北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

脳出血からの生還

2018-01-31 23:21:23 | Weblog

 

 人生の大先輩ご夫妻を囲む飲み会をしました。

 この先輩、昨年の秋に脳出血で入院したと聞いていたので心配していたのですが、一見ほとんど後遺症もなくて幸いでした。

 脳出血の瞬間とか、その後の対応をどのようにしたのかを後学のために聞いてみました。

 すると、「最初は夜にベランダに出ていて、『顔の半分がザラザラする』と言って部屋に入ってきたのよ」と奥様が言います。

「なんだか顔の皮膚の感覚が、右半分だけ変な感じになったんだよ」と先輩。
「体の半分が変だ、というのは、やっぱり脳の病気を疑うでしょ。本人は『もう寝る』と言ったんだけど、『病院へ行きましょう』と言って新聞で当番病院を探したの。そうしたらちょうど宮の沢脳外科病院が当番病院だったので、そこへタクシーで行ったんです」

「救急車は使わなかったのですか」
「うーん、マンションだからサイレンを鳴らして来られると、周りに迷惑かな、という思いがあったのと、まだそれほど緊急でもないと思ったんです」


「なるほど」
「ところが慌てていたので、タクシーの運転手さんに病院名を『【宮の森】脳外科へ行ってください』と告げて走り出したの」

「僕はタクシーの中のある時間から記憶がないんだけどね」
「ところが本当は宮の沢脳外科で、住所を覚えていたのでタクシーの運転手さんが無線で確認してくれて、宮の沢病院についてそこで処置をしてもらえたのよ」

「実際の治療はどういうものだったんですか?」
「詳しくは分からないけれど、血圧を下げるのと脳の腫れたところを抑えるような点滴だったと思うな。血圧が160くらいだったんだけど、あるときから血圧を下げる薬を飲まなくなっていたんだ。やっぱりそれが悪かったみたいだけど」

 病気になった瞬間に、周りに人がいるかいないかで、その後の運命は大きく変わりますね。


「可笑しかったのは、治療がひと段落着いた後だったよ。看護師さんが、『今日は何月何日ですか?』『今日は何曜日ですか?』『ここはどこですか?』と、脳の機能回復の度合いを確認するために、毎日来て質問してくるんだ。そのときにこちらは、記憶がなくなるまえの『宮の森病院』という単語の印象が強くて、『ここはどこですか?』と訊かれるとつい『宮の森脳外科…』という単語が口から出て来てそのたびに、看護師さんに(まだ治ってない…)と渋い顔をされたよ(笑)」
「あはは、それは災難でしたね」

 
 笑い話にできるのも、結果オーライだからに違いありません。

 最後に奥様から一言。

「教訓だけど、毎日新聞で、『今日の当番病院はどこかしら』と確認しておくと良いわよ。いざとなると慌てちゃうから」

 日々の『もしも』に備えることって大事ですね。

 不健康な兆候はチェックを疎かにせず、健康第一で参りましょう。

 

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1時間飲み放題

2018-01-30 23:48:06 | Weblog

 

