お坊さんのみで労働組合を結成したわけではないようですが、あるお坊さんが労働組合に加入し(おそらくユニオン系)、何人か集めて分会を作ったとのことです。
ちなみに、プロ野球のストライキ問題の時によく間違って報道されていましたが、労働基準法上の「労働者」と、労働組合法上の「労働者」とは意味が異なります。
ざっと説明すると、
・労働基準法=使用者の指揮監督下で労働し、賃金を得る者
・労働組合法=賃金収入で生活する者
です。
つまり、労働基準法上の労働者は、「指揮監督」という要件がありますが、労働組合法では、その様な要件がないということです。
このため、プロ野球選手は、指揮監督下におかれない(チームプレーですので、監督の指示には従いますが、法律上の指揮監督とは別物でしょう)独立の事業者であるため、労働組合法上の労働者として労働組合を結成することができることになります。
今回問題となっている「お坊さん(=僧侶)」は、どのような実体になっているのか分かりませんが、賃金収入を得ていますので、労働組合を結成すること自体は問題ないと思われます。
ただ、何となく、お坊さんが労働運動しているというイメージがわきにくいのも事実ですね。
関連リンク
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060211-00000004-yom-soci
ちなみに、プロ野球のストライキ問題の時によく間違って報道されていましたが、労働基準法上の「労働者」と、労働組合法上の「労働者」とは意味が異なります。
ざっと説明すると、
・労働基準法=使用者の指揮監督下で労働し、賃金を得る者
・労働組合法=賃金収入で生活する者
です。
つまり、労働基準法上の労働者は、「指揮監督」という要件がありますが、労働組合法では、その様な要件がないということです。
このため、プロ野球選手は、指揮監督下におかれない(チームプレーですので、監督の指示には従いますが、法律上の指揮監督とは別物でしょう)独立の事業者であるため、労働組合法上の労働者として労働組合を結成することができることになります。
今回問題となっている「お坊さん(=僧侶)」は、どのような実体になっているのか分かりませんが、賃金収入を得ていますので、労働組合を結成すること自体は問題ないと思われます。
ただ、何となく、お坊さんが労働運動しているというイメージがわきにくいのも事実ですね。
関連リンク
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060211-00000004-yom-soci