今回も、「ハレイワ・メトリック・センチュリー・ライド」についての記事です。
あらためて説明すると、「ハレイワ・メトリック・センチュリー・ライド」はノースショアで自転車に乗る大会です。
(詳細)
オアフ島ノースショアにあるハレイワという町から時計回りで南へ向かい、クアロア・ランチのあるスワンジー・ビーチ・パークで折り返す、往復100キロのファンライド。(メトリックとはメートル法のこと)
ある日、思いつきでこの大会への参加を決め、申し込みました。
そのときは、購入してからほとんど使っていない折りたたみ自転車を持って行って、ハレイワの景色を見ながらサイクリングをすることを考えて申し込みました。
その後、「出場するならちゃんとした自転車で参加しよう!」と思い、しばらく乗っていなかったマウンテンバイクを持って行こうと状況を確認したとろこ、修復不能で断念しました。
「もしかしたらハワイで自転車大会に出るチャンスは、これを逃したら、もうないかもしれない」という思いが出てきました。
ちょっと大げさですが、なんとなくそう思ったのです。
それなら「ちゃんとした自転車を購入してそれで走りたい!」というキモチになってきました。
そこで、スポーツ自転車専門店へ行き、自転車を見てみました。
折りたたみ自転車とは全然違います。
タイヤの細さとか自転車が持つ雰囲気などすべてです。
しかし、「たった1回だけノースショアで自転車に乗るために、この出費するのはどうなんだろう」というブレーキがかかりました。
もっとも、ハレイワ・メトリック・センチュリー・ライド」に参加するだけなら当初通りに折りたたみ自転車を持っていけばいし、ホノルルでマウンテンバイクをレンタルしてもいいのです。
折りたたみ自転車を持っていくのは無料ですし、現地でレンタルでも25ドルくらいでたいした金額はかかりません。
ためしに、現地でレンタルできる業者を検索したらいくつか出てきました。
しかし、僕のココロの中でなんらかの抵抗というか「それでいいのか?」という意識がでてきたのです。
やはり、「やるなら自分が考えられる最善をめざそう」と思い、自転車を買うことにしました。
GIANT ESCAPE R3
コストフォーマンスが高いと評判だったので、これ以外は検討していません。
スポーツタイプの自転車で人気が高いということは、製品が優れているということだと思います。
こういう自転車に乗る人は、普通の自転車に乗る人に比べて「マニア」の分類に入り、そういう人が選ぶものは良いものでしょう。
車体以外に、チューブ2本、空気入れ(高圧タイヤなので、普通のタイプでは使えないそうです)、鍵、ドリンクホルダー、六角レンチ、自転車スタンド(立体)を購入しました。
そして、自転車を運ぶための箱も注文しました。
規定のサイズで梱包する必要があります。
(自転車運搬JALの補足)
JAL・JALウェイズ便ご利用でハレイワ・メトリック・センチュリー・ライド2009ご参加の方に限り、日本⇔ホノルル空港間の「自転車無料運搬サービス」をご利用いただけます(お一人様につき自転車1台のみ)。自転車をハードケース又は段ボール箱に梱包していだだき、梱包後のサイズが、3辺の和が 302cm以内(但し、縦117cm・横145cm・幅40cm以内)であれば、超過手荷物料金を免除させて頂きます。
(補足以上)
いまからダンボールを探して加工する手間と時間を省くために、市販の自転車運搬ボックス(ダンボール製なのに高い!)を買いました。
ACOR バイクポーター
これは取り寄せになるため、ハワイ出発当日に自転車店にとりに行きます。
自転車もそこで梱包してもらうため、手間もかかりません。
手間と時間をお金で買った感じです。(渡航前1ヶ月くらいあれば、電気店などで液晶テレビなどの箱をもらって自作したと思います)
買った自転車を一度も日本で乗らないで大会に出るのは不安です。
ハワイに着いたら早めに自転車に乗り、慣れたいと思います。
これを買ったことで、「ハレイワ・メトリック・センチュリー・ライド」の走行距離、当初予定の50キロから100キロに変更されました。
4時間くらいで走れるかな?
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自転車を買った帰りのクルマのなかでの会話です。
僕>「思いつきが大事(おおごと)になちゃったね」
妻>「良いと思う。折りたたみ自転車で参加を決めた時点で、こういうことになりそうな予感がしたんだ。それに、新婚旅行のジャマイカで宿泊したホテルの専属テニスコーチと毎日テニスをしていて、そのとき自分のラケットとテニスシューズがなくて本来の実力が出せないことをしばらく(滞在中も帰国後も)悔やんでいたでしょ。
そのときの繰り返しになりそうだったので、折りたたみの自転車ではなく(今回の)新しい自転車を購入してよかったと思ってる。」
なるほど。
折りたたみ自転車で「ハレイワ・メトリック・センチュリー・ライド」に参加したら確実に後悔していたことでしょう。
自分の性格ってわかっているようでわかっていないのですね。