イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

台風21号の総決算・・・

2018年11月13日 | Weblog
西日本に未曾有の被害をもたらした台風21号は僕の釣り人生にも大きな影を落とした。
そして台風が通過してから約2ヵ月、やっと元の状態を取り戻しつつある。そして今回の被害額は・・。

大きい方の船はシールドが破損。



少しの間は割れてしまったアクリル板を繋ぎ合わせて使っていたが、さすがにこのままではみっともない。(Don’t mindと書いてはみたものの、やっぱり気にしないわけにはいかないのである。)



何か所か加工をしてもらえるところを問い合わせたが、同じく台風の被害で当面営業ができなかったり思いのほか値段が高かったりでどうしたものかと悩んでいたのだが、9年前この割れたアクリル板を作ってもらった時に比べるとネットショップの充実ぶりは目覚ましい。モノタロウではサイズを指定しするとカットして送ってくれる。あとは自分で切り込みを追加するとほぼ元の形になってくれた。

 


そして被害が甚大だったのが小船のほうだ。エンジンが死んでしまったのだ。依頼をしたところもほかの被災船の修理が忙しいらしくなかなか見に来てくれなかったが(バイクで2分くらいしかかからない距離なのに・・)やっと修理が完了した。航海灯とバッテリーをつなぐコードも新しく作ってほぼこれで装備は完了。(航海灯側も水没したのでそっちがちゃんと生きているかどうかというのは未確認ではあるが・・・)



あとは小船の船艇を塗装すれば釣りに出ることができるのであるけれども、それをするために使っていたコロもあの時に流されてしまった。これこそはお金を出したとしても、どこで買えばいいか見当がつかない。そこはまた森に暮らすひまじんさんにお願いをするしかなかった。
「切っておきましたよ。」という連絡をいただいていたので今日、それを貰い受けにいってきた。せっかく生石山まで行くのでついでに自然薯掘りをさせてもらおうとたくらんだがそれは残念ながらあいにくの雨のため叶わなかったけれども、ネオイレグイ号の性能を試すよい経験となった。
軽自動車はあの坂道を上ってゆくことができるのか・・。それはまったくの杞憂であった。アクセルベタ踏みでうんうん唸りながら上らねばならないと思いきやあっけなく山頂の駐車場まで上りきった。660CCの排気量でも十分じゃないか。



そして積載力。今回は1.8メートルの丸太を2本積載したのだけれども、このとおり何の問題もなく積み込むことができた。



これで今度の大潮と休日が重なる日に陸揚げすればまた通常の速度が復活してくれるにちがいない。

2万円ほどで買ったカーナビもまるで純正パーツのように納まってくれている。これは意外といえば意外であった。



そして今回の復元までにかかった費用は〆て40,306円。これには港の街灯の修理代も含まれている。名目上は共同管理ということになっているので致し方がない・・。



被害としてはこれのほかに碇が1本、釣ったイカを活かしておくためのゴミバケツを流してしまったのでおいおいこれらも購入しなければならない。
ただ、こんなことを悠長に書いていられるのも、それでも2艘とも沈没することなく浮かんでいてくれたからなのだからこれはきっと神様に感謝をしなければならないと思うのだ。


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