イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

卒業式

2009年03月19日 | Weblog
今日は子供の卒業式。
どういうわけか卒業生代表で決意表明というのを読むことになったらしい。
成績が抜群ということはないようだがいろいろなことを総合して彼に白羽の矢が刺さったようだ。これは相当な栄誉のようで、そこそこ成績のよい同級生たちはみんなこの役を狙っていたようだ。
クラス全員にじゃんけんで負けて中学校の卒業証書をもらいに行く役をやらされた僕とは雲泥の違いだ。
堂々とした読みっぷりは親の欲目を差し引いても大したものだった。

親ばかだとは思うが、よくぞここまで成長してくれたものだと思う。
惜しむらくは魚釣りを好きになってくれなかったことだけが心残りだが・・・。

かれはまだ小学校を卒業したばかり。ペジミストの僕にとってはこのまま順風満帆とは行かないだろうと思っている。しかし、一方ではひょっとしたら彼なら自分の「夢」を見つけてくれるのではないかとも思う。

何の夢も持つ子ともできずに生きてきた僕が何ほどのことを言えるはずもないのだが、もし夢を追いそこなったとしてもそれはそれで挫折とは思わないでほしい。それも人生だ。
そのときは本格的に魚釣りを教えてあげよう。魚釣りは人生の「夢」と取り替えるに足るものだと思う。ついでに山菜採り、ワカメ採りも教えてあげよう。それが立派な手本にはなれなかった父親にできる最後のことなのかもしれない。

それまでは力いっぱいがんばってもらいたい。
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