北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

明日から出雲へ行ってきます

2008-07-31 22:49:24 | Weblog
 今日も比較的涼しい一日でした。そろそろ雨が欲しいのですが、夕立もあまり降りません。いよいよ明日からは8月です。

 さて、明日の1日から4日まで、私は札幌の家族と共に島根県に小旅行をしてきます。目的は60年に一度の大遷宮を行う出雲大社です。

 この大遷宮の出雲大社では春先から断続的に本殿の見学を許可していて、この夏は8月1日(金)~8月17日(日)までの間が見学許可の日程です。

 なんと往復葉書で申し込みができることを知らなかったので、明日か明後日に並んで拝観に行こうと思います。

 出雲大社の本殿には一般的な神社と異なる特徴がありますが、特にご神体が横(西)を向いているというのは普通ではありません。そこにどんな古代の謎があるのか、ロマンを感じますね。

【参考】 http://www.remus.dti.ne.jp/~n-makoto/izushinto/izuhonden1.html

 ついでに石見銀山も見てくるつもり。島根県はかなりのスピリチュアルスポットですが、余程の事がない限りそうそう訪ねられない場所でもありますから、存分に見てこなくては。

 現地のパソコン環境によりますが、この間はアップが滞るかも知れません。後々の出雲~岩見レポートをお楽しみに。 
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WTO決裂と日本の農業

2008-07-30 23:32:07 | Weblog
 久しぶりに涼しい風が東京を覆いました。夜の今頃も窓を開けていると涼しい風が入ってきます。
 久しぶりに暑くて目が覚めることのない夜を過ごせるでしょうか。

    ※    ※    ※    ※

 WTOの新多角的貿易交渉閣僚会合(ドーハ・ラウンド)の話し合いが決裂してしまいました。

 日本にとっては当初予想したよりも厳しい数字を突きつけられたにも関わらず、それを飲むという決断を下した矢先の交渉決裂。

 どうやらアメリカと中国、インドの参加国がお互いに譲り合わなかったことから最終の合意が得られなかった、と報道されています。やはり国と国との間のことはきれい事では済まされません。

 日本の農業関係者からは「厳しい数字を飲まされなくて良かった」とか「当然だ」という声も聞かれるようですが、政府の公式見解は町村官房長官も福田総理も「交渉決裂は残念だ」という立場を取っています。

 今年の「骨太の方針2008」でも、地方再生を謳いつつも農業に関しては『21世紀新農政2008』の推進による食料供給コストの縮減や、『平成の農地改革』と称して農地の所有と利用の分離など、農業にも厳しい改革を迫っています。

 日本は全体としてはもうグローバル経済のなかで生きて行くしかない、という大きな決断をしているわけで、そういう文脈の中での農政改革と農業の改革のはず。「輸出産業のために農業を犠牲にするのか」、という声は大きくなりますが、そのことを目的にしていると考えるべきでもありません。

 WTOの決裂は、そうした農業の改革を行うという決断を鈍らせてしまうことに繋がるかも知れません。

 エネルギーコストの上昇も大変ですが、より効率的で低コストな農業を
目指さないと日本の農業は生き残れないかも知れないし、しかしそうは言っても生き残ってもらわなくてはならないのです。

 その上で農業を生産者だけの問題とせずに、消費者の立場としてコスト高に繋がるワガママの何をどの程度我慢できるのか考えたいもの。

 キュウリくらい曲がってたっていいし、もっとご飯を食べたっていいんじゃないかなあ。 

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グーグル・スケッチアップ

2008-07-29 23:58:28 | Weblog
 仕事の関係で「ちょっとプレゼンをしたいことがあるのですが」という連絡を受けて、防災に関する提案を聞きました。

 お話の内容はさておいて、そのプレゼンのために都内のある地域を3Dで立体的に描き、それをいろいろな角度から見せてくれたのでした。

「これはどういうソフトを使うとこういうプレゼンを作れるのですか?」と訊いてみたところ、説明をしてくれたAさんは「これはGoogleSketchUp(グーグル・スケッチ・アップ)という無料のソフトをダウンロードして作ったものなんですよ」と教えてくれました。



「グーグルスケッチアップですか」
「ええ、これでいろんな形を3Dで立体的に作ることも出来ますし、建築のCADデータで作ったものがあればそれも使えます」

「なるほどねえ。実際に近い地形に建築物の絵を描くなんてことにも使えそうですね」
「まさしくその通りです。高さ情報も持った地形の上に絵を描こうと思えば、グーグルアース(=地球上のありとあらゆる地形を見られるグーグルのサイト)から地理情報をダウンロードしてきて、そこにイメージを描き込めば良いんですよ」

 これを使えば、道路や建物はもちろん、樹木や人の姿のパーツもインターネット上から手に入れることも出来るのだそう。

 こんなに簡単に3Dが、しかも無料で描ける時代が来るとは思いませんでした。プレゼンの仕方もこれからは3Dになって行くのかも知れません。

 動かないパワーポイントよりも数段上のプレゼンが出来そうです。

 グーグルのすごさをまた一つ知りました。 

 

