北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

今度はゼンマイがすごい~同友会の会報より

2014-01-31 23:17:45 | Weblog

 先日ばったり、北海道中小企業同友会の知人に会いました。

 会うなり「あ、そうだ小松さん、この本を差し上げますよ」といって渡されたのが『北海道同友第62号』という広報誌。

 同友会の目的は三つあって、(1)良い会社を作ろう、(2)良い経営者になろう、そして(3)良い経営環境を作ろう、ということを掲げています。

 今回の特集記事の中身は、全道行事や支部例会で好評を博した珠玉の報告ということで、総ページが226ページにもなる大部です。

 なかでも興味深く感動した記事がありましたので、同友会さんの許可を得てご紹介させていただきます。


 ーーーーーーーーーーー【以下引用】ーーーーーーーーーーー

 「ローテク『ゼンマイ』で新市場をひらく」
        東洋ゼンマイ(株)(富山)代表取締役 長谷川公一


 ゼンマイは非常に歴史が古く、江戸時代のからくり人形の部品として既に登場しています。

 「機功図彙(きこうずい)」という図面には「ぜんまい」として記録されており、図面を見れば当時と同じようにからくり人形を作ることができます。

 今から300年も前にしっかりした図面を残している点で、日本の物作りは素晴らしいと思っています。


◆東洋ゼンマイの始まり
 当社の創業は、大正時代に黒部川に発電所が建設されたことに端を発します。大正初期に発電所建設計画が始まり、祖父が長谷川鉄工所を起こして、発電所の設備の一部を製作しました。

 その後、1930年に長谷川鉄工所から東洋ゼンマイに社名を変更し、以降ゼンマイ一筋でやっています。日本でゼンマイ製作を専門にしている会社は5者しかありません。

 当社のゼンマイは主に玩具や時計などに使用されており、特に玩具用では世界シェアの30%ほどを占めています。

 手がけるゼンマイの種類は500種類に及び、顧客の要望に合わせたゼンマイを作るのが当社の特徴です。

 ゼンマイは、ステンレスの薄い板を(1)スリット加工(それぞれのゼンマイの幅にカット)し、(2)ラウンド加工(両端を丸く削る)して安全性・耐久性・機能性を高め、(3)800度以上の熱で焼き入れ処理を施して硬性とバネ力を高め、(4)ゼンマイの形に巻いて完成します。

 
◆99%の仕事がなくなった
 高度成長期には、ゼンマイ式タイマーを搭載した家電が流行します。洗濯機、電子レンジ、トースターなどのタイマーは皆ゼンマイ式でした。おかげで業界は好景気にわいたものです。

 しかし、その後電子式タイマーが普及すると仕事が激減してしまいます。なんと99%の仕事がなくなってしまったのです。新しい分野の仕事を探す日々の中で無理がたたり、クモ膜下出血で倒れてしまいました。

 絶体絶命の危機を救ってくれたのが「チョロQ」です。このゼンマイ式ミニカーの流行により、危機を脱することができました。

 車の灰皿を動かすゼンマイは毎月3万個作っています。病院などでよく見かける、開けたら自動的に引き戸の中にもゼンマイが入っています。

 掃除機のコードを巻き取る仕組みにもゼンマイが使われています。皆さんは無意識のうちに生活の中でゼンマイを使っているのです。 

 ゼンマイはローテクですが、これからは「安全」や「環境に良い」など、新しい時代の要請の中で商品作りを進めていきたいと思っています。


◆ローテクとハイテクの融合
 当社が開発したもので、ゼンマイを利用した音声ガイド装置があります。現在150台ほど納入しており、北海道では三笠市の鉄道記念館に1台設置されています。

 この音声ガイドの中にはゼンマイ式の発電機が組み込まれています。ハンドルを回してゼンマイが元に戻る力で安定的に発電をすることができます。

 通常の手回し発電機はハンドルを速く回せば多く発電し、ゆっくり回すと発電しません。素早く回すのは大変なことです。

 ゼンマイ式の場合、回すスピードは発電量に影響しません。決まった回数ハンドルを回せば、老若男女変わりなく同量の発電をすることが可能です。こうして発電した電力で音声を再生したり、LEDを点灯させています。

 ゼンマイで発電できる電力はさほど大きくありません。。少ない電力で音声を再生することができたのは、電子機器が発達して省電力化・機能向上したことに寄るところが大きく、ゼンマイで出来ることの幅が広がったと思います。


◆ゼンマイで恒久的発電を
 私が病床にあった時、「電気を使わないゼンマイで電気を作る」という夢を抱きました。

 ゼンマイ式音声ガイドは小さな子供たちが喜んでハンドルを回しています。「小さな子供の力でも発電できるなら、小さな水の力でも発電できるのでは」と思いつき、水力発電の開発に取り組みました。

