イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

紀ノ川河口釣行

2016年08月26日 | 2016釣り
場所:紀ノ川河口
条件:小潮 6:46干潮
釣果:ボウズ


まだスズキはいけるか・・・。
午前4時に出港して万全の態勢で臨んだがスズキもタコもノーフィッシュで終わってしまった。

暗い中、いつものポイントでトップウオーターからスタート。今日も暗いうちに1回だけアタリがあった。やはり魚はいたのだ。
しかし、アタリはこの1回だけ。



続いてタコ釣りに変更。
潮は引き潮なのでかなり流れが速い。20号のオモリを追加したがそれでもなかなか底が取れない。
その速さが原因なのか、こっちもアタリがない。

違うポイントを探そうと水軒一文字の新々波止の際に移動してみた。
ここはそれほどの速さがなくなんとか底は取れている。
しかし、捨て石の上なのでよく根掛かりをする。エンジンを後退させながら何回かはリカバリーできたが、とうとうテンヤを失ってしまった。エサは1匹しか持っていなく、今日はこれで終了。

心配した台風のうねりもなく、十分釣りにはなりそうな状態だったがそんなに甘くはなかった。
残念。




午後からは小船の生け簀の水漏れ修理。すでに生け簀の樋は固着してしまっていて機能していないので物入れとして使っているが樋の周りから少しずつ水が漏れていた。何度か陸に揚げた時に修理を試みていたが数時間でまた海水に浮かべるためどうしてもパテやコーキング材が固まらなくてずっと漏れたままになっていた。
ところが、船底がフジツボで覆われてしまったせいか水が止まっている。この期を逃さず樋の周辺をコーキング材で厚く覆ってやった。多分、これでカキを落としても水は止まるのではないだろうか。



10分ほどの作業だがこの暑さでは汗が滴り落ちてくる。
塗り終わったあとでいつもお世話になっているちからさんのお店でかき氷をいただいた。
暦通りなら行く夏を惜しんでというところだが、この暑さでは暑気払いだ。



早朝は幾分涼しさを感じるとはいえ、いったいいつになったら涼しくなってくるのだろうか・・・。
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水軒沖釣行

2016年08月22日 | 2016釣り
場所:水軒沖
条件:中潮 8:38満潮
釣果:タチウオ 8匹

そろそろタチウオの動きが気になってきた。
お盆を過ぎると紀ノ川河口にタチウオを釣る船がぽつぽつと現れ始める。今日も数隻の船が出ていた。

どこから仕掛けを下すかというのがその日の釣果を左右する。
今日、太平洋、日本付近には台風がふたつある。うねりが心配だったが一文字の切れ目から薄暗い沖の方を見てみると本当に台風があるのかと思えるほど静かだ。
もともと、青岸から始めようと思っていたが、気持ちを変更して一文字の沖からスタート。
仕掛けを下していきなりアタリがあったので今日は正解かと思ったが、どうだったんだろう。その後は沖の新々波止にたどり着くまでアタリはなく、その後も散発的だ。

波止を回って紀ノ川の方に出ると水がかなり濁っている。これはちょっとよくないのではないかと思いもとの場所に引き返して何匹かを追加して今日は終了。

帰り道、いくつかの船は湾内で仕掛けを引っ張っていた。確かに今日は湾内のほうが水が澄んでいた。釣れていたのかどかはわからないが、ベテランの方々は状況を見るのがうまいようだ。


今日は悲しいかな午後から会社で会議がある。わずか30分のくだらない会議のために往復4時間をかけなければならない。ちょっと寄り道をしてライバル企業の視察。ここも厳しくてもうすぐなくなってしまうらしい。
都会は所詮石の墓場。いつかはみんな滅びる運命にあるのではないだろうか。この暑さでは本当に人の住むところではないと思えてしまう。