 
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自転車のまちづくり~ドイツ エアランゲン市

2008-07-28 23:00:22 | Weblog
 ときどき出席するまちづくり研究会に出席。

 今日は「自転車のまちづくり」というお題でドイツの人口10万人の都市エアランゲンのまちづくりについてお話を聞きました。講師は最近「ドイツの地方都市はなぜ元気なのか~小さな待ちの輝くクオリティ」という本を出版されたドイツ在住ジャーナリストの高松平蔵さん。

  

  

 実はちょうどこの本を知人から借りて読んでいる真っ最中で、なかなか面白い本なのです。

 本のタイトルは「ドイツの地方都市は…」と言っておきながら、実はドイツには『地方都市』という単語がないそう。そもそも城壁で敵から身を守る形で誕生した都市国家がその紀元である連邦国家ドイツには、中央と地方という対比の概念がないのです。

 エアランゲンはドイツの右下のバイエルン州に属する人口10万人の都市です。1972年に就任した当時の市長の発案で、「人間と環境との共生」というテーマの下でまちづくりが進められ、その一環として自転車道が整備され始めたのだとか。
 
 そこでの自転車の位置づけはアンチ・モータリゼーションという当時流行のモータリゼーションへの反対ではなく、『交通は平等に』ということからの帰結だったのだそう。

 交通手段には早い、ゆっくり、エンジン、有料・無料、人力、コストなどいろいろな要素がありますが、市民は自動車、自転車、徒歩、公共交通などから最適なものを選んでいるだけ、というのがそもそもの発想。だから車が優先などという考えはないのです。

 そしてドイツ人のライフスタイルとしての健康・余暇という「生活の質」へ親和性が高いのが自転車だし、スポーティというイメージに合致するのも自転車だという考えなのだそう。

 余談ですが、ドイツ車は馬車から進化したスポーティな乗り物というのが基本コンセプトとしてできあがっているのだそうで、どんなに高級な車でも日本車は向こうの方に言わせると「高級なカ●ーラだろ?」という評価なのだそうですよ。

    ※    ※    ※    ※

 話が少し自転車から離れて、まちづくりのテーマになると、高松さんは「エアランゲンでは経済が地元で循環しているという印象を強く持つ」とおっしゃいます。

「ドイツでは『社会的市場経済体制』という言葉をよく使いますが、これは市場経済を社会的にコントロールするべきだ、という考え方がしっかりしているのです」とも。日本のように市場経済万能主義で、野放図に市場経済のなすがままなどという状態をドイツでは許さないのです。

 そして例えば経済の枢要な指標の一つが雇用だそうで、新興の企業の経営状態が駄目になったら早い段階で企業を潰すことをためらわないのだとか。それはうまく行かない企業がだめなまま新たに人を雇用して大きくなったりすると、本当に駄目になったときの失業という犠牲が大きいと判断するから。社会を全体として捕らえている視点がよく分かります。

 そうしてエアランゲンでは、企業と行政、市民の生活の質、文化、経済、人材などが良好に循環して非常に質の高い都市(クオリティ・シティ)が実現していると言います。

 高松さんの言い方を借りると、「大阪なんて、文化や社会資本もたくさんあるのになぜ疲弊しているのか。それは経済が地域内で良好に回っていなくて外に漏れているからでしょうね」とのこと。

 単に安ければ外国でもどこからでも持ってくればよいのだ、という考えでは地域内の循環がよろしくない、という共通認識があるようですね。

  

    ※    ※    ※    ※

 話を自転車に戻して、私から質問を一つしました。「自転車の待ちエアランゲンでは雨の日でも皆さん自転車に乗りますか?また女性も自転車に乗りますか?」

 すると答えは「日本より雨は弱いので、雨の日でも結構乗りますね。雨の中女性も結構乗っていますが、そもそもドイツでは女性が化粧をせずにすっぴんと言うことが多いので気にならないのかも知れません」

「すると女性が化粧をするのが当然という風潮が変わらない限り。日本では女性の自転車乗りは増えないということでしょうか?」
「さあ、それは…(笑)」

 自転車普及のためには意外なところにハードルがあるのかも知れません。本当かな…? 
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雷神の一暴れ

2008-07-27 23:13:49 | Weblog
 天気予報では雨は降らない、ということだったのですが、なんだか怪しい空模様。
おまけに暑さも加わって外出を躊躇しました。今日は一日家の中です。

 夕方から雷が鳴り始めて、夕立が来るのかと思いきや川崎方面へはポツポツ程度で強い雨にはなりませんでした。

 夜の八時頃になって、新宿方面がピカピカ光り始めました。カメラを向けて動画で撮影していると、雷が地上に落ちるだけではなく空中をのたうち回る姿が捉えられました。

 空中で何本かの光が一本になるなど、これはなかなか見応えです。写真はデジカメの動画から0.1秒単位の三枚を取り出したものです。

  

  

  

