白玉の歯にしみとほる秋の酒は静かに飲むべかりけり
この若山牧水の歌、晩秋の晩酌の風情によく合っている。
そう、今日も一人で呑んでいる。
ちびりちびりと呑んでいる。
あるいはぐいぐい呑んいる。
酒はやっぱり一人がいい。
人と騒いで呑む酒はとっても疲れる、とっても煩わしい。
それで今日も一人で呑んでいる。
そのうち・・・呑み疲れて・・・そのまま眠る。
そして・・・毎日・・・決まったように・・・朝がやってくる。
でもたまに呑みすぎて朝がやってこなかったら?
そのまま黄泉の世界に旅立ったら・・・
それこそ酒呑みの本望!
そのような時を迎えたくてひたすら精進して、
日々切磋琢磨、毎日酒道を極めようと、ひたすら、ひたすら努力しているんだよ。
白玉の歯にしみとほる秋の酒は静かに飲むべかりけり