夕方、帰宅してすぐに愛艇2隻の給油のために港に向かった。
日が落ちた海辺は昼間の暑さが信じられないほどの涼しさだ。やっぱり秋は少しづつ近づいている。



今日の出勤前、リオオリンピックの閉会式を見ていた。
4年後は東京だ。その時、ぼくは何をしているだろうか。そして少しは釣りが上手になっているだろうか・・・。


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紀ノ川河口釣行

2016年08月18日 | 2016釣り
場所:紀ノ川河口
条件:大潮 5:42満潮
釣果:フッコ 1匹

僕の心の中の法則ではすでにスズキは釣れなくなっている時期だ。しかし、今年はまだまだ暑いし、去年の今日もスズキを上げている。
なんとか60センチ以上のサイズを釣りたいと思い紀ノ川河口へ釣行。

できるだけ早く出港して暗い時間帯を狙いたいと思っていたが、エンジンが始動しない。何度セルを回しても、何度ポンピングをしても始動しない。何かをできるわけではないがエンジンカバーを開けて覗いてみるがやはり何もできない。
仕方がないので元に戻し、スロットルを開け閉めしてもう一度セルを回すと、動いてくれた。特に異音もないのでそのまま出港。
ここで手間取ったからではないが、ポイントに到着したころにはうっすらと空が明るくなってしまっていた。

早速ポッパーを取り付けてキャスト。ボイルは出ていないがしばらくしてアタリがあった。うまくフッキングして1匹ゲット。
やはり暗いうちのポッパーは正解だった。あと30分早く出港すべきだった。
このあともポッパーやペンシルベイトにアタリはあるがフッキングには至らずであった。釣り上げた1匹もかなり小さいが、多分、アタってきた魚もかなり小さくてフッキングしづらいのではないだろうか。

それにしてもトップウオーターゲームは面白い。法則は置いておいて、今年はもう少し遅くまでがんばってみたいと思う。

後半は恒例になりつつあるタコ釣りだ、エサを始末して1匹しか持って行かなかったもので、根掛かりを外した時に抜けてしまい万事休す。午前6時すぎに終了。

帰投途中、海自の巡視船の舷側に大きな電光掲示板が取り付けられており何かメッセージを発している。もしや、「ここは日本の領土です・・・」なんて中国語で流す練習をしているのかと思ったら、「ライフジャケットをつけましょう。」であった。海上自衛隊頑張れと応援の気持ちで近づいたものの、肩すかしを食らった。
それはそうだわな・・・。こんなところでそんなメッセージを流すわけはないわな・・・。




そして空は少しだけ秋の空を覗かせていた。
まだまだ暑いが季節は少しづつ確実に前進している。僕も早く秋の釣りの準備に取り掛からねばと焦ってしまう。

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双子島沖釣行

2016年08月15日 | 2016釣り
場所:双子島沖
条件:中潮 3:15満潮
釣果:ボウズ


僕の中の法則のスズキが釣れるリミットは今日だ。
SMAPが解散しようとお盆で殺生がダメであろうとそれは関係ない。
船も速度が出ないし近場で勝負と双子島沖を目指したがトップウオーターにアタリが1度出ただけで終わってしまった。
う~ん、残念。
一応、殺生はしなかったことが功徳ということで・・・。



昨日の台風情報では西寄りの針路を取ると伊勢湾に差しかかりそうなので念のため2隻の船のロープを増やしてきたものの、帰宅してから見てみる針路はずっと東にずれていた。
なんとも何もかみ合わない1日だ・・・。

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紀ノ川河口釣行

2016年08月07日 | 2016釣り
 




場所:紀ノ川河口
条件:中潮8:36満潮
釣果:フッコ 3匹 マダコ 1匹

僕の心の中の法則では8月1日から15日までの間は必ずスズキが釣れる。今年もそれを証明するために今までよりももっと気合を入れての出撃だ。
ファーストキャストは真っ暗なうちと思って午前4時に出港。
いつものポイントに投錨し、まずはペンシルベイトをキャスト。少し波気があるので一度ポッパーを試してみようと、加太で使おうと思って買った大型のルアーに変えたとたんにアタリが出た。最初のアタリはフッキングしなかったが2回目はフッキングに成功。小さいけれど僕の法則が正しいことが証明された。
フックを外そうとペンチとナイフをウエストポーチの中を探している間にPEラインとショックリーダーとルアーのトレブルフックがぐちゃぐちゃに絡んでしまった。今が時合なのになんてことだ。
絡みを解いている暇はないのでラインを切り刻んでとりあえずPEラインとルアーを直結してキャストしようとしたら一体どこに結んでいたのかキャストの前にルアーだけ海の向こうに流れていってしまった。なんだか運のよさそうなルアーだったのに残念しごくだ。真っ暗の中での作業と焦りに加えて、PEラインの扱いにも慣れていないのが原因だろうが、魚に持っていかれるのなら納得もする。しかし、こんなショボいミスで失くすとは情けないのだ。

