場所:紀ノ川河口、湯浅湾
条件:中潮 4:31満潮 11:05干潮
釣果:ハマチ1匹 アマダイ3匹 ※アマダイは画像なし
タイトルを、「紀ノ川河口~」としていないのは、今日の釣行は、紀ノ川河口で釣りをしてから一度港に戻って再度船を乗りかえて湯浅湾への釣行となったからである。
今日の湯浅湾へは、隣のNさんの船に乗せてもらって行ったのだが、集合時間が午前7時だったのでそれまでに紀ノ川河口に行って戻ってくることができるという判断だ。
小船での出港は午前4時15分。一路紀ノ川河口を目指す。
今日は土曜日、いつも以上にテトラからの釣り人が多いだろうから怒鳴られないように人の居ない場所を確認して錨を下す。夏至まであと半月と少しという時期なのでこの時点ですでにかなり明るくなっているので岸際もよく見える。
いつもの通り、トップウォータールアーでの釣りを開始する。一昨日から昨日の朝にかけてかなり雨が降っているので真水の出具合が心配だ。水の濁りはあまり感じないけれども水面のほうは塩分濃度が薄いのか今日は魚のボイルが見えない。しかし、10分ほど過ぎた頃、ルアーを追っている魚を確認した。今日も釣れそうな予感だ。
しばらくすると、少しだが魚のボイルも見え始めた。そして今日最初のアタリが出た。少し大きいようだ。慎重にやり取りをしてリーダーまで巻き込むことができたがそこからの魚の抵抗が激しい。船の下に潜り込もうとするのでおそらくメジロに近い大きさのハマチだろう。竿を矯めてなんとか耐えてみたが残念ながらバレてしまった。ルアーを回収して点検してみると、フックが1本伸びてしまっていた。残念だが魚が大きすぎたようだ。
なんとか1本取って帰らないとこれから会うメンバーに偉そうな顔をできない。帰途に着くまでにはまだ30分以上ある。チャンスはあるだろうとキャストを繰り返すとほぼ船に近いところまでルアーをリトリーブしたところでアタリが出た。今度はさほど大きい魚ではなかったので楽々取り込むことができた。
よし、これでみんなに大きな顔ができるとお腹の調子も整えたいので少し早い目に港に戻ることにした。
途中、川の中心部でボイルを見つけた。少しルアーを投げてみようと思いトップウォーターからジグヘッドワームに変更。確かにルアーに触るアタリはあったけれどもフッキングに至らずそのまま帰投した。
釣りをしている途中、衝突事故を起こされた相手の船が沖に向けて走ってゆくのを見つけた。
僕に気付いているのか知らぬふりをしているだけなのか、こちらを見るそぶりはなかった。今日はかなり歳の離れた乗客を乗せていた。友人にしては歳が離れすぎているし、持っている道具は明らかにルアーかタイラバだ。孫だろうか・・。
紛争の解決法なんて全然わからないと言ってはいたが、送付されてきた示談書の書式は素人の僕が見ても整ったものであった。若い指南役が軽い事故にそんなにカネを払う必要もないと入れ知恵でもしたのだろうか。
どちらにしても今日は当てられることもなく無事に帰港。
Nさんともう一人のメンバーのちからさんを待つ間、近くのスーパーのトイレへ。24時間営業なのでありがたい。
僕にとっては排泄問題というのは深刻で、特にここでもよおしてはいけないという場所でもよおしたくなってしまう。前回の紀ノ川河口での釣行の際も、船の上で突然下痢の発作に襲われ、都合4回もブルーワークからお尻を突き出してしまったのだ。
ひとりならそれも良しとするのだが、人が乗っているとそうもいかない。しっかり出してから友を待った。
メンバー全員が揃ったところで時間通りに出港。
今日の目的地は湯浅湾だ。ここ2、3週間ほどで僕の周りではにわかにアマダイのブームが起こってきた。おだんごクラブの会長さんからの電話やSNS上での話というのは以前に書いたとおりだ。
そして、その話題の発端になったところがここである。会長さんからの情報もここでの釣果であった。
