北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

捨て犬ランニングってなに?

2018-05-31 23:27:17 | Weblog

 

 ある会合で久しぶりに会った知人との会話。

私「最近何かはまっていることはありますか?」
知人「えーとね、はまっていると言えば、"捨て犬ランニング"かな」

「"捨て犬ランニング"ってなんですか?」
「えへへ、それは路線バスに乗って、近場の適当な停留所で降りてそこからはジョギングで帰ってくることです」

「えー、楽しいんですか?」
「降りるのはせいぜい10㎞とか15㎞くらい先で、そこから歩いたりジョギングしたりで家の方に帰ってきて、途中で温泉に寄るんです。そこでお風呂に入って着替えて帰ってくる。それなら途中でさっぱりしますし、飲んで帰ってくることもできますしね」

「一人でやるんですか?」
「へへ、それがね、最近うちの奥さんが興味を持ち始めて来たんです。まだ行っていないけれど、次くらいは一緒に行くかもしれませんね」


 ただのランニングやジョギングだと、健康に良いことは分かるけれど、どこか面白みの少ない運動になりがちです。

 それが、こうやって知らないところで降り立ってそこから家に向かって帰ってくるというのは、体だけでなく脳への刺激としても良いかもしれません。

 町をもっと使い倒す遊びって、何でしょうか。

 それにしても「捨て犬ランニング」とは面白い表現で、よく言ったものですね。

 

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ああ、アニやん

2018-05-30 23:00:47 | Weblog

 久しぶりに会う知人たちと6人で会食をしました。

 様々な話題に話が及び、大いに盛り上がったところで最後に健康の話になりました。

 すると一人の方から「実は先日アニサキスにやられて…」という話がでたところですかさず別な方も「え、実は先週まさにアニサキスにやられたところなんです」という、とんだアニサキス繋がりが発覚。

 アニサキスというのは、生の魚などにとりついている寄生虫のこと。 

 生の魚に着いたアニサキスを知らずに食べると、胃の中で胃壁にかじりついて猛烈な痛みを発するのだそう。

 最初の方は、イクラを包んでいる袋から感染したと思われるそうで、後者の方は、トキジャケの寿司を食べたのが悪かったのだそうです。

 いずれも生の魚類では、アニサキスのリスクがあるのでしょう。

 いずれも胃の上部がシクシクと傷みだして、夜も寝ていられなかったそう。

「最初は胃の上部なので、心臓が痛いのか」と思ったほどだったそう。内科へ行って『胃が痛い』と言うと、最後は胃カメラを飲みました。

 医師はカメラを入れながら「うーん、何かいそうな気がするぞ」とつぶやき、実際に胃壁にいたアニサキスはモニターで見られたそうです。

「小松さんはアニサキスの経験はないの?」というので、私が「いやあ、まだアニサキスに罹ったことがありません」というと、「アニサキスをやっていないようでは、釣りもまだまだだね(笑)」と笑われました。

 できればやらずにすませたいアニサキス。

 皆さんも生の魚介類にはご注意を。 

 

 

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スポーツマンシップとフライフィッシング

2018-05-29 23:28:10 | Weblog

 

 日大のアメフトタックル問題に関して、連盟の処分が出たそうですね。

 大学スポーツの隠された部分が見えて来たようですが、スポーツ界事情に詳しい我が友人は、「スポーツマンとアスリートは一緒くたに考えては駄目だよ」と言っています。

 彼によると、最近私がしょっちゅう釣りに行っているブログを読んでいて、「今の小松さんはスポーツマンだと思いますよ」と言います。

「そもそもスポーツの語源って何なんですか?」
「それは古い単語だから諸説あるんですが、中世のdisportという、"何かから離れる"というのが語源というのがその一つ。何から離れるか、というと、それは仕事とか義務とかいったものから離れるということで、つまりそれは貴族だということです。
 貴族が仕事から離れてするアクティビティがスポーツという事になり、その典型は狩猟であり釣りですよ。
 それも、採って食べるための生業としての狩猟や釣りではなく、趣味・遊びであることがスポーツなわけで、そういうことが分かっている人(=shipを持っている人)をスポーツマンと言うんです」

「はー、なるほど。考えたこともありませんでした」
「小松さんが楽しんでいるフライフィッシングは、魚をリリースするでしょう?それこそ貴族が好んだ品のある格調高いスポーツというわけですよ」