 ゼンマイは一定まで巻くとそれ以上巻けなくなり、ゼンマイが力を解放しきってもう一度巻くまでの間は発電することが出来ません。

 そこで、2個のゼンマイを使用し、ゼンマイAを巻ききる直前に巻く動力がゼンマイBに移り、これを交互に繰り返すことで恒久的に発電することが可能になると考えました。

 この発電機に、富山県で古くから脱穀などに使用されていた螺旋水車(らせんすいしゃ)を取り付け、水の力でゼンマイを巻く仕組みです。

 農業用の用水路に設置して発電することを想定しました。通常、水力で発電するには毎秒10リッターの流水と約1メートルの落差が必要ですが、ゼンマイ式なら毎秒3リッターの流水と30センチの落差で発電が可能です。

 まだ実用化には至っていませんが、昨年は土石流の監視用センサーの電源として活用する実験を行いました。

 今年は夜間のLED照明をの点灯を行っています。冬期間は用水路が凍って水車が回らなかったり、ゴミを巻き込んでしまったりと、課題もあります。


◆多様な展開を目指して
 ゼンマイは非常に歴史の古い動力ですが、新しい用途にも応用が可能です。

 ルームハンガーという、部屋干し用の物差し竿を上下させる仕組みにもゼンマイが使用されています。

 高所作業用の命綱の巻き取りにもゼンマイが使われています。まだまだ新しい可能性があると思っています。

 先程ご紹介した音声ガイドは、海外での展開も考えています。

 日本人観光客にも人気がある中国の九寨溝(きゅうさいこう)などはガソリン車の通行を規制するほど環境に配慮しており、そういった観光地で環境に優しい当社の音声ガイドが受け入れられるのではと考えています。

 冒頭でお話ししたとおり、ゼンマイは古くから使われてきました。電気の普及によってゼンマイはもうすぐ無くなると言われてきましたが、家電製品の部品として活用されました。

 車が誕生しても、内装の部品にはゼンマイが多く使われています。新しい文化が誕生するとゼンマイはその中で使用され続けているのです。

 私の仕事は、それぞれの地域の暮らしをよりよくするため、そこに住む方々にゼンマイの良さを伝えていくことだと思っています。

 東洋ゼンマイはゼンマイしか作っていない会社ですが、ゼンマイ水力発電は当社の社員の知恵を総動員して、国の助成金などもいただきながら開発しました。その際には色々な方々に御協力いただきました。

 本日仰いできた北海道の皆様とも、地域で役に立つ存在意義があるような取り組みができればと願っております。
 (2013年4月10日 札幌支部4月例会にて)


 ーーーーーーーーー【引用終わり】ーーーーーーーー--


 いかがでしょうか。

 いかにもローテクなゼンマイは、余計な電気や高価な装置を使わずにモノを動かしたりエネルギーを貯めたりすることができるスグレモノでした。

 チョロQが会社を救ったというエピソードも面白いですね。

 ゼンマイで駆動する小型水力発電装置についてはこちらに詳しい記事がありました。

 アイディアは無限です。

【ゼンマイ駆動の小型水力発電装置 J-Net21より】
 http://bit.ly/Lwrcna
 

  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

農業用ロボットの未来がすごい

2014-01-30 23:04:12 | Weblog

 北海道測量技術講演会を聞いてきました。

 この講演会は、国土地理院北海道地方測量部と日本測量協会北海道支部が主催するもので、サブタイトルにある今回のテーマは「地理空間情報の一層の利活用推進と普及に向けて」というもの。

 「地図情報」というと紙や画面で表される二次元平面の情報ですが、それらに高さはもちろん、防災情報や都市計画など様々な情報を付加することで「地理情報」として利活用することができます。

 今回は地理情報を使って社会をより便利で効率的にするいくつかの取り組みが紹介されました。

 今日特に感心したのは、北大大学院農学研究院の野口伸教授の研究成果として発表された「地理空間情報を高度に活用したロボット農業」です。

 我が国の食糧自給率はカロリーベースで40%前後をうろうろしており、6割以上を海外に依存していますが、これは欧米先進諸国に比べても非常に低い数字です。

 農水省では「せめて50%程度に回復を」とラッパを吹きますが、具体的な方法は見えません。

 それに加えて農家人口は減少の一途をたどっており、平成2年に482万人だった農家人口は20年後の平成22年には260万人と実に46%も減少しました。

 さらに少子化により若年就労者が参入してこないために、農業者の高齢化が進み、平成22年の農業者の平均年齢は65.8歳にまであがりました。

 建設業でも就労者不足や高齢化が叫ばれていますが、農業はさらに輪をかけて大変な状況。

 そして今後これに日本のTPP参加などの条件が加わると、農業を取り巻く環境は更に悪化することが予想されるというわけです。


      ◆    


 そこで着目されているのが、労働生産性を向上させる農業のIT化であり具体的にはロボット技術と言うこと。

 農業用ロボットを導入することで、一人でやっていた作業を一気に省力化し、逆に言うと一人でやれる作業を大幅に拡大させることが期待されます。

 既に安倍政権になってからの昨年6月7日に閣議決定された科学技術イノベーション総合戦略や、同じく6月14日に閣議決定された日本再興戦略においてもこのことに関する記載があり、国を挙げて注目している分野なのです。

