置・・・じゃなかった、工房で陶芸をしようと思ってたけど、やる気がしなくて一日ぶらぶら。
土曜は素焼きなので明日作ってももう乾かないだろう。
それで今回は皿14個。
それから陶芸教室においてある作品が確か3つくらいあったかな?
それで今月焼くのは17個くらい。
2月の公民館祭りの即売会にだすつもりだ。
来月も同じくらい作るつもり。
というわけで皿を中心に40枚くらいになる予定だけど、本焼きで失敗作もかなり出る。
というわけで40枚くらい焼いても売り物になるのはせいぜい20枚くらいか・・・
1枚300円くらいで売るつもりだけど、きっと原価計算すると時給は限りなくゼロに近くなるだろう。
でもそれでも構わない。
自分の作品を人が買ってくれて使ってくれたらそれだけでうれしい。
でも(内心)純米酒の1升瓶が買えたらなぁ~と思っている。
めざせ純米酒!!
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白玉の・・・

2017年11月13日 18時38分15秒 | 酒の話

白玉の歯にしみとほる秋の酒は静かに飲むべかりけり

この若山牧水の歌、晩秋の晩酌の風情によく合っている。
そう、今日も一人で呑んでいる。
ちびりちびりと呑んでいる。
あるいはぐいぐい呑んいる。

酒はやっぱり一人がいい。
人と騒いで呑む酒はとっても疲れる、とっても煩わしい。
それで今日も一人で呑んでいる。

そのうち・・・呑み疲れて・・・そのまま眠る。
そして・・・毎日・・・決まったように・・・朝がやってくる。
でもたまに呑みすぎて朝がやってこなかったら?
そのまま黄泉の世界に旅立ったら・・・
それこそ酒呑みの本望!
そのような時を迎えたくてひたすら精進して、
日々切磋琢磨、毎日酒道を極めようと、ひたすら、ひたすら努力しているんだよ。

  白玉の歯にしみとほる秋の酒は静かに飲むべかりけり
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白玉の・・・

2017年11月13日 18時23分07秒 | 酒の話

白玉の歯にしみとほる秋の夜の 酒は静かに飲むべかりけり

いつも一人で呑んでいる。
ちびりちびりとあるいはぐいぐいと呑んでいる。

今日も一人で呑んでいる。
もう今では人と騒いで飲む酒はとっても煩わしい。
やっぱり酒は一人がいい。
ちびりちびりと呑みながら、
今までのことこれからのことに思いをはせながら、
やがてその今まま眠りにつく。
そのうち深い深い眠りについてそのまま起きてこなかったら・・・
これこそ最高の幸せ。

白玉の歯にしみとほる秋の夜の 酒は静かに飲むべかりけり

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ススキ

2017年11月13日 02時16分29秒 | 花便り
ススキが輝いています。














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里山の死

2017年11月12日 18時20分08秒 | 田舎暮らし
昨日たまたま高速道路沿いの道を通った。
あちこちの工事現場にあちこち飯場ができていた。
今までのちんたら工事(?)と違ってかなり気合が入っているようだ。
もう今では亀も工事のスピードには追い付かないだろう。

たまたま行った集落はいかにも里山風な静かな所だった。
けど、道路が出きたらうるさくなるだろう。
ざっと見た感じでは立ち退きしないといけない家はなさそうだけど、たいていの家は田畑が工事で切り取られるだろう。
そして家の近くをあるいは上を高速が通る。
今までの里山の環境が一変する。

でも田畑の売却費だけでなく集落にも多額の金が入るだろう。
以前も近くにできたテクノポリス(科学技術公園都市)で潤ったと聞いている。
一方今住んでいるこの集落では工事にかすりもしなかった。
それで今後ますます、人が減り、おまけに高齢化し、自治会費や溝掃除の負担が増えていく。