「なるほど、僕はスポーツマンだったのか(笑)」
「それに比べると、今日大が話題になっていますが、あのような技術と体力を前面に押し出してその技を競う人というのはアスリートと言うんです。
 現代スポーツ界、特に大学スポーツ界は、大きなお金を生む元にもなっているけれどアスリートを育成することに一生懸命だけれど、スポーツマンシップを育んでいるとは思えないなあ」

 フライフィッシングをする私はスポーツマンということですが、ますますしっかりとした品格あるスポーツマンシップを学び有して、釣りに臨まなくてはなりますまい。

 今の日本社会は少し品格を失いかけていないでしょうか。

 せめて自分の釣りの時だけでも魚と品のある付き合い方をしたいものです。

 

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いつの間にか先輩が

2018-05-28 22:38:33 | Weblog

 ある会合で、実は家が近い先輩と会いました。

「実は先輩の家と私の家は近いんですよ」
「知ってましたよ(笑)。でもあなたの知っているその家はもう私の家じゃないんですよ。昨年の7月に近くに引っ越したんです」

「ええ!それは知りませんでした。敷地の奥まったところに立派な家がありましたよね」
「その奥まった家が、引っ越しの理由ですよ(笑)」

「え?どういうことですか?」
「私は本州出身なので、こちらに根を生やして家を建てるときに、『家は敷地の奥にある方が良い』という価値観を持っていたんです。ところが冬に一杯飲んで家に帰ると、雪が積もっていてタクシーから家に入るまでに雪かきをして一汗かかないと家に入ることすらできない。そら、そうですわね、札幌じゃあ。で、だいぶ頑張ったんですが、いよいよそれが辛くなって、地下鉄近くのマンションに引っ越したというわけです」

 やはり一軒家をあきらめるのは最後は除雪の問題というわけです。

 
 傍で我々の話を聞いていた方も、「私もまだ頑張っていますが、以前つけたロードヒーティングは電気を入れなくなりましたもんね」と言います。

 
 積雪地域で家のお守をするというのは大変で、特に高齢になるとその大変さが増していきます。

 隣人だと思っていた先輩がいつの間にか引っ越していたというのがちょっとショックでした。

 まあ私の許可がないといけないというものではないのですがね(笑)。 

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支笏湖畔でキャンプ&フィッシング

2018-05-27 22:00:00 | Weblog

 昨夜からの支笏湖畔でのキャンプ。

 まだまだ夜は冷え込みが厳しいですが、寒い分にはウェアや暖を取れば良くて、かえって清々しいくらい。

 朝にご飯を炊けば、卵かけごはんが最高です。

 


 お隣に、ハイエースベースのキャンピングカーで来ていた、同年代の男性が一人。

 昨夜炭を起こしていると、「僕もう車に入るので差し上げます」と言って、焚火の燠(おき)をくれた方です。

「キャンピングカーって良いですね」
「夜に焚火をしたくって(笑)」

「これで旅をして歩くっていう憧れがあるんですが、実際はどうなんでしょうか」
「昨年、3か月かけて海岸線を走りながら日本一周をしました。泊まるのは道の駅が中心でした。でも、ひたすら次の宿泊先目指して走るだけの旅になってしまっいました。
 僕は一人身なので、二人旅で喧嘩をするようなことはなかったけれど、とても疲れました(笑)」

「実際に車で生活してみて、便利なところとか不便なところはどういうふうなことがありますか」
「車のトイレは使うと後の始末が大変なのと、今は各所に公共やコンビニのトイレがあるので車のトイレは使わなくないと思い、トイレスペースはクローゼットにしてしまいました。
 あと泊まりながら電気を使うと、サブバッテリーはあるものの、これだけだと1日くらいで使い切ってしまうので屋根にソーラーをつけました」

「僕もキャンピングカーがあると楽しいだろうなと思いますが、いざ持つとなるとどこに置くかとか維持費が大変だなあと思います」
「そうですねえ。私は親のアパートのスペースに置けるので助かっていますが、やっぱりこれでは買い物に行けないので、普段は軽自動車で用を足しています」


 キャンプのスタイルは人それぞれですが、我が家はすっかりスクリーンテントと車中泊というスタイルが定着してきました。

 一時、タープよりもスクリーンテントが隆盛になったときがあったのですが、キャンプ場を見ていると最近はまたタープ派が増えて来たように思います。キャンプ世代も若い人たちや小さな子供たちが増えて来て嬉しいですね。