 都市計画学会の会合があり、終わった後で新年会を兼ねて一杯やりました。

 なんだかんだで会合の時間が伸びて、お店に入ったのは夜の8時20分ほどのころ。もう十分遅い始まりです。

 お店は、まちなかにある"母さんの店"みたいなところで、席に座ってメニューを見ると、「一時間飲み放題 1100円」とあります。

 「二時間飲み放題 1680円」もあったけれど、「もう遅いし、一時間で飲み尽くしましょう!」ということで一時間飲み放題を選択。

 「ビール!梅酒サワー、日本酒…」とお酒の注文を重ねるうちに、「隠し酒があるんだけど、それで行きますか?」と女性の店員さんが不敵な笑みを浮かべます。

「なにそれ、持ってきて!」と言って引っ張り出したのが、「北の誉」の純米大吟醸のお酒。

「おー、美味しい!」
「あ、いいね、これー」

 一時間しかないので、一気に杯を進めて、「もうないの?」と訊くと、「これでおしまいです」とまた一升瓶を一本持ってきてくれました。

 頼んでいた料理の来るのが遅いことを理由に、居座っていましたが、嫌な顔もせずににこやかに対応してくれた女性店員さんに感謝。

 結局1時間40分で、一人2,500円なり。コスパ最高ですし、17時~18時に入店された方は1時間飲み放題500円、というコースもあるそう。

「ここいいねー」ということで全員の意見が一致しました。

 飲食店もいろいろなサービス展開の中で集客を図ろうとして工夫しているようですが、「1時間飲み放題」は初めてで十分満足でした。

 ぱっと飲んでぱっと帰る、長っ尻は粋じゃないのです。

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ミシュランガイドの店は地方にこそ行くべき

2018-01-29 23:42:19 | Weblog

 

 「北海道の地域とみちをつなぐネットワーク連携会議」の総会に出席。

 総会の後で、元北大教授で今は(一社)地域研究工房代理理事の小磯修二先生による講演がありました。

 今日のお話は「北海道の形とみちの役割」というテーマでしたが、「高速道路は国造りの哲学だ」と言う言葉が印象的でした。

「ドイツでは人口8千万人に対して高速道路は13,000㎞。これをヒトラーの政策だ、と言う人もいますが、そんなことではなく、連邦制国家で成り立つドイツの国内をどのように地域連携するか、という国家戦略があっての話です」

「その逆と言えるような中央集権が強いのがフランスです。割と首都であるパリの近くに集中されている。だから地方がやや弱いところがあって、それを補うためには地方を振興しなくてはならない」

「ミシュランというのは、ミシュランガイドを作っている会社ですが、その本業はタイヤメーカーです。タイヤを売るためには車にたくさん乗ってもらう必要があって、そのためには『地方にはこんなに素敵なレストランがありますよ』ということを宣伝して、多くの人に地方に移動してもらうことを考えた。
 だから、パリとかその周辺にはあまり多くの星付きのレストランがなくて、逆に地方には多くの星付きレストランがある。つまりこれは地方振興の手段なんです」

 単に美味しいレストランを紹介するとなると、東京や札幌に星付きレストランが集中しやすくなってしまいます。

 でも単に美味しいレストランを紹介するのではなく、「地方にこそ行くべき場所がある」ということを紹介するのがミシュランガイドの本当の意味なのだと。

 小磯先生はこの話のほかにも地方創生に関連して、「日本で一番出生率の低いのが東京なのに、日本の大学生の26%が首都圏にある。大学が首都にあるべき理由などなにもないのに、そうしたことを変えようとしない。つまり地方の若い女性を吸い上げてしまうのが今の大学のシステムになっていて、こういうことを放っておいて、地方に若者が定着させることを地方に任せてしまっているというのは、国として国造りの哲学がどういうことになっているのかが問われるという事だと思う」とも話されました。

 国造りのなかで、道路を作るとはどういう意味なのか。

 単に経済効果のあるなしを基準にして良いのか。

 道路を作る、道路をつなぐ哲学って何なのか、もう一度考えてみたいものです。

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危ない!冬のレジャーにはリスクもある!

2018-01-28 22:06:19 | Weblog

 

 今日は朝から定山渓ダムの湖、札幌湖へ友人と二人でワカサギ釣りに行ってきました。

 札幌国際スキー場へも通じる道道一号線は、この季節は夜7時から朝7時まで通行止めなので、スキーや釣りへ行きたい人たちはゲートが7時に開くのを待っています。

 我々も6時半ころから車列に並び始め、無事に駐車場に車を止めてワカサギ釣りのために湖面へと向かいました。

 今日のワカサギは、本当は釣れる時間帯と言われる早朝がそれほどでもなく、それでもお昼前からは割とコンスタントにかかるようになりました。

 今日のポイントでは水深が17mほどと、ざっとビルの6階相当の深さがあるので、電動リールが力を発揮して、一度ワカサギが針にかかれば素早く回収することができます。

          ◆  

 お互いにそこそこ釣り上げて、「15時上がりましょうか」と決めたものの、15時前に私の釣りあげたワカサギを数えたところ90匹以上とわかり、「ここまできたら一束(いっそく=100匹)まで行きたいので、ちょっと延長しませんか」と延長を提案しました。

