イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

「カリスマ解説員の 楽しい星空入門」読了

2020年12月11日 | 2020読書
永田 美絵/著、矢吹 浩/イラスト、八板 康麿/写真 「カリスマ解説員の 楽しい星空入門」読了

『人間は空を見上げて両手を広げると、落ち込むことができない。』という言葉からこの本は始まる。プラネタリウムのカリスマ解説員だという著者が四季の星座にまつわる様々な神話やエピソードを書いている。

落ち込むことができないかどうかはさておいて、僕も星を見るのは好きで、わざわざ見に行くほどでもないが、早朝、港に向かう道中、水軒川の土手を走りながら東の空をいつも眺めている。だから、あの星の名前な何々で、あそこにはこんな星座があってそれにまつわる神話にはこんなものがあるということを知りたくて時にこんな本を読んでみるのだが、記憶領域が破壊されてしまっている僕の脳みそではこういう本を読んでも翌日には内容を忘れてしまっている。だから夜空を眺めても星座や星の名前を言い当てることができない。
でも、こういう本を読むのは面白い。読んでいるときだけは何かいいことを知ったという気持ちになれる。

すぐに星座を見分けられるのは冬の季節に見えるオリオン座くらいだ。僕はいつも早朝に見ているので冬というよりも秋の星座の趣があるのだが・・。

オリオン座を起点にしてもいくつかの星座や明るい星をみつけることができ、その見つけ方もこの本には書かれているのだが、次の釣行まで記憶が持たないだろう。それが残念だ。

早朝の東の空にはもうすぐ春の星座を見ることができるようになる。
明るい星をつなげると、春の大曲線や春の大三角形という星のつながりが見られ、おとめ座やしし座が見えるらしい。もう少し読み込んでなんとか今年は探してみたいものだ。

星座というのは、1928年に、国際天文学連合が88個の数に決めたそうだ。ちなみに、ひとつの星は複数の星座の星になれない。
ヨーロッパだけでなく中国やほかの国も星座を持っていたがそれではややこしいということでこういうことが決められたそうだが、それを聞くとなんだか味気なくなる。古くからの伝承がここで途切れたような感じだ。それほど杓子定規にならなくてもいいのではないかと思ったりするのである。まあ、たかが星座だ・・。


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