北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

脳の老化を遅らせろ

2015-04-30 22:17:44 | Weblog

 

 "「脳の老い」を遅らせる、誰にでもできるレベルの9つの習慣"というネット記事がありました。

 脳は75%が水でできているのだそうで、水分の適切な補給が欠かせないほか、食べ物や飲み物に気を使い、自分自身をコントロールすることが大切です。

【「脳の老い」を遅らせる、誰にでもできるレベルの9つの習慣】 (ライブドアニュースより)

 その中身をご紹介すると、


1. 水分を補給する

 脳のおよそ75%は水でできています。脳の機能を健康に保つためには、適切な水分補給が欠かせません。脱水状態は、無気力や集中力低下の原因となり、最終的には認知力の低下につながります。コーヒーやアルコールなどの飲みものは、脱水をさらに悪化させるおそれがあります。

 アドバイス:起床後すぐにコップ2杯の水を飲み、体のなかを洗い流しましょう。また、デスクに水のボトルを常備し、1日を通じて飲むようにしてみてください。特に、運動をする時や、コーヒーやアルコールをたくさん飲む時には水分補給が大切です。

2. 砂糖を控える (説明は省略)

3. ジャンクフードを断つ (説明は省略)

4. オメガ3などの必須脂肪酸を摂取する (説明は省略)

5. 抗酸化物質を豊富に含むものを食べる (説明は省略)

6. カフェインの摂取を減らす

 カフェインを摂りすぎると、セロトニン濃度が低下し、ストレス反応に悪影響が出ます。脳にストレスがたまると、情報に基づいて筋道の立った決断を下すのが難しくなります。少量のカフェインが脳の機能向上に役立つ場合もありますが(特に老齢の脳ではそうです)、あまり摂りすぎると、あなたの目標やニーズにとって逆効果になるおそれがあるのです。

 アドバイス:1日を通じてコーヒーを飲む習慣がある人は、午前11時でおしまいにするようにしてみてください。それ以降は、代わりに緑茶を飲みましょう。緑茶はコーヒーよりもカフェインが少ないうえに、抗酸化作用も期待できます。

7. アルコール摂取をできるだけ減らす (説明は省略)

8. 運動をする (説明は省略)

9. ストレスを管理する (説明は省略)

 以上ですが、水分を補給する際でもただの水よりはお茶の方がよさそうですね。


        ◆   


 …などと書いていると、いつもお付き合いいただいている御前崎茶商組合から春の新茶が届きました。

 日本茶は流通のほとんどが「やぶ北」と呼ばれる品種なのですが、御前崎のお茶商さんたちがイチ押しなのが「つゆひかり」という品種。

 やぶ北に比べると煎じた時の緑色(水色=すいしょく)が強く透明で、香りと風味も勝っているように思います。私は特に、「滋味」と呼ばれる出汁に通じる様な旨味が感じられるところに惹かれます。

 送っていただいた御前崎茶商協同組合の中山組合長にお礼を伝えると、「今年の新茶は長雨でミル芽(=柔らかい新芽)の手摘み極上 品質のものが稀でした。しかしその反動か連日晴れが続き、今現在は生産も順調で、味も香りも乗ってきて、最高な新茶の生産時期だと思いますという答えが返ってきました。

 好みのウィスキーのチェイサーとして新茶というのもオツでしょ。

 おっといかん、脳の老化防止にはお酒を控えろ、でしたね。あとは本を読んで寝ます、はい。

 

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稚内の観光の季節が始まる

2015-04-29 22:13:58 | Weblog

 

 稚内もいよいよ今日から本格的な行楽の始まり。市内の観光施設が今日から開園です。

 市内の観光施設がどんなものかと、自転車を繰り出して行ってみました。

 まずは青少年科学館と寒流水族館。これらは同じ入場券で両方見ることができますが、今日は千円で年間パスポートを購入。誰かが遊びに来た時に案内しやすくなります。

 科学館では久しぶりにプラネタリウムを観望。プログラムは春の星座の物語でしたが、稚内や離島は星空がとても綺麗ですよ、と教えてくれる人がいたので、本物の星空も楽しみです。