 既にロボットトラクターやロボット農薬噴霧機、ロボット収穫機などが試作されており、水田の水面上で除草剤を撒くロボットボートなどもあります。

 高性能のGPS受信セットを設置してハンドルやギヤを自動化したロボットトラクターならば、あらかじめ敷地の情報とGISマップで走るべきルートをインプットしておけばそのとおりに走らせることができ、水田での耕うんや代掻き、畑の整地や肥料・種まきなどを行うことが実験段階では可能になっています。

 自動化されるとすごいと思ったのは、例えば人間のオペレーターでは何も見えない夜間でも、指示さえしておけば勝手に作業をしてくれて朝には耕されているなんてこともできてしまいます。

 また農作業の中で一番やっかいなのは除草ですが、種を植えた場所をピンポイントで記録しておくことで、土をかき回す装置で除草するときに種を植えた場所の周辺だけ避けるということも実験ではやれています。

 農業にはなんともすごい未来が待っているものです。


     ◆     


 もっとも、まだ衛星からの通信環境は不足感があるうえに、外国の衛星に頼る不安定さも指摘されています。

 そこで日本として精密誘導に対する社会インフラの一つとして、準天頂衛星「みちびき」に大きな期待が寄せられています。

 2010年に一機が打ち上げられていますが、これを今後2019年までに三機を追加して打ち上げ、四機体制になれば極めて安定した衛星測位システムが完成するそうです。

 さらにそれらは日本からオーストラリアまでの上空を非対称の8の字を描いて移動するので、東南アジアからオーストラリアにかけても日本の農業ロボットを売り込む可能性も見込まれます。

 情報インフラが新しい産業を生み出し、人口減少という変化に対応した社会への転換を支えるという興味深い事例です。

 農業用ロボットは、耕地面積の広い北海道こそ真っ先に導入の価値があり、また地元の意欲も強いそう。

 無人のロボットが畑を動き回る風景が一つの観光要素になる日も近いかも知れませんぞ。
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬山登山を生きて帰ってくる方法

2014-01-29 22:59:31 | Weblog

 この世界に同期で入り今ではほとんど内地勤務となった友人が、札幌出張でやってきたので夜一杯飲みました。

 彼は採用当時は勤務が北海道から始まったので、若い時は大いに北海道を楽しんだのだそうです。

 もう30年以上の付き合いになるのですが、今日初めて知ったのは、彼が北海道にいた時に登山、それも冬山登山にはまっていたということ。

 冬山登山なんて道内の人間もあまりやらないようなアクティビティですが、社会人の登山チームに入って、冬になると大雪や日高の山々に入ったそうです。

 40kgにもなる荷物を背負って、山スキーにシールを貼って斜面をあがり、雪が無くなるピーク近くではアイゼンという鉄の爪のついた器具を靴につけて山頂を目指したのだとか。

 笑ったのは、彼が最初の赴任地で独身寮に入った時に、経費削減ということで暖房は共有スペースだけにされて、寮生の個室は暖房が切られたときがあったのだそう。

「それって部屋はものすごく温度が下がったんじゃありませんか?」
「本当に笑えないくらい寒かったですよ。一度温度計で部屋の温度を測ったら、マイナス17℃まで下がった時がありました」

「マイナス17℃って外でもそんなに下がりませんよ(笑)」
「本当に、どうしてそんな状態で暖房を切るなんてことができたんでしょうかね(笑)。私は電気毛布を買って、部屋に入ったらずっとその中にこもって寝ていました」

「それなら雪山より寒いんじゃないですか」
「本当にそうなんです。雪山で雪洞でビバークするときはゼロ度にしかならないんです。だから天井に空気穴を一つ空けてローソクをつければそれだけで地上の自分の部屋より暖かいんですから雪山は天国でしたよ(笑)」


   ◆   


 そんな彼の雪山登山は大抵4人くらいの少人数で行動していたそうですが、山頂まで登頂できたのは登った時の半分もなかったそう。

 多くは天候が悪化したりして途中で引き返すことの方が多かったのだそうです。

「小松さん、雪山登山で死なずに帰ってくる方法を知っていますか?」
「ええ?わかりません、なんですか?」

「それはね…、パーティに妻帯者を一人いれることなんですよ」
「へえ」

「独身の若い連中だけだと、つい『もう少しいける、行ってみよう』と無理をしがちになるのですが、そこに妻帯者がいると、『もうこのあたりで無理はやめよう』という意見が出て、それを尊重して下山するということが何度もあったんです」