 後から考えると、これが災いしたのですが、釣り時間を延長したことで、テントの中で火をつけていたガソリンバーナーの換気が疎かになってしまいました。

 ちょうど一束を釣り上げて目標達成、「じゃあ撤収しましょう」と言う段になって、急に頭痛と吐き気が遅い、立っていられなくなりました。

 どうやら一酸化中毒になりかけていたようで、深呼吸をしたくらいで簡単に復帰せず、撤収して荷物と一緒に坂を上がるのもかなりつらい思いをしました。

 七輪や練炭が危ないとは思っていましたが、ガソリンバーナーの燃焼でも気をつけないといけないと事故の未熟さを恥じ、深く反省しました。

 楽しいレジャーは危険な要素を察知して、楽しく終わりましょう。

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ZZZ…、って眠ってない?

2018-01-26 23:39:34 | Weblog

 

 ちょっとまちなかへ出かける用事があったので、ついでに銀行へ寄って、もう使っていない口座を解約しました。

 東京にいた時に、この銀行からなら手数料がかかりません、というサービスに惹かれて開いた口座でしたが、札幌ですらそれほど銀行窓口自体が多くはなくて、地方都市では不便なメガバンク。

 いくつかあった引き落とし契約などの口座を少しずつ他の銀行に移して、取引先がないようにしておいたのですが、ちょうど解約のチャンスとなりました。

 係りの方に伺って、必要な書類を整えて窓口へ。

「降ろされる額によっては、本人確認が必要になりますので、身分証明書を確認しておいてください」と言われたけれど、残額は407円。

 これなら本人確認は不必要でした(笑)。


 社会的に休眠口座が問題になっています。契約者本人ももう忘れてしまっていたり、本人が無くなっていたりして使われていない口座にも結構なお金が溜まっていて動かすことができない、という実態。

 2018年1月から、休眠預金等活用法が施行され、2009年1月1日以降の取引から10年以上、取引のない預金(休眠預金)等は、民間公益活動に活用されることになっています。

 ご自宅に、もう取引のない銀行口座はありませんか?

 あっても通帳がどこに行ったか分からないとか印鑑を無くしたとか、住所変更をしたとか、探すのも面倒になっていたりしていませんか?

 一人一人の捨て金はそれほど多くなくても、国民全体となれば結構な額になるのでしょうね。 

 休眠口座になることを防ぐための注意点は以下の3つだそうです。

 ①使わなくなった口座は速やかに解約する
 ②引っ越しをしたら必ず住所変更届を出す
 ③銀行口座は使いこなせる数に絞り込む

 面倒くさいけれど、気持ちを強く持って、断捨離で整理をいたしましょう。

 今日は口座を一つ閉じました。

 

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よそ者にはよく見える ~ 静岡茶の売り方は頑固なのか

2018-01-25 23:41:03 | Weblog

 

 以前静岡県に出向していたことがある、という某省庁の官僚の方にお会いする機会がありました。

 お互いに静岡のお茶の話で大いに盛り上がったのですが、友人のサトー君がプロデュースしている、ペットボトルの水に入れるお茶を見せたところ、話題は一気に静岡のお茶話になりました。

 そしてその方は「静岡の人たちは自分たちのお茶へのプライドがあるのか、売り方が昔そのもので頑固でしたよ」と笑います。

「そんなに頑固でしたか?」
「ええ、一度県の仕事で、コンビニのセブンイレブンを訪ねて、『静岡茶をセブンイレブンでも使ってほしい』と売り込みに行ったことがありました」