 我々はシンプルキャンプにはなりきりませんが、使っている道具も使い始めて30年を超えてきました。多分この先もこんな感じなんでしょうね。


      ◆


 朝ごはんの後はやっぱり釣りです。

 昨日キャンプ場裏の美笛川を歩いてみましたが、キャンプ場の裏はまだまだ大雨で傷んでいてそこかしこに大木の倒木が横たわっています。

 いくつか釣れそうなポイントをみつけておいたので、妻とそのあたりを歩くと、あちこちで小さな魚が盛んにライズしています。

 妻もヤマベを二匹釣り上げました。キャッチ&リリースとはいえ、正式にはまだヤマベが解禁じゃないので、水から上げないようにして返しました。

 飛んでいる虫はまだ小さいけれど、ようやく初夏の釣りらしい雰囲気になってきました。
 
 これからの北海道はいいですよー。


 

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シラカバ花粉症が収まらない

2018-05-25 23:56:56 | Weblog

 水曜日のホッケ釣りの代償は大きいものでした。

 一日釣りをしながら外で過ごしていたことで、思いのほかシラカバ花粉症がひどくなりました。

 薬を飲んでも鼻水や目のかゆみと言った症状が収まらず、目がしょぼしょぼしてパソコンの画面や書類を見るのにも非常に疲れます。

 北海道立衛生研究所では、花粉情報を数日遅れで情報提供していますが、今年は花粉の全体量が多いことに加えて、普通はもう収まるはずの5月の末になってもまだ飛散量が落ちません。

 今年の花粉量が多いことで、何人かの知人から「今までこんなことはなかったのに、目が痒くて鼻水が出るようになった」という話を聞きました。

 皆、今年から花粉症になってしまったのに違いありません。

 手帳を見ると、昨年は5月25日に「本日で花粉症はほぼ終息」と書かれていました。

 明日は近場でキャンプと釣りをしようかと思っているので、そろそろシラカバ花粉も収まってほしいです。

 

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パワーポイントは使わずに伝える

2018-05-24 23:34:20 | Weblog

 

 美唄市からお二人が職場を訪ねて来て、「来月14日に、美唄市で講演をしてくれませんか」という依頼がありました。

 テーマは「人としての品格とか品性、道徳など、人格を陶冶するようなお話で」とのことで、普段私が書いている文章をいろいろと集められていて、「我々の考えと方向がすごく合うと感じています」とおっしゃってくださいました。

 会合は、普段から道徳などについて学んでいる勉強会のうち、年に一度一般の方も参加できるような勉強会で、もう一人講師がおられますが、二人でそれぞれ講演をお願いしたいとのこと。

 私もお話を受けて、掛川で学んだ生涯学習や榛村さんとの対話の中で、思うところは多く、そうしたお話をさせていただこうと思います。

 いろいろな打ち合わせをした後で、私から「ところで講演ではパワーポイントは使えますか」と訊きました。

 するとお一人が、「パワーポイントも良いのですが、参加者が講師の姿を見なくなりますから、私たちがお話をするときは使いません」と言います。

 私も真意を理解して、「なるほど、大事なことは話の内容や情報だけではないという事ですね」と言うと、「そうです!人は話し手の熱意や情熱、その立ち居振る舞いからも感じるところが多いと思うのです」と力を込めて言い、互いに思いを同じくしました。

 講演と言うと、知らないことを教えてもらうという意味が大きいことでしょう。

 そして、知らない情報というのは、話だけではなく、文字や写真などがあれば確かにわかりやすく伝えられます。最近は視覚効果も多様になって、いろいろな見せ方もできます。

 しかし、周辺情報が多ければそれだけ講師そのものから目線も意識も薄れてしまいます。

 講演の本当の目的は、情報を伝えてもらうだけではなく、そこに感動があって、聞き手の考え方や行動が変わるということにあります。

 そう考えると、絵や写真よりも講師という生きた存在そのもののこそが、人を変える最大の要素なのだということです。

 今日の対話は、そういう本質的なことに気づかされるもので、心の琴線に触れる思いでした。実にありがたいことです。

 人はどんな人からも、どんな瞬間からも学べますね。

 美唄にはそもそも恩人と呼べる人がいたので、縁は味なものですね。

 そのお話はまた別な機会に。 

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春の残り物をいただきに

2018-05-23 23:55:55 | Weblog

 