もちろん工事で潤った集落も人は減る。
でも溝掃除なども金があったらシルバーさんなどを雇ってしてもらうことができる。
金がなかったら自分たちでやるほかない。
そう、人は減りおまけに高齢化して掃除などに出てこれる人は年々少なくなる。
人を雇うとさらに多く負担しないといけない。
こうして集落間の格差が広がる。
貧しい集落は負担が増す。

実はこの集落に引っ越してきたときびっくりしたことがある。
それは入村料みたいな物がいること。
それも半端な額じゃない。
何十万も払った。
想定してなかった金だった。
だって都会だったら引っ越したからといって入町料なんて請求されることはなかった。

それで入村料のこと・・・話を聞いたらわからないでもない。
公民館とか共有地とか共同の通帳の預金残高とか集落にも財産がある。
集落の人がみんなで払ってきた財産、利用してきた財産。
それを新しく入ってきた人がタダで使うとやっぱりそれは不公平。
そういうわけである程度納得はできるのだけどそんなことすると、
これからこの集落に入ってきたい人を締め出すことになるのでは?
そしてますます集落の衰退を早めるだけなのではないか?
そういうわけで半分納得半分不満。
そこには現状維持しか、集落を発展させるためにはどうしたらいいかという視点が欠けている。
なんて思いつつも半分納得半分不満ながら払ったのだった。

ところが昨日行った集落は多分入村料みたいなものもない、多分自治会費もないだろう。
(間違ってたら、ごめんなさい!)
そこはひっそりとした集落だけど豊かな集落。
でもそこでも人が減っていくのは同じ。
こうして(金があったら)人を頼るようになる。

自助・共助・公助が暮らしの基本。
自分の身は自分で守る。
家族の身は家族で守る。
集落のことは集落で守る。
それでも守れないことは公に頼る。
それが暮らしの基本ではないか?

あの静かな里山が、ここよりももっともっと魅力的な里山が、
これからは高速道路の騒音に悩まされないといけない。
たとえ財政的には豊かになっても、そこで暮らす意味があるのだろうか?
自助の気持ちをなくしたとき・・・

このわびしいわびしい集落に暮らして、今はここでよかったと思う。
このまま何もしないといずれはこの集落も死ぬだろう。
そしてそれまで生きていれば・・・この集落の死を見届けたいと思う。
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紅葉

2017年11月11日 20時16分32秒 | 花便り


ここは紅葉はまだだけどちょっと山に入るともう紅葉まっさかり!



そう今が最も美しい時期なんだよ。

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お父さんと伊藤さん

2017年11月11日 18時04分57秒 | 映画の話
毎月第2土曜日は映画の日。
市民ホールに映画を見に行った。
入場料は800円。
でもスタンプが3回たまると次は無料になる。
これは絶対お買い得!
それで原則毎月見に行っている。

今月見に行った。
でも、はて、今月は、う~~~ん、何だったかな~?
何の映画かも知らないで見に行った。
でも毎回とってもいい映画をやってるので、
まあ、ともかく、見に行った。

そして、行ったら今回は「お父さんと伊藤さん」という映画だったことがわかった。
前回はちょっと遅れていったら駐車場がいっぱいだったので慌てた。
今回もちょっと遅れていったら駐車場はがら空き。
ふ~~~ん、あんまり人気ない映画なんだなぁ~~~

中に入ると空席が目立つ。
ふ~~~ん、そうかぁ~~~
でも映画が始まると・・・とってもひきつけられた。
とっても身近な話題なのだ。

定年退職後、民間企業に就職してまったく役に立たない人間という、警官の学校の先生と新聞記者。
どれも世間の常識がわかっていない。
いつも上から目線で人に接している。
それで民間企業では、まったく使いものにならない。
民間企業どころか家庭でも迷惑がられる。
単にうるさいだけ。

こんな教師上がりのうるさい父親が長男の家からいたたまれずに娘の長女の家にやってきた。
どうししている20も年上の伊藤さんという人がいる娘の家に・・・
ここからドラマが始まる。