「なるほど、最後の一線を無謀に超えないための人生の実践的な知恵ということなんでしょうね。ところで結婚してからも冬山はやったんですか?」
「いえいえ、結婚してからは一度もやっていません。もう山の途中で『帰ろうよ』と言うさらに以前の問題ですね(笑)」


 生き死にがかかるようなレジャー、レクリエーションは達成感もありますが、まかり間違えた時のしっぺ返しも大きそうです。

 ちょっとしたことが生死を分けるその決断に、こんな知恵があったとは。

 まだ厳しい冬が続きます。冬のレジャーは慎重に。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人生を賭けた戦い

2014-01-28 22:59:49 | Weblog

 ブロガーの友人とお酒を囲んで語りました。

 テーマをどのあたりにするかは皆さん苦労のしどころですが、それぞれの工夫で乗り切っているようです。

 話はお酒のことになり、ワインもウィスキーも良い、という話題になりました。

「ワインやウィスキーは、瓶に入れてからも何年もたつと熟成するのでしょうか」と私が訊くと、「残念ながら、樽の中じゃないと熟成しないみたいですよ」とのこと。

「じゃあみんなでお金を出し合って、一樽を買っておくと良いのじゃないですか」
「それはいいですねえ、樽で買うなんてお金もかかりますからみんなで持ち寄って買いましょう。しかも長生きをして、最後に生き残った人だけが独り占めで飲めるというのはどうでしょう?」

「そうしたらなんとしても他の人たちよりも長生きをしなくちゃいかん、というモチベーションが湧きますね」

 そうだそうだ、と話は盛り上がりましたが、一人が、「でも最後の二人になったら、私なら相手と交渉して、『二人で分けましょうよ』ともちかけたいですね」と。

 すると、「じゃあ生き残っている人の数が少なくなったらみんなで話し合えばいいだけですか。誰も死ぬ間際に飲みたいとは思いませんもんね(笑)」

 長生きをすれば何かご褒美がある、というのは良いものですが、なにも行政から記念品をもらうだけがご褒美ではありません。

 友達と人生を賭けた戦い、というのも面白いですね。 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「除雪者によろしく」のポスターのその後

2014-01-27 21:51:46 | Weblog

 北海道の除雪車が大好きで、除雪作業に関する様々な情報発信をしている「Snowplows Blog」というブログがあります。

 管理されている方は除雪車が大好きで、普通のドライバーは運転中に前を除雪車が走っていれば追い越したいかも知れませんが、「私はずっと後ろを付いていたい」というほどの除雪車フリーク。

 一番好きなのは車体の前にプラウと呼ばれる雪をはね飛ばす「排雪板(=Snowplow)」をつけて道路を疾走する除雪トラックだそうですが、ロータリー除雪車や除雪グレーダーの力強さも好きなのだそう。

 要は除雪に関する機械なら何でも良さそうです(笑)。


 そしてこのブログの管理人さんは釧路で開かれた「ふゆトピアフェア」にも駆けつけてくださって、特に5枚一組で作られた、「除雪者によろしく」のポスターがとても気に入っていただけたようです。

 特に漫画の部分は、「ついに除雪漫画が誕生したか!」とさえ思ったそうですよ。

 除雪に対する管理者さんの温かいまなざしが感じられてほのぼのとしてきます。

 
【Snowplows Blog : ふゆトピアin釧路~2】
   http://blogs.yahoo.co.jp/magpatngk/10793204.html

 

 また余談ですがこの「Snowplows blog」は、「日本初の"人力選別"ブログポータルサイト スゴブロ」で2013年度ベスト17位に入っているのです。

 スゴブロが念頭に置いているのは3つの基準だそうで、それは

1.ニュースなどを取り扱う二次情報系のブログよりも、自身の体験や考えを綴る一次情報系のブログを優先して選ぶ。

2.ごく一般の方が発信しているケースを優先的に選ぶ。

3.多くの人にとって参考になる要素が多いブログを選ぶ。

 というものだそう。まさに自分自身の情熱を傾けている熱いブログばかりなので、「Snowplows Blog」が選ばれるのも納得です。

 いろいろと紹介していただいてありがとうございます。
 
 
【スゴブロ2013ベスト20】
 http://www.sugoblog.com/best20/2013/


     ◆     ◆     ◆


 さてこのポスター、制作元である日本機械施工協会北海道支部でもホームページにポスターの絵柄をアップしてくれました。

http://www.jcmahs.jp/poster/poster001.html

 こちらから入れば、全部のポスターの全体像が見られるのと、QRコードで導かれる第六話も見られます。

 道内の他の機関からもポスターを貸してほしいという依頼が来ています。

 いろいろと面白いことになってきましたが、これを機会に除雪車や除雪を担ってくださっている人たちに関心の光が当たることを願ってやみません。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お酒を飲んだ記憶がない