その後もルアーをとっかえひっかえしながら2匹を追加。

すっかり辺りが明るくなったのでタコ釣りに変更。前回に続いて2匹目のドジョウを狙うべく、また、ここでのタコ釣りのやり方を確立すべく前回の釣行の時のマルアジをテンヤにセット。
今日は東からの風が強く船が流れすぎる。普通に流していてはテンヤが底まで届かない。碇を使ってうまく流れ方を調整しながらアタリを待つが今日は全然アタらない。
流れが速すぎるのが悪いのか、それとも水の濁りが悪いのか・・・。水の濁りは意外と濃かった。昨日の夕立で濁りが出てしまったのだろうか。
粘りに粘ってアタリが2回、うち1匹をなんとか取り込むことができた。
午前9時まで頑張ったが、この暑さでこの時間までやってるともうだめだ。体力が続かない。

濁りが原因でアタリがないのなら釣りに行く日を選べばいいが、流れが原因で釣れないのなら対処法がない。別のポイントを探さなくてはならない。
まだまだ釣り方を確立するまでは時間がかかりそうだ。

帰り道、よさこい祭りを見物。毎回見るたびに思うが、この人たちがこの祭りにかけているエネルギーのすごさには頭が下がる。
若い人たちばかりだと思っていたが、目を凝らしてよく見ると相当なおばさんも混じっている。団体行動がまったくの苦手な僕には絶対にできない。
若い人も年寄りも踊りきったあとには相当な満足感があるんだろうな。きっと。



家に帰ってフッコをさばくとお腹の中には脂がどっさり入っていた。今夜は塩焼きの予定だが、これは絶対に美味しいはずだ。
夕食が楽しみだ。



タコを釣るテンヤは自分で作っている。別に買っても大した値段ではないのだが、自分で作れそうなものは自分で作りたいと思っている。
ここでも100均グッズが役に立つのだ。
本体は100均のまな板。これが強くて加工しやすい。タチウオ用の潜航板も100均のまな板だ。



オモリは中古の釣具屋でこんなときのために買いこんでおいたジャンクの鉛を溶かして整形する。木型を作り、それに合わせてこれまた100均の油よけのガードを切って枠を作る。

 

あとはこれを組み立てるだけ。



こいうのも魚釣りの一環としてはものすごく楽しいのだ。








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水軒沖釣行

2016年08月04日 | 2016釣り
場所:水軒沖
条件:大潮 5:17満潮
釣果:マルアジ 34匹 ソウダガツオ 1匹


今日は久々の出撃だ。休みが連続2回出勤になってしまって、翠勝丸での出撃は約半月ぶりだ。
ずっと出勤していたとはいえ、ボ~っとしているだけなのでそんなに疲れているつもりはなかったが寝過ごした。

出港時はすでに明るくなってしまっていて、夜明け前には出港してスズキを狙ってから沖に向かおうと思っていたが予定が狂ってしまった。
ウ○コも出さず、朝刊も読まず、急いで家を出た。



船の速度はどんどん遅くなり推進力は75%まで落ちている。あと1週間もすればチョクリにも行けなくなるのではないだろうか。



雨がないので今日は紀ノ川沖に向かった。水深40メートル付近。置き竿の仕掛けを落としている最中にいきなりアタリが出た。
今日も調子がいいぞと思っていたがその後が続かない。これはダメかと思いきや、30分くらい後だろうか、少しずつアタリが出始めた。
ちょうどバッチ網の船が通り過ぎ、網の袋が僕の前を通過したころだったが、アジの群れも袋から漏れてくるシラスを狙って追いかけたりしているのだろうか。
一時は魚探の画面が真っ赤になるほどの強烈な反応が出ていた。