 また今日は水族館の隣にある稚内灯台が一般公開をしていました。入り口から158段の階段を上がるとそこには巨大なレンズが二つあって、これが20秒に一周して遠くから見ると明滅しているように見えるとのこと。晴れていれば33kmの遠くからでも見えるそうですよ。

 今日はガスがかかっていて、天売・焼尻はおろか利尻・礼文も見えなくてちょっと残念でした。


        ◆ 


 帰る途中でやはり今日から開園の開基百年記念塔と北方記念館へも立ち寄ってきました。

 記念塔は標高200m位の高台にあって、標高30mあたりの道路からはものすごい坂道。途中は風が強くなり、さすがに自転車に乗ったまま上りきることができず押して上がる羽目になりました。

 塔の上からはやはりガスがかかっていて遠くの眺望を楽しむことはできませんでしたが、一階にある北方記念館は見ごたえがあります。

 特に間宮林蔵の樺太と大陸までの探検や蝦夷地測量などの資料が多く、興味のある私には興味深くて時間の過ぎるのを忘れてしまいました。

 また、日本の統治下にあった南樺太の様子を伝える資料も満載で、カラフトとの玄関口である稚内らしさが実によく出ていると思います。

 こちらは年間パスポートがないので残念ですが、あったとしてもあの坂を毎回自転車で上って通うのはちょっと辛いだろうなあ(笑)。

 稚内のマチを改めて堪能しました。 

 

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向かい風を追い風に~稚内の「風あるある」を探そう

2015-04-28 18:50:29 | Weblog

 先日、北星学園大学の藤崎さんという講師が訪ねてきてくれました。

 彼とは彼が知床でガイド業をしているころからの知り合いで、彼が稚内の北星学園大学に移ったことも知っていたのですが、なかなかタイミングが合わずに会えないでいたのですが、やっと会えました。

 開口一番、彼は「小松さんの先日のブログの『稚内の強風のエピソードをもっと掘り起こしたり創作すれば良いのに』という記事を読んで感じるところがありました」と言いました。

「私もよそから来たので、風の強いところだなあ、とは思っていたのですが、それを地域の価値としてとらえる視点に改めて気がつきました。そこで、このいわゆる『強風あるある』ですよね、これを学生たちへのテーマとして授業で展開してみようと思うのです。そこで小松さんの了解を得ておこうと思いました(笑)」

「別に僕もパテントを主張する気はないので、大いにやってください(笑)。テレビ番組の『あめトーク』みたいにみんなでネタ探しをして笑いをとるようなことをやればたくさん出てくるんじゃないでしょうか。それに地域を彩るエピソードってたくさんあった方が紹介やガイドの時に使えるでしょ?」

「そうなんです。こちらで観光のためのガイドを養成する活動をしていますが、皆さんゲストに対して、本に書いてある知識を紹介しようとしすぎるんです。もちろんそれも大事ですが、ガイドさん一人一人の経験やエピソードを語るともっと語りが受け入れられやすくなります。ところが、『自分のことを語るなんて…』と最初は躊躇される方が多い。少しずつそういう話をすることに慣れてくると語りがぐっと滑らかになるんですけどね」

「やっぱりそういうことが大切だ、と言い続ける人がいないとね。藤崎さんのよそ者としての役割でしょうね」


            ◆  


「ところで、僕より先に稚内に来ていて、強風のエピソードって何かありますか?」と今度は私から藤崎さんに訊いてみました。

「ええ、市内のある有名ホテルのお話なんですが、そこで部屋の消臭をしようとファブリースとかいろいろな消臭剤を使ってみたそうなんです。ところがかえって微妙な香りがついてしまったりして、部屋の匂いってなかなか取れなかったそうなんです」

「ほうほう」

「そこで風なんです。何のことはない、窓を少し開けて稚内の強い風を部屋の中に取り入れて空気を入れ換えるのが結局一番匂い取りに効果があったそうなんです」

「風に価値があるって話ですね。いいですねえ。そうそう、僕も一つ創造考えましたよ」

「どんなのです?」

「先日自転車に乗っていて、風が強いのをいつも向かい風に感じていたんです。まあ前に向かって自転車を走らせれば大抵は向かい風になりますよね。でも向かい風って向きを変えれば追い風になりますよね」