2014-01-26 22:08:53 | Weblog

 子供が独立して夫婦だけになった夕食。

 食事の前には大抵何かお酒と軽い料理で夫婦して一杯やることが多い毎日です。

 飲むお酒はビールからワイン、焼酎となんでもありですが、この時期日本酒の時は年末に取り寄せた、長野県大町市にある市野屋商店が作っている『金蘭黒部』の新酒を楽しんでいます。

 私も一度長野にいた時に、市野屋商店さんの酒蔵を見学させてもらったことがあって、原酒で20度以上の濃いお酒を飲ませてもらいましたが、まあすごいお酒でした。

 原酒では高い度数が出るのですが、愛飲家でも最近は低アルコールが好まれるのだそうで、割り水と言って水で薄めて16度ほどに調整して出しているのだそうですよ。なんだかもったいない感じがします。


     ◆     


 さて、ファンからは「キンクロ」の愛称で呼ばれる『金蘭黒部』ですが、毎年年末には新年の干支をラベルにした縁起物の限定の新酒を出していて、今年は「うま」と書かれたラベルです。

 先日、年末に買ってあった新酒を一升瓶からそのまま小振りの酒碗に注いで飲んでいたのですが、開けたばかりだと思ったのにもう半分以下に減っています。

 こんなに減っているのにそれほど飲んだという記憶がないなんて、酒の記憶がなくなるほどのんべえになってしまったのか、とちょっとショックを受けました。

 妻に「お酒がこんなに減るまで気が付かないなんてショックだよ~」と言うと、あっさりと「え~?だって別の四合瓶に入るだけ移して冷蔵庫で冷やしてあるよ」ですって。

「なあんだ、記憶がない訳じゃなかったんだ」とホッとする反面、なんだか可笑しくなって二人で大笑いをしました。

 ボケていなくて良かったです(笑)

 お酒の飲み過ぎにはご注意を。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神さまは普段神社にいない~ネイティブによる添削例

2014-01-25 23:45:37 | Weblog

 先日から始めてみた「lang-8」という参加者が自主的に翻訳しあうサイトで少し英訳を投稿してみました。

 いくつかのブログの要約を投稿してみると、何人かがすぐに添削してくれて、英語らしい表現に直してくれます。

 できればブログの要約を英文で掲載したいものだと思います。

 今日は、思いつくままに「神社に普段神さまはいない」という文章を作って、これを英訳してもらいました。

 英語らしいニュアンスはとても自ら作り出せませんが、英語のネイティブの方に見てもらえるとなんだか安心できます。

 こんな感じになるのです。


 ------------------

 「神さまは普段神社にいない」

 日本には神社があって、多くの訪問者が参拝をしています。

 しかし、実は普段神さまは神社の中にいないことをしっていますか?

 正式な神事を行うときは、お願い事をする人たちは神官によって清められ、それから神様にその場所に降りてきていただき、そしてお願い事を神官に伝えてもらいます。

 そのときには、様々な料理が並べられていて、降りてきてくださっている間にそれらを食べたり飲んだりしていただくおもてなしをします。

 神官は、お願いをする人々の願いを彼らの代わりに唱えます。

 お願い事が伝わったら神様にはまた天にお帰りいただく言葉を唱えます。

 そういう意味で、普段神さまは神社にいないのです。

 興味深いと思いませんか?

(英訳)
 Japanese Gods "Kami-sama" do not usually stay in Shinto Shrine "Jinja".

There are so many Shinto Shrines (Jinja) in Japan.

However, do you know that Japanese gods (Kami-sama) usually do not stay in the shrine?

In the authentic Shinto ritual, those who have wishes for Kami-sama are purified by a Shinto priest, then the priest calls the Kami-sama into the object representative of a divine spirit.

During the ritual, many foods and drinks are set in place as people host the coming Kami-sama.

Then, the Shinto priest begins to express the wishes on the petitioner's behalf.

After speaking the wishes, the Shinto priest casts a spell for the Kami-sama to go back up toward heaven.

So I say that Kami-sama do not usually stay in the Shrine.

It is interesting, isn't it?