しかし、この船団は厄介で、僕のことなんか気にせずに進んでくる。仕方がないので移動をするが、なんだか納得がいかないのだ。
今日はどこに移動してもそれなりにアタリが続いてくれて、午前7時を過ぎると生け簀のなかもにぎやかになってきた。そしてどんどん暑くなってきた。額には玉のような汗だ。ぼくにもまだこれだけの汗をかく代謝能力があったのだとなんだか変な感動があるが風がないのでだんだん耐えられなくなってきた。もうこれだけ釣れれば十分なので午前7時半に終了。


家に帰って、海南市で行われている「風鈴祭り」をめぐってきた。海南市内の神社や駅の施設10か所で風鈴をいっぱい吊って涼を呼ぼうという趣向らしい。
会場を見てみると知らないところも多い。今日はいままで行ったことことのない神社を4柱回ってみた。
どこも風鈴があるだけで無人でなんだかさみしいだけのところばかりであったが、こんなイベントでさびれた神社がクローズアップされて賑わいが戻ってくれると嬉しいものだ。
海南市というのは熊野街道の入り口で、神武東征の物語も古事記や日本書紀にでてくる場所だ。まったくの作り話ではなくてなんらかの事実があったからこそそれが語り継がれたのは間違いがないはずなので、それをたくさんの人々が知る機会にもなることを願いたい。

 

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紀ノ川河口釣行

2016年07月25日 | 2016釣り
場所:紀ノ川河口
条件:小潮 3:48干潮
釣果:マダコ 5匹

今日はちょっと無理して加太まで行こうと考えていた。しかし、昨夜の最終の天気予報が西から南の風で10メートルと出ていた。
朝起きてみると、確かに西から風が吹いている。壊れたお風呂の扉のドアノブを修理しなければならないし、昨夜からちょっと下痢気味だ。天神祭りなので天満宮へもお参りしたい。
などなど、いろいろな言い訳を作って紀ノ川河口へ。
本当はあんまり加太へは行きたくないんだけど、せっかく大きな船を持っているのに帰りの南風が怖いんだなんて認めたくはないし、だから行かない理由を一所懸命探してしまうのだ。
情けない・・・。



雲が多いので夜明けが遅い。午前4時半でもまだ薄暗い。
ボイルはないが、今日はトップウオーターからスタートだ。キャストしはじめて30分くらいしてからだろうか、水面が割れた。しかし残念ながらフッキングには至らなかった。周りではわずかだがボイルがある。今日は間違いなくスズキがいる。
気合を入れてルアーを投げ続けるが2回目のアタリは出なかった。

スズキだけだとあっという間に終わってしまうので、今日はタコの仕掛けと最悪はエソでもといろいろ仕掛けを持ってきた。
タコは長い間釣っていない。調べてみるとなんと7年前だ。まだ先代の船に乗っていたときだ。

だからまったく釣れる自信がなかった。

明るくなっても全然風が吹いてこずに、これでは加太に行けたではないかとホゾを噛みながら仕掛けを流しているとなにやら引っかかったようだ。無心で合わせると何かが引っかかっている。



長らくタコのアタリなんて感じていなかったが不思議とわかるものだ。
お~、タコが掛かっているぞ。うれしい。最後にタコを釣って以降、自作のテンヤを使い続けていたのだが、それがよくないのかと思い続けていたが、そうでもなかったようだ。
その後もアタリを少しづつ拾って、6アタリで5匹を手にした。
当たりのある範囲は意外と狭く、“タコの都会”とまでは言えないが、“タコの村”くらいの密度ではいるようだ。
今日はひょっとしていいポイントを見つけてしまったのかもしれない。
これで安定的に釣れるようになってくれればうれしいのだが・・・。



帰り道、天満宮へ。朝は閑散としていて巫女さんも舞の練習をしている。茅の輪くぐりをさせてもらってからお参り。

  

家に帰ってドアノブを買うためにホームセンターへ行く途中、近所の小さな天満宮へお参りに行くと、ここでは舞の奉納の真っ最中。



もう一度帰りに寄ってみたら、こんどは氏子さんたちがお祓いを受けており、残念ながら参拝できずに終わった。よそ者はやっぱりよそ者だ。こんなコミュニティに所属できている人がうらやましい。
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浜の宮沖釣行