 今日は休暇を取って、やり残した感の強かった「春の海釣り」へ行ってきました。

 小樽港へ行って、釣り情報を仕入れるために小樽の釣具店に立ち寄ります。

「ホッケはもう終わりましたかね」
「ああ、釣れても1~2匹ってところですかね」

「じゃあ今釣って面白いのは何ですか」
「チカでしょう。それなら何カ所かで釣れますし、難しくないので子供でも釣れますよ」

 教えられるままに、チカ用の仕掛けと餌、撒き餌を購入。

 勇んでポイントへと移動しましたが、もう今頃では朝八時半くらいの遅い時間に行っても、釣り人の影が薄くなっています。

 隣で釣っていた老夫婦へ歩み寄って「何を釣っているんですか?」と訊くと、「うーん、チカなんだけど朝から一匹さ(笑)」

 すると隣にいた奥さんが「でも朝からホッケを4匹ばらしているんですよ」と言います。

 それを聞いて俄然ホッケスイッチが入ってしまい、チカ用の仕掛けと餌でホッケを釣ることに。

 できるだけ海底に近いところでじっと待つ釣りですが、それでも午前に2匹釣ることができました。

 午後は急に風が強くなったので、車に入って中から竿の揺れるのを見ていましたが、思わず眠りかけた時に、隣で様子を見ていたおじさんが「おい、魚がかかっているよ」と教えてくれました。
 これもまた釣り場のコミュニケーションです。

 
 夕方からはイカ釣りの釣り人が多くなり、何匹かを釣り上げるのも見ましたが、私の竿にはかからず、結局今日の釣果はホッケ3匹で終了。

 もうこれでホッケもほぼ終わりでしょう。それでも春の釣りで満たされなかった分が満たされたような気がして満足です。

 あとは美味しくいただくだけです。

 

 

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アメフト選手の謝罪会見

2018-05-22 23:55:55 | Weblog

 アメリカンフットボールで、関西大学のQBに対してラフなタックルをしたことで問題になった選手の謝罪会見をネットテレビで観ました。

 よくぞ勇気を出して真面目に思うところを自分の言葉で話したものだ、と感心しました。立派でした。

 この姿を見てしまうと、未だにまともな説明対応をしていない大学側や監督、コーチ陣がこの問題に対して逃げているように見えてしまいます。

 まだ監督やコーチの言い分を聞かないままに判断することは危険ですが、それにしても、起きてしまったことに対して立ち向かう姿勢における品性や品格の差も見えてきたように思えて、世間の目は厳しくなるばかりです。

 指導者の言うがままで逆らえないという、大学スポーツの現実が世間に知られてしまったわけですが、勝つことが大学の名誉と人気につながり、それが学生を集めることにつながるという、経済原理も見えてしまいました。

 そうなると、指導者に対しては、何があろうととにかく勝利を期待されるというプレッシャーがあったかもしれません。

 勝てば人気、負ければ不人気、という判断に陥ってしまう見る目のなさや、真にスポーツを通じて人格を陶冶されているのかどうか、ということを評価できない自分たちの目も問われるべきなのかもしれません。

 ~かんじんなことは目に見えないんだよ~ (「星の王子様」より)

 

 
 

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乗っていないETCカードの請求?

2018-05-21 21:16:19 | Weblog

 

 今日職場を訪ねて来た知人が、会話中に携帯電話に来た電話でなにやら怒っています。

「今の電話はなんですか」と訊くと、「いやあ、乗った覚えのないETCカードの請求が来ていて、確認してもらっていたんです」と言います。

「乗った覚えがないのに請求が来ているとは変ですね」
「うん、3月の休日の日付で、180円とか290円という請求金額なんです。こちらはその日は99.99%ETCカードを使うようなドライブはしていないんです。でもカード会社は『請求が来ている以上払います』としか言わないし、『少額だったら警察だって相手にしてくれないんじゃないでしょうか』というので、お手上げですよ」

「ETCカードを替えるというのはどうですか。今のカードは廃棄して、新しいETCカードを作るのです」
「それも考えたのだけど、千円以上お金がかかるのだそうです。それもまた馬鹿らしいなあ、と思うのです」

 事の真実がよくわかりませんが、もしかしたらネット詐欺かもしれません。

 ネクスコがそうした問いにきちんと答えてくれるものなのかもよくわかりませんが、いずれにしても気持ちの良いものではありません。

 特に、覚えのない請求が少額というところで、被害者も泣き寝入りしやすいというようなことはないでしょうか。

 もしかしたらネット詐欺かもしれないという、明日は我が身にも起こりそうな出来事です。

 どういう対処の仕方があるでしょうか。どなたか詳しい方がいらっしゃったら教えてください。

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