 
    ◆   ◆   ◆


 実際には添削してもらうよりも、外国人ががんばって日本語で書く変な日本語を添削してあげるほうが多いのですが、その努力はポイントとして報われるシステムになっています。

 ネイティブの友達も増えますし、分からない文化的な背景なども相互に教え合うことができそうです。

 英語を楽しく、そしてちょっと頑張って勉強したくみたくなりますよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の暮らし発表会~ふゆトピア二日目

2014-01-24 23:36:56 | Weblog

 ふゆトピアの二日目のプログラムは、研究発表会が行われます。

 数が多いので、会場をセッション1、セッション2の二つに分けて同時に進行。といっても、隣りあわせなので、より興味がある発表の方にすぐに移動できます。


   ◆    

 私の入った会場での最初の発表は、北海道開発局中標津道路事務所による、昨年3月2日に発生し各所で道路の通行止めが発生し、9名の貴い命が失われた暴風雪に関する対応の紹介。

 実はこの3月2日という日は、午前中は比較的穏やかな天候だったものが、根室地方に暴風雪警報が発令された14時以降に急速に天候が悪化したもの。

 事務所では17時過ぎに非常体制に入り、早いところでは17時30分から通行止めを行い、最大で4路線5区間、除雪延長210kmのうちの実に82%にわたる173kmで通行止めを実施しました。

 通行止めを行ってゲートを閉鎖した後は、規制区域内で除雪作業を行いながら確認した車両から順次追い出しを行いつつ、立ち往生車両の情報があった場合は優先して除雪車を向かわせたといいます。

 救助は、車が自走できる場合は運転者に移動してもらい、自走できない場合は運転者をパトロールカーで避難所へ搬送する形で、除雪車には燃料、食料、携帯トイレを装備して必要に応じて提供をしたのだそう。

 発表者からは、こういうときには通行止めのタイミングが遅くなればそれだけ多くの車が規制区域内に入り込んでしまいうので、早いタイミングで通行止めを行って、立ち往生車両を少なくすることが効率的な除雪作業に繋がる、ということが挙げられました。

 また、立ち往生車両の情報がある場合は、消防や警察などと情報を共有して、各機関が役割を適切に果たすことが大切だ、とも。

 避難所の開設には、日頃から協定を結んでいる自治体とはうまくいったということで、やはりいざというときのための何もない時の備えが大切だということもよくわかりました。

 同じ悲劇は繰り返すまいぞ、です。


   ◆   

 わが機械課からもK係長による、「長期使用に伴って老朽化した除雪機械の課題と取組」という発表がありました。

 公共事業費の減少に伴って、機械類の更新予算も年々減らされています。

 今北海道の国道を除雪するための除雪関係機械は1,030台ありますが、補正予算を除くと年間の更新台数は三十数台にとどまっています。

 つまり今買った機械は30年間使わないと更新の順番が来ない計算になります。

 しかし手をこまねいているわけにはいかないので、機械の使い方を最適にするように様々な工夫をしているのです。

 その一つが一台の機械がパーツを替える事で複数の作業ができる多機能型機械の導入。

 一つの作業の専用車両だと一つのことしかできませんが、パーツを替える事で雪はねとロータリー作業ができれば、車の使用効率を上げることができます。

 次に、除雪機械の配置場所を取り替えることもしています。
 これは、道東など雪の少ないところではあまり稼動していない機械と、豪雪地帯で稼動機会が多い機械を取り替えて、稼動を平準化させる工夫もしています。

 さらに、予防整備があげられます。

 これは、まだ故障していない機械でも過去のデータからそろそろ部品が故障しそうな時期を推し量って事前に部品交換などをしてしまうもの。

 これを試行してみた結果、故障件数が大幅に減ったというデータが得られて自信を深めています。

 そして、部品の長寿命化も進めています。これは、錆び易いボルトをステンレスに替えたり、塗装がはげやすいところはより強力な塗装にしてみたりして、これも好結果につながっています。

 こうした様々な試みを重ねながら除雪機械の安定的な稼動を確保しようと日夜努力を重ねているのがわが部隊なのです。


   ◆    ◆    ◆ 

   
 さて、こうした発表が全部で40本もありました。

 特に冬の道路環境や冬の暮らしに関して知らなかったけれど興味深い情報もたくさんありました。

 今年のふゆトピアも今日で終わり、釧路滞在中にはたくさんの知人に会うことができました。

 皆さんご苦労様でした。
  

 

(Summary)

In Hokkaido, the northern part of Japan, we get so much snow in winter that it is a social responsibility to keep the roads clear.

However, it is getting harder and harder each year to maintain the snow removal trucks by decreasing their budget.