2016年07月21日 | 2016釣り
場所:浜の宮沖
条件:中潮 6:34満潮
釣果:キス 7匹

前回のリベンジを期して今日も浜の宮沖へ出撃した。

キスはてんぷらの定番のネタだが、今夜はてんぷらをしようと思ってもスーパーでキスの開いたのを買う気にはどうしてもなれない。けっこう高いので満足がいくまで食べようとしたら大変なことになるのだ。
だから釣らないと食べられない。まあ、本当はスーパーで買うよりはるかにコストがかかっているはずだが、それは知らなかったことにしよう。
特に今日の釣果はものすごいコストがかかってしまった・・・。


朝はさわやかそのものだったが、やっぱり釣りにきてよかったと思ったのはここまで。

 

最初の1匹が釣れるまでは開始から約1時間後。
絶対に潮は悪くないはずだから何が悪いのだろう。アタリがまったくない。チャリコでさえわずかしか来ない。
そんな中、午前6時15分を回った頃、仕掛けにマゴチが食いついたが、タモ入れを失敗して逃がしてしまった。これを手にして入れば一矢報いることができたはずだがそれも海の底に消えていってしまった。
軽く50センチは超えていたので惜しくてしかたがない。運の悪い日というのはこんなものだろう。

そして新しい竿とリールのセットもデビュー戦を飾れなかった。



前回の釣行で1セット無くしてしまったので物置をまさぐっていたら、スピードスティックというブランドのウルトラライトアクションのルアーロッドが出てきた。
もう、このブランドのロッドの存在を知っている人などわずかしかしないだろう。ダイコーというメーカーが、おそらく輸出用にOEMで作っていたものだと思う。日本でにわかにルアーフィッシングブームが興ったものだから、急きょ日本でも売り出したというところだろうか。ダイコー(大丸興業)というメーカーを知っている人さえももう少なくなってしまったのではないだろうか。僕はけっこう好きなメーカーだったのだが・・・。(今調べてみたら、去年まで釣具の事業をおこなっていたらしい。)

今見てみるとバットのところには何の装飾もなく、レタリングで商品名がプリントされているだけのお粗末な作りなのだが、あのころ、輸入物のルアーロッドというのはものすごく高価でグリップ全体をねじってリールを装着する方法や当時は一番性能のよかったハードリングガイドを使っていたり、なんとなく外国の匂いのするこのロッドはなかなかイケていたのだ。(事実、今回バットのところを見るまで日本製とは思っていなかった。)
長らく記憶の中から消えていたが、学生の頃、バス釣りばかりしていた時に陸っぱり用に買ったものだ。根来と粉河の間に桜池という用水池があり、そこで使うために買ったのだ。魚が小さいので固いロッドだと面白くなく、4インチのワームを1.5グラムくらいのシンカーで使っていた。
就職し、上司の付き合いで再び海に向かうようになり、再びバス釣りに戻った時にはアルミボートを購入しスタイルだけは本格派だったのでこのロッドはとうとう物置の奥の奥から出てくることがなくなってしまったのだ。
そんな古き良き思い出をひっさげ、満を持してのデビューだったはずなのだが・・・。

リールはよくない。一応、ダイワのタグがついていたのだが、税込み2,310円。よく見たら、本体にはロゴがない。ダイワもよほど自信のない作品なのかもしれない。「スポーツライン」というモデル名だが、これはダイワでは伝統のある名前だ。僕が小さい頃、ボラ釣りにいそしんだのは確かこの名前のリールだった。
それなのに残念だ。ハンドルが重くて魚が掛かっているのかいないのかがわからないのだ。やっぱりいいものを買っておかないとダメだ。こと、リールに関しては、安物買いの銭失いという箴言は生きている。

帰りの道中もさわやかそのもの。
久々にキャプテンシートを引っ張り出し、くつろいだ気持ちで操縦しながらの帰投となった。

  