僕の船では二の足を踏む場所なのだが、速度の出るNさんの船ではなんなく到達できる場所である。船底塗装のおり、ちからさんから、明日アマダイを狙いに行くのですよという話を聞いたので僕も便乗させてもらったというわけだ。
僕は前回1匹釣り上げた仕掛けで挑み、ふたりはタイラバで挑むという布陣だ。
彼らがユーチューブやネット上の情報を総合して選んだポイントは矢櫃漁港の前方、定置網が入っている周辺だ。
矢櫃というと、僕の父親がチヌ釣りに足繫く通った場所だ。「櫃」という字は難しい字だが僕は子供の頃から知っていた。古い記憶だが、僕も1度ここに釣れてきてもらったことがあるはずだ。狭い道を通り、長い距離を歩いて防波堤まで来た記憶がある。この歳になって再び沖からそこを眺めるとは思わなかった。
釣りの方はというと、最初に魚を釣り上げたのは僕だった。大きさは35センチくらい。情報だけを頼りにやってきたが確かにアマダイはいた。
次も僕。今度はかなり小さい。20センチを少し超えたくらいだろうか。やはりエサ釣りの方に分があると思っていたが、こんどはちからさんにアタリ。かなり大きい、僕が釣ったやつよりもひとまわりは大きい。そしてまたちからさん。今度も大きい。ルアーにヒットしてくる個体のほうが大きいようだ。最後に僕が1匹追加。
残念ながらNさんにはアタリがなかったけれども、ポイントを探りあて、風が強い中でも船の姿勢を維持して釣果に導いてくれた。ご本人は、ゲストが釣ってくれれば満足と言ってはいたが、心のうちはいかばかりだったのだろうか・・。
最後は初島に移動して真鯛を狙ってみて今日は終了。ここからだと僕の船では50分近くかかって港にたどり着くのであるが、Nさんの船だと30分ほどで到着してしまった。
この速度がなければ湯浅湾は目差すことができない。
この景色は僕にとっては幻に近いものなのである。
条件:中潮 4:31満潮 11:05干潮
釣果:ハマチ1匹 アマダイ3匹 ※アマダイは画像なし
タイトルを、「紀ノ川河口~」としていないのは、今日の釣行は、紀ノ川河口で釣りをしてから一度港に戻って再度船を乗りかえて湯浅湾への釣行となったからである。
今日の湯浅湾へは、隣のNさんの船に乗せてもらって行ったのだが、集合時間が午前7時だったのでそれまでに紀ノ川河口に行って戻ってくることができるという判断だ。
小船での出港は午前4時15分。一路紀ノ川河口を目指す。
今日は土曜日、いつも以上にテトラからの釣り人が多いだろうから怒鳴られないように人の居ない場所を確認して錨を下す。夏至まであと半月と少しという時期なのでこの時点ですでにかなり明るくなっているので岸際もよく見える。
いつもの通り、トップウォータールアーでの釣りを開始する。一昨日から昨日の朝にかけてかなり雨が降っているので真水の出具合が心配だ。水の濁りはあまり感じないけれども水面のほうは塩分濃度が薄いのか今日は魚のボイルが見えない。しかし、10分ほど過ぎた頃、ルアーを追っている魚を確認した。今日も釣れそうな予感だ。
しばらくすると、少しだが魚のボイルも見え始めた。そして今日最初のアタリが出た。少し大きいようだ。慎重にやり取りをしてリーダーまで巻き込むことができたがそこからの魚の抵抗が激しい。船の下に潜り込もうとするのでおそらくメジロに近い大きさのハマチだろう。竿を矯めてなんとか耐えてみたが残念ながらバレてしまった。ルアーを回収して点検してみると、フックが1本伸びてしまっていた。残念だが魚が大きすぎたようだ。
なんとか1本取って帰らないとこれから会うメンバーに偉そうな顔をできない。帰途に着くまでにはまだ30分以上ある。チャンスはあるだろうとキャストを繰り返すとほぼ船に近いところまでルアーをリトリーブしたところでアタリが出た。今度はさほど大きい魚ではなかったので楽々取り込むことができた。