「そうですか」
「そうして、静岡茶を売り込んだんですが、相手からはこんなことを言われました。曰く、『最近はワインでも、赤・白・ロゼという別があって、それぞれにフルボディ~ライトとか、甘い~辛いとかいった区別をつけて、お客様が選びやすいような工夫をしています。そう思うと、静岡茶にはどういう分類とかお客様のニーズを拾うような工夫をしてくれるでしょうか』と言うのです」

「なるほど、静岡の人たちは、掛川茶、川根茶、菊川茶といった産地の別は訴えるけれど、味の区別などはしない気がしますね。どこも深蒸し茶一本、みたいな(笑)」
「そうそう(笑)。そこを突かれて、やっぱり静岡ではそういう対応をしていませんでした。そのうえで、『静岡県さんには以前から、そういうニーズ対応が必要ですよ、と言っているのですが、なかなか対応していただけませんでした。そして、そういう対応をしてくれたのが鹿児島県だったので、今うちではもっぱら鹿児島茶を使っています』と言われたんですよ」

「あらら」
「静岡のお茶って、そういう無理をしなくても昔ながらの『やぶ北の深蒸し』というブランドで、ある程度はちゃんと売れるんでしょうね。だから世間のニーズが変化してもそれをつかもうとする気持ちってあまり高くないように思いました」


 静岡県民のお茶に対する思いからすると、「さもありなん」と思うような指摘でした。


「それにね」
「まだありますか」

「あるある(笑)。静岡県にいた時に、今度は東南アジアでお茶の商談会みたいなイベントがあって、それに行ったことがあります。そこではライバルは、中国茶だったり、インドの紅茶だったり、国単位のお茶文化の戦いみたいな感じでした。日本からは、静岡茶に狭山茶、鹿児島茶なんかも参加して、『日本の緑茶・グリーンティー文化を売り込もう』と言っていたはずなのに、現地では『静岡茶のブースが欲しい』とか地域茶で売りたいという要望が出て来たんです。そんなのは世界の人には通じない、と思いましたが、(そんな場面でも地域ごとのライバル意識が強いんだなあ)と可笑しくなりました(笑)」

 やっぱり外の人は不思議に感じることって多いようです。いろいろな付加価値とか、飲みたくなる、欲しくなるような仕掛けを用意するのが案外苦手だったのだと私も感じます。

 そういう雰囲気が、茶商さんが代替わりして若い方が経営するようになって、少しずつ改善しているような話も聞こえるようになりましたが、まだまだやれることって多そうです。

 
「小松さん、"クイーン・オブ・ブルー"ってご存知ですか?」
「残念ながら知りません。それって何ですか?」

「お酒を飲めない人に、それ以上の価値を味わえるようなお茶で、ワインボトルに入っているんですよ。ネットで調べるとわかると思いますが、知恵とアイディア一つで、お茶の付加価値ってもっと出せるように思いますね」

 
 その方とお別れしてから、"クイーン・オブ・ブルー"について調べてみましたが、なるほど、JALの国際線ファーストクラスで提供されている高級なお茶とわかりました。

 やっぱりよそ者には色々感じるところが多かったようです。さあ、ガンバレ静岡茶!


【ワイン?いいえ、30万円のお茶です
  ~ボトル高級茶で世界に挑むベンチャー企業】 http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140421/263215/

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よそ者にはよく見える ~ 静岡茶の売り方は頑固なのか

2018-01-25 23:40:03 | Weblog

 

 以前静岡県に出向していたことがある、という某省庁の官僚の方にお会いする機会がありました。

 お互いに静岡のお茶の話で大いに盛り上がったのですが、友人のサトー君がプロデュースしている、ペットボトルの水に入れるお茶を見せたところ、話題は一気に静岡のお茶話になりました。