やっぱり釣りにきてよかった・・・。
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紀ノ川沖釣行

2016年07月18日 | 2016釣り
場所:紀ノ川沖
条件:大潮 4:28満潮
釣果:マルアジ 33匹

もう、苦戦続きなので一番確率の高い魚を求めて出港した。

加太のほうでは飲ませ釣りで大きな青物が釣れているそうだが、やったことのない釣りでまたボウズというのも嫌だし船の速度もやはりどんどん落ちてきている。
今日の位置からも田倉崎の沖に集結している船団が見える。手が届きそうな距離だがやはり遠い。なんとかチャンスを見つけて行ってみたいものだ・・・。



雨の影響はまったくなさそうなので今日は紀ノ川沖を目指した。水深40メートル付近まで出たものの、魚探には反応が出ない。あんまり沖へ出ても一緒だろうと思いここらへんで仕掛けを下してみた。
時刻は午前5時少し前、潮はまったく動いていない。GPSを見てもほぼ同じ位置から動かない状態だ。これはきついなと思っていたが、アタリはあっさり出た。今年のチョクリは裏切らない。
サバはまったくないものの、マルアジの型は大きい。型が大きいと口切れも多い。アタリはあれどすぐにバレてしまう。

それでもアタリは飽きない程度に続いてくれるので少しずつ数を稼いでゆく。

午前7時を過ぎてだんだん暑くなってきたのでもう少しだけ続けて終わろうと思っていたら、流れ始めた潮と風の影響で前の仕掛けと後ろの仕掛けが絡まってしまった。それをもとに戻すのに約30分・・・。道糸まで絡めてしまっていたので大分時間がかかってしまった。それに加えて、多分フグの仕業だろうが、今日もオモリをひとつ失ってしまった。たかがオモリだが50号となると1個100円以上してしまうのだ、幹糸に噛みつかずに枝素をかじってくれというものだ。
なんとも・・・、女時は続いているようだ。


今日、梅雨が明けたそうだ。夜明けは雲が厚くて梅雨明けという感じではなかったので、きっと今年の梅雨明けは7月18日の午前7時ごろと断定できそうだ。



近くをヨットが通過していったりと、いよいよ夏が本番になってきた。



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紀ノ川河口釣行

2016年07月14日 | 2016釣り
場所:紀ノ川河口
条件:若潮 8:35 干潮
釣果:ボウズ

女時はまだまだ続いている。
こんなときは流れに逆らわずひたすら時が流れるのを待つのだ。
今日も釣れるあても確信もないまま海に出てきた。夕べはそれほど寝苦しくはなかったが、それでも暑くなった布団のなかで汗をかいているより海面を流れる風に吹かれているほうが気持ちがいい。
長らくエンジンを回していない小船に乗って紀ノ川河口を目指した。

空には雲が厚く、夜が明けるのが遅い。ポイントにはかなり暗い時に到着したが、明るくなってから付近を眺めると刺し網が入れられていた。



これはちょっとダメなんじゃないかと考えて新々波止の周りを流してみたが、やはり最初の予測どおりアタリはまったくなく、メタルジグをひとつロストして終了。

 


家に帰って半年に1回の歯石掃除に行ってきた。
この歯科はいつもテキパキと作業をしてくれておまけにいつも空いているのでありがたい。1回浮気をして近所で評判の歯科に同じことをしてもらいにいったことがあるが、なんやかやと言って1回で終わらせてくれない。
どうして歯石を取るだけで何回も出向かなければならないのか?体に負担がかかるとかななんとか言っていたがそんな大層なものでもないだろうと思い、2回分払うから1回でやってくれと言っても聞いてくれないので次は行かなかった。
おまけに次回は予約を入れろという。そんなもの、天気だったら家にいないのに予約ができるわけがない。それに比べてここは飛び込みで行っても大概空いているし、いつも1回で終わってくれる。多少手抜きでもその分こまめに行って処置をしてもらう方がいいはずだ。




先日亡くなった永六輔は子供のころの体験から、医者をまったく信じなかったそうだが、僕も最近そう思いつつある。
母親の人工関節の一件といい、人の都合を考えてくれない歯医者といい、こいつに任せていいの?って思うことが多々あるような気がする。
まあ、自分の期待する答えをもらえないとこんな感想を持ってしまうということもあるが、それを差しい引いてもそれはおかしくないか?と思ってしまう。

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