でもドラマが展開するにつけ、上から目線の教師から次第に弱いやさしい父親が現れてくる。
最後は子供たち、兄や娘と分かれて有用老人ホームに一人で移っていく。
それをとおして伊藤さんというずっと優しい目がある。

とってもいいドラマだった。

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山はちらほら

2017年11月10日 18時28分30秒 | 田舎暮らし


山はちらほら色づいてきた。



紅葉もちらほら色づいてきた。

この里山に一年中で一番美しい季節がやってくる!
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隠し剣

2017年11月09日 18時31分50秒 | 酒の話


今度は同じ愛媛の酒六酒造の「隠し剣」を呑んでいる。
~純米大吟醸・日本酒度+6~

うむ?隠し剣??
これまた不思議なネーミング。

「隠し剣」の「剣」は「一刀両断」のような辛口。
「隠し」は辛口を隠したという意味だろうか?

呑んでみたら、いかにも純米吟醸という味がする。
辛口だけど「一刀両断」ほど辛口ではない。
ははぁ~ん、さては純米吟醸の味で辛口を隠したな?
日本酒度は「一刀両断」よりもやや低い+6。
「6」はあいかわらず手書き。

「隠し剣」と「一刀両断」どちらもいい酒だと思うけど、
どちらがいいかは人によって違うだろう。

昔よく呑んだ「幻の瀧」、
とってもうまい水のような辛口の酒を思い出した。
「一刀両断」の方が個人的には好きだ。

でも辛口だけでなく濃厚な甘口の酒も好きだよ。
といってもべたべたした甘ったるい酒ではなく、
濃厚でありながら切れのいい酒そんな酒も好きだよ。

その時の気分によっていろんな酒をちびりちびりと味わいたいもの。
酔うためだけだったら焼酎の安酒で充分!

たまにはいい酒をみみっちく、みみっちく、
ちびり、ちびりと飲みたいもの。
自家製のぐい飲みで、ちびりちびりと飲みたいもの。
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播磨道

2017年11月09日 17時53分24秒 | 田舎暮らし
ここは間違いなく田舎だけど、でも軟弱な田舎。
JRの駅もコンビニも郵便局も高速道路も近い。
とはいえこの高速道路、播磨道という袋小路のような片道1車線の道路で我が家の近くが終点。
それで車も少ない。
できてからもう10年以上経つかな・・・
できた当時はこの道路を車が走っているのを見てびっくりしたものだ。
「えっ?高速道路を車が走っている!!」
今ではさすがに車が走っててもびっくりはしないけど、それでも少ない。
夜中などは前も後ろも車が走ってない道を走ると鹿や猪が飛び込んできそうで怖い。

実はこの道の目的は山陽道と中国道を繋ぐこと。
それで、今、中国道への延長工事が続けられている。
でもなかなか進まない。
亀と工事のスピード競走したら絶対亀の勝ち。
亀がウサギになってしまう。

でも近頃スピードが速くなった。
さすがに反省したのだろう。
うむ、いかん、そろそろ真面目にやらねば!
それとも現場監督から怒鳴りつけられたのだろうか?
「こりゃ!いつまでちんたらちんたらやっているんじゃ!!」

でもきっとそうではないだろう。
きっと田んぼの収穫が終わるのを待っていたのだろう。
それであちこち田んぼをつぶして、新たに工事がはじまった。
今までの工事のスピードを見てると、
「いったい後何十年かかるんだろう?」と思ってたけど、意外とつながるのは早いかもしれない。

ルートは上手いこと人家を避けている。
でもかかるところもある。
ルートにかかるところとかからないところ、
かからなくて良かった!なんていうのは実は逆。
かかったところは確かに先祖代々住んできたところから立ち退かないといけない。
それはつらいだろうけど、きっと立ち退き料は十分にもらえる。
ところがかからなかったところはこれから車の騒音に悩まされないといけない。
土地の評価も下がるだろう。
というわけで天国と地獄、運不運。