「ははあ(笑)」

「そこで北門神社を『日本一の追い風神社』と銘打ったらどうかと。皆さん向かい風に耐えながら神社へ向かってお参りをする。すると帰り道は反対方向なので追い風になるわけです。これぞ『日本一の追い風神社』ってわけですが、どうでしょうねえ(笑)」

「ははは、風そのものには良いも悪いもないので、それは自分にとっての価値がどうかってことですね。考えてみれば、摩周湖の霧だって、霧がなければ景色がよく見えるけれど、霧が立ちこめたら『霧が出ていた良かった。きれいな湖面が見えたら結婚しにくくなる』なんて話を創っていますよね。あれなんかうまいなあと思いますよ」

「風がなければそれでよし。風向きが逆だったら、『追い風に乗ってここまで来たんだから、これからの向かい風に耐えてゆけ』くらいのことを言えばいいんじゃないかな(笑)」


 まあ冗談はこの程度にして、稚内の『強風あるある』の話は集め甲斐がありそうです。集まったら今度は発信の仕方として、四コマ漫画にしてみるとか、動画を作ってみるとか、今日のネット時代を生かすような工夫もあるともっと良さそうです。

 地元民として慣れてしまった自分の限界を超えて見せてほしいものです。


    【丘陵に立つ風車群】

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稚内港フェリー乗り場にボーディングブリッジ完成

2015-04-27 22:35:52 | Weblog

 稚内市が整備を進めていたフェリー乗り場のボーディングブリッジが完成し、今日その完成記念式典が挙行されました。

 ボーディングブリッジとは、飛行機に乗るときにターミナルビルから直接乗り込めるようになっている橋渡しの施設で、これをフェリー乗り場でも整備したのです。

 稚内は風の強い町ですが、利尻・礼文の離島もやはり状況は同じ。今まではターミナルビルから一度階段で岸壁のエプロンへ出て、そこからタラップで船に乗り込んでいました。

 風だけならいざ知らずこれに雨や雪がついたら乗り込む乗客には苦渋です。またこれまでは岸壁からタラップで船に乗り込んでからさらに狭い船の中の階段を上がって客室へ向かっていました。

 このボーディングブリッジができたことで、ターミナルビルの二階から直接フェリーの二階へ乗り込むことができ、すぐに客室へ向かうことができます。

 実はこのボーディングブリッジ、稚内港だけではなくて既に昨年利尻町の鴛泊港、今年の三月に礼文島の香深港で完成しており、今日の稚内、そして来月に利尻島の沓形港でも施設が完成し、地域が一帯となって利便が向上します。

 島の乗客の高齢化も進んでいることや、さらに観光客にとっての利便やホスピタリティがおおきく改善することで地域の暮らしが良くなり乗船率の向上も期待したいものです。

 
           ◆  


 今日は地元選出衆議院議員の武部新先生を始め道議会議員、関連自治体の首長さんなども集まって、記念式典が行われ、その後に礼文島行き、利尻島行きのそれぞれのボーディングブリッジの渡り初めを行いました。

 このブリッジの供用に伴っては、フェリー船の側でもボーディングブリッジに連結できるよう乗船口を改良したとのこと。

 利便の向上した利尻・礼文行き利礼航路ぜひ離島の観光にお越しください。

 ちなみに私も五月末に家族とともに島旅行を計画中。晴れて花が咲いていると良いのですが。

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風の強いマチのエピソード募集

2015-04-26 23:19:37 | Weblog

 朝から風速10メートルほどの強風が吹く稚内。風が強い地域とは思っていたものの、さすがに一日中吹かれると外に出る気がそがれます。

 しかしせっかく自転車も持ってきたことだし、とにかく買い物にでも行ってみようと、自転車を組み立てて外へと繰り出しました。

 外は風が吹き荒れていて、自転車で横風を受けるとふらつくほどでちょっと危険な状態。向かい風ではなかなか進まないし、その一方で追い風ならとんでもないスピードが出ます。人生も追い風ばかりなら良いのにね(笑)。