The maintenance staffs are trying to keep them in service term by changing even a single iron bolt.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ふゆトピアin釧路の初日

2014-01-23 23:45:23 | Weblog

 

 釧路での「ふゆトピアフェア」の初日が終わりました。

 とうとう今日まで雪が降らず、釧路では積雪がゼロ。道内のアメダス観測所のうち積雪がゼロなのは今日観測史上現在で釧路だけとのことで、これは60年ぶりのことだそうです。いやはやとんだ年にふゆトピアを開催したものです。

 しかし雪はなくても気温は低く、朝の最低気温はマイナス10℃。今日は特に風が強く秒速4~5mの風が吹いていたため、体感温度はさらに下がりました。

 朝9時半に、国際交流センターのなかで開会式を行い、各企業団体の見本市を見学して歩きましたが、日本建設機械施工協会(JCMA)さんと我が機械課で作成した「除雪者によろしく」のポスターは、会場の出入り口のすぐ脇に5枚セットで貼り出されていて、これが各種団体の皆さんからも非常に高い評価を受けました。

 特に東京から駆けつけてくださったJCMAの理事長からも「国と当協会が連携して作ったということがまず素晴らしいし、ポスターの出来もとても良い」と大絶賛。

 いくつかポスターに関する取材もあったようで、若手を中心に頑張ったかいがありました。 
 まずはホッとしました。


    ◆    ◆    ◆


 外の会場では除雪機械展示が行われていて、寒地土木研究所が開発中の「氷盤・圧雪路面処理装置」が展示されていました。

 これはとがったピンを円筒のローラーにつけて、氷によるツルツル路面上を走らせると氷が砕かれてバラバラになり、それをローラーの後ろにつけたブレードでかき集めるという仕掛けの作業車です。

 この日の釧路では厚い氷で実験できるような場所がなく、残念ながら会場ではデモ走行が見られませんでしたが、薄い氷だとアスファルト路面に傷をつけてしまうのだそうでまだまだ改良が必要なよう。

 しかしこれが道東の困りごとの一つだという認識はあるので、これからも技術開発をどんどん進めてほしいところです。

 課題には解決方法あり、です。


    ◆    ◆    ◆


 午後からは、北海道開催地では二度目となる「除雪チャンピオンシップ」が開催され、参加者である除雪車のオペレーターの皆さんたちが日ごろ鍛えた腕前を競いました。

 会場には雪がないため今回は砂で代用して行いましたが、(1)機械の点検 → (2)ブレードの操作性 → (3)カーブを縁石に沿って走らせる路側追従性 → (4)スラロームコースによる操縦性 → (5)車庫入れ という5つの項目で得点を競いました。

 一番最初に登場したオペレーターの方の試技が始まると、会場から「うまい~!」「上手だ」というどよめきが起こりましたが、結局8人がエントリーした中で優勝したのはその最初に運転したオペレーターの方でした。

 素晴らしい技術に脱帽です。また参加してくださった皆様にも感謝申し上げます。


    ◆    ◆    ◆ 


 またこれと並行して開催された基調講演は、北大観光研究センター長の西山徳明教授による「道東エリアにおける冬期観光の現状と活性化」と題して行われ、「観光とは価値を翻訳して伝えることだ」という言葉が印象的でした。

 西山先生は道東はまだ訪れる回数が少なかったとのことで、これをご縁にぜひ道東そして釧路にも着目していただきたいところです。

 そして最後にいよいよ「道東エリアの冬期の観光資源(=個性)の掘り起し」と題したパネルディスカッションが行われました。

 パネラーはそれぞれの世界を持った地域の面白人材ばかりでしたが、ANA釧路支店長の井上かおりさんは、「やはり少ないとはいえ白い雪の世界は魅力的だと言い、それに加えて、今度知床をフィールドとした"ワンダーアース"という二泊で30万円という破格な旅を作り、応募が増えている」とのこと。

 釧路ザンギ推進協議会会長で駒形屋社長の白幡博さんからは、「まだまだ地域の食材の真の魅力に私も含めて恥ずかしながら気づいていなかった」として、「尾岱沼の突端で4年に一度採れるホタテは貝柱からヒモ、卵までが絶品。ホタテを食べ慣れた自分でも感動するのだからしっかりとお客様に提供したい」という発言がありました。
 
 根室市観光協会でバードウォッチングの国際ガイドをしている新谷耕司(にいやこうじ)さんは、「バードウォッチングはイギリスがルーツで、植民地を拡大させるにしたがって世界の鳥を見るようになっていったもので、今でもハイソサイェティの人たちにとっては基礎的素養の一つなのに、日本ではオタクの趣味から脱却していない。世界では数百億円のマーケットが動いているし、特にこの時期根室で見られるオオワシは世界に9千種いるといわれる鳥の中でも人気ベスト10に入る特別な鳥だ。人材を育成してガイドを養成すればビジネスになる」という熱い思いを語ります。

 またさらに、「根室の落石漁港は、ドクターヘリの発着所に指定されたが、これは高齢の観光客がたくさん訪れることが決め手となったもので、観光になど興味のない地元の漁師さんたちの目をこちらに向ける良いきっかけになった」という観光の副次的な効用も語られました。

