北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

道東、春の釣行~釣果きたー

2012-04-08 22:51:18 | Weblog
 朝から近郊の川に連れて行ってもらって釣り三昧の一日。

 そろそろ暖かくなってきたものの、週半ばの大雨がどう川に影響するかは行ってみなくては分かりません。

 現地へ到着してみると、幸い水の透明度はかなり高く、釣りにはもってこいの状態でまずはほっとしました。ダメならほかの川へ行くことも考えなくてはなりません。 

 川の環境は大水や運ばれる土砂などによって常にその姿を変えるのだそう。なので昨年釣れたポイントが今年も釣れるとは限りません。

 今日行った川も、大水で川の地形の一部が変わってしまったのだそうで、これがどう釣りに影響するかはやってみてデータを蓄積するしかありません。

 水と風はまだ冷たいのですが、川へ入るためのウェーダーという胴長着を履いて川の真ん中まで進み、対岸の岸めがけてフライを投げ込みます。

 流れは緩やかで、魚を狙うドキドキ感は至福のひと時です。


    ※     ※     ※     ※     ※


 今日は春の釣りのために作ってきたフライを懐に入れて魚たちに通じるかどうかの挑戦をしましたが、案外反応は上々で嬉しくなります。

 釣れる状態って時間帯によって波がある、と言われます。それは潮の満ち引きだったり気温の上下動だったり、様々な要因があるようですが、私のような素人にはまだ全然読み解くことはできません。

 私への波は昼頃に訪れてきて、40センチ級のウグイが三匹連続してかかるようになり、興奮が高まってきます。


  【40センチのアメマス】


 しかし周りの見ているなかで、フライに食いついてくれたのに三匹連続して針が外れる(いわゆるバレる)体たらくにちょっと落ち込んでいたところ、俄然アメマスがかかるようになりました。


  【やはり40センチ級のウグイも】


 相変わらずバレてしまうことも多かったのですが、とにかく私のフライに食いついてくれたし、何匹も釣れてくれたりでとても楽しい釣りとなりました。

 同行した師匠のHさんはといえば、私と同様釣りの波があったものの、かなりの好成績。一日で30匹はいったでしょうか。時間帯によっては入れ食い状態にもなるほどでした。

 釣れているポイントを譲ってもらっても、結局釣れるのはHさんの方。一体どういうこと?


「アメマスは重いから釣れすぎると腱鞘炎になりますよ」と冗談とも本気ともつかないようなセリフもあながちウソではないと思わせます。

 
 朝9時から始めて、途中30分ほどの昼食休憩を入れてからはずっと川の中に立ち続けたおかげで全身はすっかり冷え切ってしまいましたが、魚が釣れる興奮でアドレナリンが出まくっていて、釣りを終えるまでほとんど気にならないのですから人間の体は不思議です。

 
 さて、せっかく作った春先用のフライですが、川底に引っかかったりしてほとんど全てを失ってしまいました。

 次回までにまた巻いて用意をしておかなくては。

 
 やっと道東の川に春の訪れが感じられるようになりました。



  【ちゃんと釣れてます】  
コメント
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