 さて、風が強いということを体で体験しました。風は今日風力発電で電気を生み出す地域の資源として大きな期待が寄せられています

 「風が強いね」とフェイスブックに書いたところ、「この強い風のお陰で、ウィンドサーフィンをやる人たちからは『稚内の波は日本随一』と言われているんですよ」というコメントが寄せられました。

 電気を起こす風車は見えますが風の強いのはなかなか見えません。

 ウィンドサーファーがいるのは見えるけれど、彼らがこの地域の風が日本でも一番だと思っているというのはなかなか見えません。

 世の中のことは「物事」と言って、「モノとコト」に分かれます。モノは見えますがコトは見えません。しかし本当に地域を彩り形作るものは実はコトの方が多いのです。

 モノはネットでの写真でも見えますが、事を理解しようと思ったらその場所へ来なくてはなりません。コトの方が観光素材としては質が高いのです。

 
        ◆  


 ネットで「稚内 風 エピソード」で検索をかけても多くの記事が出てくることはありません。

 先日地域の名士の会で、稚内勤務が二度目という方がいらしてその方が、「子供のことで印象的だったのは、『小学校2年生までは通学に傘をさしてはいけないと言われたことです。それは風が強くて危ないから』だと言われました。とても稚内らしいなあと思って今でも覚えています」と言っていました。今でも本当なんでしょうか。

 そんなわけでこの際提案です。風にまつわるエピソードをもっとたくさん集めてアップしてはいかがでしょうか。

 なかには少し大げさでいかにもホラだと分かるようなものを創作してもいいから、笑い話のタネとして風の強い町での出来事を愉しむのです。例えば、こんなのはどうでしょう。

「リッター30kmの軽自動車で稚内から宗谷岬まで往復したら、追い風の行きはリッター50kmをたたき出して、向かい風の帰りはリッター10kmだった」

「稚内では鯉のぼりがよく売れる。なぜなら一週間外で泳がせると翌年は使い物にならなくなるから」

 風の強い日常を揶揄しながら楽しむ、「風にまつわるホラ話」募集をすると面白いんじゃないかなあ。 

 
       ◆ 

 風が強いと鯉のぼりは元気がいいですね。そんな動画を撮影してアップロードしました。
 
 【稚内の鯉のぼりは元気が良い】https://www.youtube.com/watch?v=echGbX0rQGg&edit=vd

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豊富の新しい味覚二つ(三つかな?)

2015-04-25 23:45:12 | Weblog

 昨夜は豊富温泉の川島旅館で、地域のキーマンたちと楽しいお酒を酌み交わしました。

 豊富温泉では、温泉宿に若い後継者が戻って来ているほかに、外部から観光やまちづくり関係で移住をしてくる人がいて、そうした人たちが地域に活力を与えています。

 ヨソ者としてやってくると、様々な外の人ならではの発想があるかもしれないし、逆に溶け込むまでの間にいろいろな人たちとの軋轢もあるかもしれません。

 しかしそれらを乗り越えて新しい世界にチャレンジできる可能性があるのも外の発想を持っている人たちです。

 大いに活躍して地域の魅力を増してほしいと思います。


        ◆  


 さて、ここならではの美味いモノを二つご紹介します。

 一つ目は昨日のブログでちょっとだけ言いかけた、豊富牛乳の副産物としてできるバターを利用したおかず。その名も「かつおバター」。

 とにかく生乳をたくさんつくるだけあって、その副産物としてバターも大量にできあがります。

 もちろん業務用として売りさばかれるものですが、せっかくこの地域で作られる産物ですから地域性豊かな特色ある食材として利活用できないか、とここ川島温泉のご主人がいろいろなものとの組み合わせを考えています。

 そうしてその一つが『鰹節とバターを混ぜたもの』で、炊き立てで温かいご飯の上に乗せてちょいと醤油を垂らして食べるという食べ方の提案。

 子供って白いままのご飯ってちょっと苦手なもので、私の思い出の中では、よくふりかけや副食を工夫しながらご飯を食べていたもので、その中の一つに醤油バターご飯がありました。