 まちとくらしネットワークの宮田さんからは、「これからは情報発信の時代だから、wifi環境の整備を進めたい。しかも情報発信は地元の誰かがやるよりも、実際に訪れてきた人たちが自分の感動をスマホですぐにアップすることで広がっている。それを助けるようなインフラを整備すべきだ」という視点に会場はうなづいていました。


 そして私からは、「道東の冬観光の資源の一つは毎日続く晴天で、この青をバックにした雪や鳥、SLなどのコンテンツは写真素材としても最高で、そうしたニッチなファンを地道に集めるべき」ということ。

 そして、「しかし来たい気持ちを消極的にするのは、やはり短時間で安全安心に到着できる高規格道路がまだ整備されていないことが大きい。これが阿寒までつながる再来年度には道東に大きなインパクトが訪れるだろうから、今から十分に準備をすすめてほしい」ということ。

 そして、「冬期の路面管理も我々に課せられたニーズであり、除雪車というと"雪"を覗くイメージだが、氷を削ったり凍結防止剤をまくなどの路面管理も重大な仕事で、我々も大きな使命感を持って仕事に当たっている」という誇りを熱く語ってしまいました。


 全体に幅の広い議論ができましたし、これからも地域を支える皆さんたちの登場だったので、今後ともこれをご縁にお付き合いさせていただければ幸いです。

 私も参加していて楽しいパネルディスカッションでした。

 ご協力してくださった皆様、ご来場いただいた皆様に心から感謝申し上げます。

 


 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

健康ビジネス最前線

2014-01-22 23:51:32 | Weblog

 

 釧路に着いて市内を歩きましたが、やはり例年になく雪がありません。

 聞くところでは、観測史上60年ぶりに雪の少ない状態なのだそうです。

 除雪を請け負っている会社は困っているのではないか、と思いましたが、知人の建設業者さんによると、「除雪はありませんが、今は秋に出された工事があるので、そちらが進むのは助かります」ということのようで、嬉しさと残念が同居しているようです。


    ◆    


 釧路で、スポーツジムを経営している知人と久しぶりに会って旧交を温めました。

 スポーツジムは、利用者が自分のお金を使ってでも健康になりたいという欲求を満たすビジネスです。

 そしてそのことで市民一人一人が健康になれば、社会の医療費や介護にかけるお金が少なくなるのですから、こんなに素晴らしいビジネスはないと思っています。

 ところが、実際に経営をする人に言わせると、そのことにも日進月歩のノウハウの蓄積と勉強が必要なのだそう。

 アメリカを中心に、新しいトレーニングマシンがどんどん開発されていますし、それに伴ってトレーニングの方法も進歩していきます。

 こうしたトレンドを追わずに、古いトレーニングマシンで古いタイプの運動を指導しているようでは、お客さんにも次第に飽きられてしまうのだそう。

 いかに目先を変えることで、利用者の関心とモチベーションを上げるかということに、最前線にいる人たちは敏感でなくてはならないのです。

 知人のスポーツジムに通っている人の最高齢は94歳の女性だそうですが、その方に「きれいになったね」と声をかけると、顔を赤らめて恥ずかしそうにするそうですが、その一言がまた「次も来よう」というモチベーションに確実につながっていると感じるのだそう。

 女性の心理を巧みに使ってでも、やはり来てもらった方が健康になるのです。


 またここでは、高齢で自分では通ってこれないという利用者のために、お迎えのバスを走らせていて、それで来る気になっている人が実に多いと言います。

「そういうサービスが求められているんですから、経費がかかってもそれに応えなくちゃ」

 社会が求めるニーズを的確にとらえるとそういうサービスが必要であり、それに臨機応変にこたえられるのも民間企業としての良い面です。

 市民の健康づくりは行政の課題ですが、わざわざ税金を使わずに、自らのお金で健康になってくれるような企業活動は実にありがたい存在です。

 ビジネスとはこうありたい、という見本のようです。釧路の企業家精神にはいろいろとみるべきものがあるようです。

 

(Summary)

I met up with a friend of mine who runs a sports gym in Kushiro, Hokkaido, for the first time in a long time.

Sports gyms are businesses where members can satisfy their need to be healthy by paying to use the gyms' facilities.

Gyms are wonderful businesses that allow people to get healthier by taking advantage of the gyms' facilities and help them avoid costing society by incurring medical expenses.

But my friend has said that he has to keep up-to-date on all the latest news for healthy exercises.

New training machines appear in the U.S. every year, as do new theories on how to train.

If he doesn't keep up with the latest trends, and refuses to change the old machines in his gym, people may get tired of his facilities and stop coming.

The front line of managers have to be incredibly sensitive to all of this if they can wish to keep their members' interest and motivation high.

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする