イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

水軒沖釣行

2019年12月24日 | 2019釣り
場所:水軒沖
条件:中潮 5:18満潮 10:48干潮
釣果:コウイカ 5匹 コチ1匹

今日は「おだんごクラブ」の会長さんである岩さんとそのご友人に乗ってもらってのコウイカ狙いだ。まずは「おだんごクラブ」というものから説明しよう。僕が今よりももっと紀州釣りにのめり込んでいた頃、「おだんごクラブ」というサイトを見つけた。僕よりも激しく南部の磯を中心に活躍されていたのがおだんごクラブの面々だったのだ。ちなみにクラブの名前の由来はその名のとおりでヌカ団子をまき餌にする紀州釣りをする人が集まるサイトであったからだ。まあ、クラブと言ってもクラブ活動をするわけでなく、サイト上で釣果の報告や情報交換をするという活動だけではあったのだが・・。このブロクの過去の投稿には会長さんと管理人さんとご一緒した記録も残っている。
会長さんと管理人さんはいまでは紀州釣りを卒業し、加太を中心にした船釣に転向され、今でもいろいろ教えを乞うているのだが、今回は逆にコウイカ釣りについてポイントや仕掛けを教えてほしいとのご依頼があった。教えるなんておこがましいが同行していただいた。今日ご一緒した会長さんのご友人は釣り船を所有していて週に3回は海に出ているそうだが、コウイカがなかなか釣れないということだ。
では、一度乗ってみてくださいということで今日の計画となった。



客人をお招きするとまずは釣れるかどうかが心配になる。今日は指南役なのでよけいにプレッシャーがかかる。仕掛けを下して約10分後、まずは僕にアタリがあった。これで、とりあえず、ここでイカが釣れるということを証明できた。あとはふたりの客人に釣り上げてもらうだけだ。
しかし、なかなかこの仕掛けが一筋縄ではいかない。両氏の感想では海底をこするオモリの感覚とアタリの違いがわからないとのこと。そんな中、岩さんにヒット。流石だ、岩さんは帝国軍の傭兵として抜群の腕前を発揮されているがその腕前が発揮されたようだ。しかしあとが続かない。僕はその間に3匹釣り上げていたが岩さんはやはりアタリがわからないというので、御坊のほうで使われている仕掛けに変更するとうまくアタリを取り始めた。合計4匹。僕が追い越されてしまった。指南役としてはなんとか体面を保ちたい。その一心で2匹を追加。4匹目はかなり大きい型であった。
そしてアシストフック作戦も成功。40センチほどのマゴチも釣り上げた。一応アシストフックの効用も示せたけれども、釣ってもらわなければ指南役じゃなくてパフォーマーじゃないかと指導力の無さを痛感したのである・・。

残念ながらご友人はボウズで終了。本当はひとり8匹は釣っていただきたかったが船頭の腕が腕がわるいのかこれだけの釣果で終わってしまった。残念。



途中、南海フェリーの新造船が入港してきた。ブルーのラインがきれいだ。
これに乗って僕もどこかに行きたいなと思ってしまうのである。




今日の獲物はコチの薄造りと定番をちょっと工夫してイカのスペイン風中華味にしてみた。



“中華味”だったら“スペイン風”じゃないじゃないかというのはまあ・・。

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