よし、これでみんなに大きな顔ができるとお腹の調子も整えたいので少し早い目に港に戻ることにした。
途中、川の中心部でボイルを見つけた。少しルアーを投げてみようと思いトップウォーターからジグヘッドワームに変更。確かにルアーに触るアタリはあったけれどもフッキングに至らずそのまま帰投した。
釣りをしている途中、衝突事故を起こされた相手の船が沖に向けて走ってゆくのを見つけた。
僕に気付いているのか知らぬふりをしているだけなのか、こちらを見るそぶりはなかった。今日はかなり歳の離れた乗客を乗せていた。友人にしては歳が離れすぎているし、持っている道具は明らかにルアーかタイラバだ。孫だろうか・・。
紛争の解決法なんて全然わからないと言ってはいたが、送付されてきた示談書の書式は素人の僕が見ても整ったものであった。若い指南役が軽い事故にそんなにカネを払う必要もないと入れ知恵でもしたのだろうか。
どちらにしても今日は当てられることもなく無事に帰港。
Nさんともう一人のメンバーのちからさんを待つ間、近くのスーパーのトイレへ。24時間営業なのでありがたい。
僕にとっては排泄問題というのは深刻で、特にここでもよおしてはいけないという場所でもよおしたくなってしまう。前回の紀ノ川河口での釣行の際も、船の上で突然下痢の発作に襲われ、都合4回もブルーワークからお尻を突き出してしまったのだ。
ひとりならそれも良しとするのだが、人が乗っているとそうもいかない。しっかり出してから友を待った。
メンバー全員が揃ったところで時間通りに出港。
今日の目的地は湯浅湾だ。ここ2、3週間ほどで僕の周りではにわかにアマダイのブームが起こってきた。おだんごクラブの会長さんからの電話やSNS上での話というのは以前に書いたとおりだ。
そして、その話題の発端になったところがここである。会長さんからの情報もここでの釣果であった。
僕の船では二の足を踏む場所なのだが、速度の出るNさんの船ではなんなく到達できる場所である。船底塗装のおり、ちからさんから、明日アマダイを狙いに行くのですよという話を聞いたので僕も便乗させてもらったというわけだ。
僕は前回1匹釣り上げた仕掛けで挑み、ふたりはタイラバで挑むという布陣だ。
彼らがユーチューブやネット上の情報を総合して選んだポイントは矢櫃漁港の前方、定置網が入っている周辺だ。
矢櫃というと、僕の父親がチヌ釣りに足繫く通った場所だ。「櫃」という字は難しい字だが僕は子供の頃から知っていた。古い記憶だが、僕も1度ここに釣れてきてもらったことがあるはずだ。狭い道を通り、長い距離を歩いて防波堤まで来た記憶がある。この歳になって再び沖からそこを眺めるとは思わなかった。
釣りの方はというと、最初に魚を釣り上げたのは僕だった。大きさは35センチくらい。情報だけを頼りにやってきたが確かにアマダイはいた。
次も僕。今度はかなり小さい。20センチを少し超えたくらいだろうか。やはりエサ釣りの方に分があると思っていたが、こんどはちからさんにアタリ。かなり大きい、僕が釣ったやつよりもひとまわりは大きい。そしてまたちからさん。今度も大きい。ルアーにヒットしてくる個体のほうが大きいようだ。最後に僕が1匹追加。
残念ながらNさんにはアタリがなかったけれども、ポイントを探りあて、風が強い中でも船の姿勢を維持して釣果に導いてくれた。ご本人は、ゲストが釣ってくれれば満足と言ってはいたが、心のうちはいかばかりだったのだろうか・・。
最後は初島に移動して真鯛を狙ってみて今日は終了。ここからだと僕の船では50分近くかかって港にたどり着くのであるが、Nさんの船だと30分ほどで到着してしまった。
この速度がなければ湯浅湾は目差すことができない。
この景色は僕にとっては幻に近いものなのである。
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