 そしてその方は「静岡の人たちは自分たちのお茶へのプライドがあるのか、売り方が昔そのもので頑固でしたよ」と笑います。

「そんなに頑固でしたか?」
「ええ、一度県の仕事で、コンビニのセブンイレブンを訪ねて、『静岡茶をセブンイレブンでも使ってほしい』と売り込みに行ったことがありました」

「そうですか」
「そうして、静岡茶を売り込んだんですが、相手からはこんなことを言われました。曰く、『最近はワインでも、赤・白・ロゼという別があって、それぞれにフルボディ~ライトとか、甘い~辛いとかいった区別をつけて、お客様が選びやすいような工夫をしています。そう思うと、静岡茶にはどういう分類とかお客様のニーズを拾うような工夫をしてくれるでしょうか』と言うのです」

「なるほど、静岡の人たちは、掛川茶、川根茶、菊川茶といった産地の別は訴えるけれど、味の区別などはしない気がしますね。どこも深蒸し茶一本、みたいな(笑)」
「そうそう(笑)。そこを突かれて、やっぱり静岡ではそういう対応をしていませんでした。そのうえで、『静岡県さんには以前から、そういうニーズ対応が必要ですよ、と言っているのですが、なかなか対応していただけませんでした。そして、そういう対応をしてくれたのが鹿児島県だったので、今うちではもっぱら鹿児島茶を使っています』と言われたんですよ」

「あらら」
「静岡のお茶って、そういう無理をしなくても昔ながらの『やぶ北の深蒸し』というブランドで、ある程度はちゃんと売れるんでしょうね。だから世間のニーズが変化してもそれをつかもうとする気持ちってあまり高くないように思いました」


 静岡県民のお茶に対する思いからすると、「さもありなん」と思うような指摘でした。


「それにね」
「まだありますか」

「あるある(笑)。静岡県にいた時に、今度は東南アジアでお茶の商談会みたいなイベントがあって、それに行ったことがあります。そこではライバルは、中国茶だったり、インドの紅茶だったり、国単位のお茶文化の戦いみたいな感じでした。日本からは、静岡茶に狭山茶、鹿児島茶なんかも参加して、『日本の緑茶・グリーンティー文化を売り込もう』と言っていたはずなのに、現地では『静岡茶のブースが欲しい』とか地域茶で売りたいという要望が出て来たんです。そんなのは世界の人には通じない、と思いましたが、(そんな場面でも地域ごとのライバル意識が強いんだなあ)と可笑しくなりました(笑)」

 やっぱり外の人は不思議に感じることって多いようです。いろいろな付加価値とか、飲みたくなる、欲しくなるような仕掛けを用意するのが案外苦手だったのだと私も感じます。

 そういう雰囲気が、茶商さんが代替わりして若い方が経営するようになって、少しずつ改善しているような話も聞こえるようになりましたが、まだまだやれることって多そうです。

 
「小松さん、"クイーン・オブ・ブルー"ってご存知ですか?」
「残念ながら知りません。それって何ですか?」

「お酒を飲めない人に、それ以上の価値を味わえるようなお茶で、ワインボトルに入っているんですよ。ネットで調べるとわかると思いますが、知恵とアイディア一つで、お茶の付加価値ってもっと出せるように思いますね」

 
 その方とお別れしてから、"クイーン・オブ・ブルー"について調べてみましたが、なるほど、JALの国際線ファーストクラスで提供されている高級なお茶とわかりました。

 やっぱりよそ者には色々感じるところが多かったようです。さあ、ガンバレ静岡茶!


【ワイン?いいえ、30万円のお茶です
  ~ボトル高級茶で世界に挑むベンチャー企業】 http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140421/263215/

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またもや水没?

