弁護士湯原伸一(大阪弁護士会)の右往左往日記

弁護士になって感じたことを綴っていきます(注意!!本ブログは弁護士湯原の個人的見解に過ぎません)

相続法の形式論と市民感情?

2013年08月02日 | 経験談・感じたこと
市役所での市民法律相談で、法律と市民感情のギャップを感じずにはいられない(?)相談が立て続けにありました。


・内縁関係が数十年続いたのに、相続権がないなんておかしい!!
(そして、こういった事案に限って、被相続人と面識のない遠い親戚の代襲相続人がいたりする…)

・相続財産の収益物件は被相続人からの依頼により私一人で管理していたのに、相続分に従って分割するなんておかしい!!
(たしかに相続財産の維持はしていたとはいえ、寄与分が認められるとはなかなか…)


時間の都合上、「う~ん、、、お気持ちは理解したいのですが、如何ともしがたいのが正直なところです」と早めの段階で告げるようにしているのですが、なかなか感情的なものは収まらないようで、時には私に矛先が向けられたりします。


こういったときって、弁護士としては結構ツライです…。
(だからといって嘘つくわけにもいかないですし)





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