 大人になってからはさすがにやらなくなりましたが、今日の朝ご飯でこうやって出されて食べてみると、切ないほど懐かしい味がしました。

 あまり鰹節が強くは出すぎずに、バターと醤油の風味が強く口の中に広がり、同時にそれは両親兄弟で食べた昔ながらの朝ご飯の思い出そのもの。とっても懐かしくて涙が出そうでした。

 そういえばご飯に牛乳をかけて食べるなんてこともありましたが、その時の牛乳はまさにここ豊富のような濃い牛乳でした。今の子供たちはこんな食べ方をしているのかなあ。


       ◆  


 そしてもう一つはもはや名物と言ってよい牛乳プリンですが、最新作が二つあってそれがこの「塩プリン」と「醤油プリン」。

 以前「紅茶プリン」も美味しいと思いましたが、塩と醤油で来るとは…。つぎは味噌味かなあ。まるでラーメンみたいですが(笑)

 ちょっと不思議な味ですが発想が面白いですね。

 アトピーに効果のある温泉という地域素材もありますが、さらに地域を活性化させようという、発想を実践に移してゆく若い人たちのエネルギーを感じます。

 豊富町ってちょっと注目してほしいと思います。
 

 

 

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イカ飯ならぬイカイモ?

2015-04-24 23:45:12 | Weblog

 約一年ぶりの豊富温泉川島旅館。

 地元の知人に加えて、新しくこの地域に来て活躍している方々とも初めて会えて楽しい時間が過ぎました。

 まちづくりの話から、地域の宝、エネルギー、食べ物、産業そして釣りと楽しい話は尽きるところを知らず、いつの間にか午前様になってしまいました。

 普段はなかなか食べられない面白料理もありました。一つ目はある方がお土産に持ってきてくれた鹿肉をローストしたもので、ローストビーフならぬローストベニソン。

 薄切りにされた肉はとてもやわらかくて、口に入れても鹿肉とは思えません。高級お肉に皆大喜びです。


 次はイカ飯なら以下の中にご飯が入っていますが、ご飯の代わりにじゃがいもを入れたイカイモ。

 これもちょっとしたアイディアですが、北海道らしく手良いですね。


 そして最後は、地元豊富牛乳公社で作られたバターにクランベリーをまぜたクランベリーバター。

 バターには甘いドライフルーツが良く合いますが、レーズンでもその他ドライフルーツでも良いそうです。

 牛乳公社では加工した生乳を送り出していますが、その過程で出た脂肪分で作ったバターは味わいがあります。

 実は明日の朝の食事の時には、バターにある和風食材を入れたお薦めの逸品が出されるそうです。なんだろう、今からちょっと楽しみです。

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え?ここじゃないの!?

2015-04-23 22:56:36 | Weblog

 

 朝7時40分発の高速バスで稚内へ戻ってきました。

 事前の案内で、「出発は大通りのバスセンターですよ、間違えないでくださいね」と言われていて、「はいはい、OK!」と答えた私。車で妻に送ってもらって出発の20分前にバスセンターに余裕を持って到着しました。

(さて稚内行は2番乗り場か…)と思って乗り場へ行くと…、どうも「稚内行き」という表示が見当たりません。留萌行や岩見沢行きとは書いてあるけれど、稚内の表示がないのです。

(あれ?ここじゃないのか?)とたんに顔が青ざめました。発車予定時刻まではあと15分。おまけに朝早いために係員の姿も見えません。とんだ間違いをしでかしていたとしたら、バスに乗れるのかと焦ることしきり。

(ま、まずい…)

 すると建物の真ん中の二階で張り出した部分にバス会社の方と思しき人影を発見。慌てて手を振って「稚内行きのバス乗り場はここじゃないんですか!」と訊いてみました。

 すると、「ああ、間違えやすいですけど、もう1ブロック南側の北電ビルの向こうですよ」とのこと。 

 私が勘違いして行ったのは中央バスの札幌ターミナルバスセンターで、稚内行きのバスが出るのは大通りバスセンターという別のビルでした。

 慌てて荷物をもってそちらへ移動して10分前に到着。乗りそびれることになるかと本当に肝を冷やしました。

 往復の切符を買った時にもらった案内の紙にはちゃんと正しいバス乗り場が地図付きで描かれていたのですが、(大通りのバスセンターといえばあそこ)と考えてそれ以外が頭に浮かんでいませんでした。

