イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行

2023年07月23日 | 2023釣り

場所:加太沖
条件:中潮 3:19干潮 9:06満潮
潮流:4:35下り1.9ノット最強 7:41転流
釣果:マアジ 1匹

今日は4年ぶりの花火の日だ。これは見に行かねばと思うが、翌日また朝早く起きねばと思うと躊躇してしまう。それを打開するには月曜日を休みにするしかない。そうなると気持ちに余裕ができてくるので今日も釣りに行けるのである。(まあ、そうでなくても、天気がよければ結局行ってしまうのだろうが・・)

昨日は小船での釣りだったので今日は大きいほうでアジ狙いだ。先週釣ったアジはすごく美味しかった。夏はアジが美味しい。
出港時刻は偶然というかなんというかまったく同じ午前4時23分だ。これは吉兆なのかそれとも不吉の前兆か・・。



とりあえずは水軒一文字の前で禁断の仕掛けを流してみる。ここでサゴシが釣れてくれればすぐに終了できるのだが、そんなの世の中甘くはない。しかし、そこ数年はこの時期、必ずここでサゴシが釣れたものだが、今年はどうしたことだろう。何かがおかしいのかもしれない。
ここで獲物がなかったのでそのまま加太へ向かう。ポイントはいつもの四国ポイントだ。
今日も船が出ていることは出ているが、まったく船の数が少ない。



みんな下り潮だから友ヶ島の北側に行っているのだろうか・・。今日も午前7時過ぎには終了したいと思っているので遠くへは行きたくない。
その数隻のそばから仕掛けを下ろし始める。魚探の反応はまったくなく、やっぱり潮が悪いかと最初から戦意を喪失している。何度か漁礁の周りを行ったり来たりしていると、本職ではなさそうだが、かなりの手練れだと思える船が僕のそばに近づいてきて仕掛けを下ろしたと思ったらすぐに1匹釣り上げた。(こういう人は絶対に手釣りなのである。)
あらら・・、やっぱり魚はいるのだ。釣ることができないだけなのだ。このポイントでしょっちゅう思うことだが、なぜあの人たちにだけ釣れるのか、仕掛けが違うのか、誘い方なのか。ポイントは漁礁の真上しかないのするとすぐに根がかりさせてしまうからあきらめるしかないのだが、どうしてもその秘密を知りたいと思うのである。
2回目の戦意喪失であるが、その直後、僕にもアタリがあった。おお、やればできるじゃないかと思ったけれども、上がってきたのは20cmにも満たない防波堤サイズのアジだ。う~ん、やっぱり僕には歯が立たないと3回目の戦意喪失・・。
その後またアタリがあったがやはり小さい。



今日はこれで万事休すかと思っていたら不意にアタリが出た。
今度は普通の鬼アジサイズだ。これでボウズは免れた。
実はこの間、僕の目の前で魚を釣り上げた船をベンチマークにしてずっとついて回っていた。それが功を奏したのかもしれない。



さらにベンチマークを続けていたら、この船が沖ノ島方面に向かって大きく移動を開始した。きっと潮がどんどん緩くなってきたからだろう。
僕もそれに従って移動を開始。次の場所は先週よく釣れた場所付近だった。



しかし、仕掛けを下ろしてみるとすごい二枚潮だ。風はほぼ無風で潮は緩み始めているはずなのに道糸がどんどん出てゆく。
少しの間我慢してみたが、これはまったく歯が立たないと思い四国ポイントに舞い戻った。
その頃にはベンチマークの船とはぐれてしまっていたので元に戻るしかなかったのだ。
しばらく粘ってはみたがまったくアタリもないので午前7時半に終了。

2隻の船が残っていたが、どちらもかなりの手練れのような感じの船であったので、潮が上り始めるとまたアタリが出始めるのかもしれない。しかし、花火を見に行くためには体力を温存しておかねばならないし、なによりも僕にはやっぱりここで確実に釣果を上げるのは無理なのである・・。

今日も猛暑が予想されているが海の上はそんなこととは全く無縁だ。顔に当たる風は心地よい以外の何物でもない。これだけでも早起きした甲斐があったというものだ。




夕食のあと、午後6時40分、鉄鋼団地に向かった。久々の花火大会だから人でいっぱいかと思っていたが、それほどでもなく難なく場所を確保することができた。
港内には見物の船もたくさん出ている。



花火のほうは、これは何回見てもきれいなものだ。写真を撮るのに忙しいので注意力が散漫になってしまうのだが本当はビールを飲みながらボ~っとして見ていたいのである。




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