この集落はまったくかすってもいない。
もっとも不運な集落だろう。
それは道路が通るとそれなりに集落に金が入り自治会費なども安くなる。
ここはそんなことはまったくないのでこれからますますさびれるばかり。
でも家の上を高速が通るなんてことより、さびれた田舎の方がずっといい。
人が一人減り二人減り・・・
家が一つ減り二つ減り・・・
でもそれでも今の方がいい。

ところで高速が延長されることに実はとっても期待している。
といっても鳥取方面に行くのに、多分20~30分ほど短縮されるだろうけど、そんなことはどうでもいい。
年に1度くらいしか鳥取方面にはいかないのでどうでもいい。
ただこれができたら近くの国道の車が減るだろう。
これが一番うれしい!
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一刀両断

2017年11月08日 17時34分47秒 | 酒の話


「一刀両断」(酒六酒造)を呑んでいる。
~純米大吟醸・辛口

四国の酒というとつい高知の酒を思い出す。
愛媛の酒は初めてだ。

手書きで日本酒度の所を+「8」と書いてある。
どうして印刷しないのだろう?
同じ酒でも日本酒度が微妙に違うのだろうか?

しかしいったいおよそ日本酒に似つかわしくない、この「一刀両断」というネーミングはどうだろう?
この酒造にはほかにも「吹毛剣」とか「隠し剣」とかいう酒がある。
この「一刀両断」というイメージからすると辛口の切れのいい酒を想像した。
そして呑んでみたらまさに「一刀両断」にぴったり合った酒。
超辛口で切れがいい!
愛媛にもこんないい酒があったんだね。
こちらではなかなか飲めない。

これから「一刀両断」のイメージどおりごくごくと・・・飲むのでなく、
ちびりちびりと・・・飲もう。
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里帰り

2017年11月08日 04時09分41秒 | 田舎暮らし
寒くなると厄介なことがある。
それはテンが里帰りすること。
夜中に大きな音を立て天井を駆け回る。
そして子育てをする。
テンは我が家をすっかり実家と思っているらしい。

ところが今年は少し違っている。
今までよりもずっと音が大きい。
テンよりも大きい動物というとここら辺では鹿や猪。
でもまあ鹿や猪が天井に上がってくることはまず考えられないので、狸か狐か穴熊か・・・
狐はあまり見かけないので、狸も最近見かけないので穴熊?
でも穴熊だったら天井が抜けそう!
子供のアナグマかな?
それとも超メタボのテン?

ともあれ迷惑な話だ。
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袖振り合うも・・・

2017年11月08日 03時56分00秒 | 日本語の話

袖振り合うも多生の縁という。
袖触れ合うも多生の縁ともいう。

「さようなら~」と袖を振るのでなく
通りすがりにちょっと袖が触っただけの人でも、それは前世からの縁なのだよ、ということ。
そういう意味では「袖振り合うも」ではなく「袖触れ合うも」のほうが正しい。
しかし前世からの縁はいったいいつまで、いついつまで、
きっと来世にも続くんだろうね。
前世からの縁、できれば続いてほしくない、今世限りにしてほしい、そんな人の方が多かったなぁ・・・

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飛行機雲

2017年11月07日 18時22分00秒 | 写真


ここは西に行く飛行機の道らしく、
毎日毎日たくさんの飛行機が飛んでいく。
でも飛行場は遠いので音は気にならない。
東に行く飛行機は見たことないので、きっと別の道。
飛行機の道は片道だけの1車線らしい。

大阪から、あるいは東京や、あるいは名古屋から、
鳥取・島根・山口・・・あるいは韓国、あるいは中国へと飛び立っているのだろうなぁ~~~

あの飛行機に乗ってる人も、もしたらこっちを見てるかもしれないな。
お互い顔は見えないけど、
ほんの、ほんの、ほんの、わずかな縁
小さな、小さな、小さな、わずかな縁。
もう絶対に会うことなのないわずかな出会い。

そんな出会いを写真に撮りました。
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