 思い込みって恐ろしい。


       ◆   


 今回のバスの旅で家から自転車を持ってきました。

 これからは宗谷管内を自転車で巡ってみようと思います。

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稚内~札幌間高速バスの旅

2015-04-22 22:34:14 | Weblog

 札幌で午後に開かれる会議に参加するために稚内からの出張です。

 (稚内~札幌間のJRなんてどうせ空いているだろう)と高をくくって、前日になって予約を取ろうとしたら、「稚内からの便は指定席が数席ありますが、翌日の札幌からの朝一番の便は指定席がありません」とのこと。

 (はあ、そんなこともあるものだ)と思いつつ、あわてて高速バスの予約を取ってみると、「まだ15人ほどなので大丈夫ですよ」とのこと。

 翌朝の札幌発朝一番の便も予約が取れてとりあえずほっとしたのでした。

 なんでもときたまJRを使ったツアーが入ることがあり、それにあたると指定席が満席になるとのこと。指定は満席でも自由席がガラガラなんてこともあるのだそうですが、ちょっとこわいですね。

 

      ◆   
 

 そして今日の朝、15分ほど歩いて6時40分頃発のバス乗り場まで行き、初めての高速バスの旅でした。

 昨夜の酒が残っているのと、睡眠不足、さらに朝満足に食べないままにバスに飛び乗ったので、最初のうちはぐったりしていましたが目を閉じて仮眠を取るうちに元気を取り戻して、後半はなんとかなりました。

 そもそも稚内を出てすぐの頃は道路が一般道なのでバスの車体が前後左右に揺れたのですが、留萌から深川自動車道に乗るとさすがに安定。

 こういうところにも規格の高い道路の効果があると思いましたが、地図を見る限りでは道路が連続して繋がっているだけのこと。これも現場を味わってこそ感じる現実です。

 夜の懇親会を終えて三週間ぶりの我が家となりました。明日は朝7時40分発の朝市便で稚内へ帰ります。

  

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50年前の縁が繋がるとは

2015-04-21 23:32:00 | Weblog

 職場の有志で夜の飲み会。

 南稚内駅周辺にはオレンジロードという一応の繁華街があって、そこで会合を持つことが多いのですが新装開店のお店で大いに飲んで語り明かしました。

 我々が飲んでいる傍でカウンターに我々とは別に年配の常連客がいたのですが、酔っぱらった勢いでその方につい話しかけてしまいました。

 身の上話をする中で、「実は私は父に連れられて2歳から8歳まで稚内に住んでいたんです。父は豊富でのサロベツの農業開発事業に従事していたんです」と言うと、その方が、「今話を伺うと、私の兄がその時にその事務所で働いていたんじゃないかと思うんです」と言い始めました。

 そんな偶然があるものか、と思って酔った勢いで札幌の父に電話をして、「当時、サロベツの事務所にMさんという方がいたのを覚えているかい?」と尋ねると、「ああ、いたなあ」とのこと。

 その一方でMさんもお兄さんに電話をしてくれて、「50年前の当時、サロベツの事務所の小松さんという方がいたのを覚えているかい?」と尋ねたところ、「ああ、覚えているよ。よく麻雀をしたなあ」と言っていたとのこと。

 Mさんと私で、「いやあ不思議なご縁ですが、なんだか繋がりましたねえ」と大笑い。

 50年前に稚内に住んでいたということが、こんなところで不思議な縁で繋がるとは思いませんでした。

「お兄さんにお伝えください。そのときの小松の息子が今稚内で勤めていますよ、と」 そう伝えてMさんとは別れましたが、またお会いできる日も近そうです。

 とんだ偶然で、50年という時間の流れが不思議な縁で結ばれました。

 飲み会の醍醐味って、自分が楽しいだけじゃなくて実はこうした偶然の出会いにあるのじゃないかと思いました。

 人の世の中って面白いものですねえ。

 
       ◆   


 南稚内駅で飲んだらシメはやっぱり「庄内食堂」。

 黒ずんだおでんとさっぱり塩味のラーメンは稚内市民のソウルフードかもしれません。

 ごちそうさまでした。

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