2018-01-24 23:24:00 | Weblog

 

 妻が「スマホのスイッチ入れても大丈夫かな?」と突然言うので、一瞬何のことかわかりませんでした。

「え、なあに?」
「袋に水が入っていたのよ…」
「えっ、また水没させたのかい」

 うちではお風呂に入るときに、スマホを防水の袋に入れてラジオを聴いたりしています。

 防水の袋は100円ショップで買ったものですが、とりあえず用は足りてそれなりに使えていました。

 ところが所詮は100円の品物なので、長持ちはせず次第にチャックの部分が甘くなってきます。

 どうやら妻はそれに気が付かずにお風呂で使っていて、あっと思った時には袋の1/5~1/6くらいまで水が溜まっていたというのです。

「スイッチはできるだけ乾かしてから入れた方がいいんじゃないか?」
「でも、一応それなりの防水機能があるスマホにしたんだよね」

 そうでした!昨年夏に、秘境ごっこで山奥のダム直下で釣りをした際に、増水した川に足を取られて妻はスマホを水没させ、それでスマホを替えたのでした。

 その際にショップの方と話をして、「それでは防水機能の高いものをお勧めします」と言われて、勧められたものにしたのでした。


「じゃあ大丈夫かな」 そういったところで通勤の時間になり、私は職場へと向かったのですが、そんなことをすっかり忘れて、日中にLINEでやり取りをしていました。

 家に帰ってから、「そういえば、スマホは無事だったの?」と言うと、妻は「日中にやり取りしてたじゃない。なんとか今のところはなんともないみたい」という返事。

 さすがに防水機能が高い、と勧められたものだけあって、ちょっとくらい水に浸かったくらいでは大丈夫だったようです。

 アウトドアで活動することが多い向きには、スマホの防水性や耐衝撃性などの基本的な性能は重要ですね。

 水に浸かっても大丈夫なスマホだなんて、日常は少しずつ便利になっています。

 

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うん、デカイ!

2018-01-23 23:55:55 | Weblog

 

 先週サホロ湖で釣り上げたワカサギを早速から揚げでいただくことにしました。

 このあたりの魚には、ワカサギと思えないような大型のものがときどき釣りあがりますが、釣り上げた時に一瞬「違う魚が釣れたか?」と思うほどです。

 今日料理をした袋の中にも、一匹だけ14センチのものが混じっていました。

 平均8センチくらいの中にあって、一際大きくて目立ちます。仲間内ではでかいワカサギなので、"デカサギ"と呼ぶことがあります。

 でも味わいはワカサギそのもので、美味しくていくらでも食べられちゃいそうです。

 北海道の冬を実感します。

 

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皆で一緒に一斉に行動した方が良いこと

2018-01-22 23:55:55 | Weblog

 東京は大雪で大変なことになっているようです。

 夜のニュースは、道路交通のトラブルや事故などの話ばかりで食傷気味ですが、数年に一度の気象状況のためにみんながスタッドレスタイヤを履くようなこともないのでしょう。

 以前、茨城県の水戸市に住んでいたときに、やはりこんな大雪の日がありました。

 私自身は四駆のデリカというワンボックスカーで、タイヤはオールシーズンタイヤなので、ちょっとした雪くらいは平気でした。

 朝通勤の際に、「いよいよデリカの力を見せるときが来たか!」と勇んで発車したのですが、すぐにノーマルタイヤで走る車の渋滞に巻き込まれてしまい、その能力を発揮することはできませんでした。

 社会全体がその気にならないと力を発揮しないということは多いもの。

 私自身はマイナンバー制度なども、社会全体でやった方が良いと思う立場ですが、なかなかそういう考えが浸透しませんし、反対の意見を持つ人も多いことでしょう。

 たった一人がノーマルタイヤでスタックしても交通はマヒします。東京の交通は雪でマヒしても、北海道の道路がマヒしないのはみんながそれに備えて準備しているから。

 冬用タイヤを履いていない人を批判するだけではなく、一人一人の自覚と共感と行動が社会全体を上手く効率的に進めていることに気づいて、そんな場面に遭遇するときのことを考える方が建設的じゃないでしょうか。

 厳しい環境に慣れている人の方が強いです。

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