    ※    ※    ※    ※

 自分の経験の中では10年以上前に水戸で見た雷が一番すごいものでした。まさに雷雲の真下で、上空で上から下へ、右から左へと稲光と雷鳴が暴れ回り、これ以上はない一大スペクタクルでした。

 地球の温暖化に伴って、気象も穏やかさが次第に失われつつあります。降れば土砂降りで、降らなければ干ばつ。雷もより強烈になっているような気がします。

 「雷様がおへそを取りに来る」なんて言うと笑われそうですが、最近の雷様は「へそだけじゃ物足りない」と言いそうでちょっと怖いですね。

 雷様にあたらないおまじないは「くわばらくわばら」

 死語に雷神になった菅原道真公の領地だった桑原には落雷がなかったからだとか、雷様は桑の木が嫌いだからから、とも。

 私は遠くから眺めることにします。 
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料金不足

2008-07-26 23:15:48 | Weblog
 外の用事から帰って郵便受けを見ると、封書が届いていました。

 それが変わっていたのは、料金不足の葉書が貼り付けられていたこと。どう見てもそれほど重すぎるわけでもありません。

 料金不足の額は「80円」で「基本料金が不足しています」とのことで、全部じゃないですか。封筒を見ると「料金後納郵便」となっています。
 料金は出し主に請求しないのかな。

  

  

 受け取るか受け取らないかは選ぶことが出来て、「郵便物を受け取る場合は不足料金をお支払いいただきます」、または「郵便物をお受け取りになりたくない場合は、不足料金はお支払いにならなくて結構です」と書かれています。

 受け取り拒否するような郵便物じゃないので受け取ろうと思いましたが、どういうことかわからないので郵便局へ電話してみました。

「あのう、料金後納郵便物のはずだのに、郵便物に料金不足の葉書がついてきたのですが」
「はい、少々お待ちください…」と少し待たされた後で「お待たせしました。こちらは料金後納郵便なのですが、多分郵便局に持ち込まれずに、そのままポストに入れられたんだと思います」

「へえ、料金後納郵便は郵便局に持って行かないと行けないんですか」
「ええ、そうなんです。そのままポストに入れられてしまうと、請求できないんです」

 いろいろと話をするうちに「まあ今回は不足料金は結構です」ということにしてくれました。

 世の中いろいろなことがあるものですねえ。 
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野毛の大道芸

2008-07-25 23:54:47 | Weblog
 今日は一日横浜で勤務。やっぱり暑いけれど、海が見えると気持ちだけは少し爽やかです。

 夜に馬車道から歩いて野毛地区の中で暑気払いへと繰り出しました。盛り上がって飲んでいると野毛地区の通りが随分と賑やかです。なんと昨日と今日が有名な大道芸祭だったのです。

 我々の飲んだ居酒屋さんの自慢はきれいに丸く並べられた餃子。これはきれいだし美味しい!

  

 さて、そこで賑やかにやっていると、そこへ着物姿のお姉さんが登場。「はい、紙切りです~」 どうやら紙切りの大道芸でお店を回っているのでした。紙とはさみ一丁の真剣勝負の始まりです。

  

    ※    ※    ※    ※

 最初のうちは自分の得意ネタを披露してくれましたが、途中からはお客さんのリクエストに応じて切り絵を見せ始めてくれます。常連のお客さんの横顔を切っているうちは良かったのですが、酔った我らの同僚からはついに、「ちゅら海水族館!」という過酷なリクエストが出ました。

「ち、ちゅら海水族館…ですか?う~、よくわかんない~(笑)」と言いながらももうはさみは動いています。

「よく分からないからイメージです、すみません~(笑)」と言いながら、ジンベイザメを見て喜ぶ子供達の姿がちゃんと描かれています。プロってさすがですねえ。

  

    ※    ※    ※    ※

 一通り終わると、お客さんからはもちろんご祝儀。慣れた方はちゃんと小さなのし袋を用意してあります。

 感心して「あぁ、ご祝儀袋をちゃんと用意しているものなんですね」と後ろで飲んでいた常連さんに声をかけると、「そう、そういうもんだよ」とちょっと自慢げ。

 粋な姉さんには粋な常連客と行きたいものです。

  
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スポーツによる地域ブランド

2008-07-24 23:48:45 | Weblog
 大変失礼しました。土用の丑の日を一日間違えてしまいました。本当は今日でした。

 昨日のスタミナ蕎麦は知人たちから「全然美味しそうに見えない」という大ブーイング。挙げ句の果てには「こままささんの料理の写真はいつもこのお皿ですよね」とまで言われる始末。

 やはり食事を美味しく見せる最後は美しい盛りつけですね。ちょっとそこを考えなくては…。うーむ。

    ※    ※    ※    ※

 先日、日本では珍しいスポーツのNPO団体である湘南ベルマーレスポーツクラブのお話を聞く機会がありました。

 こちらはフジタ工業のサッカーチームが鞍替えをしたベルマーレ平塚(当時)という市民サッカーチームを設立させたことをきっかけに、スポンサーを持たないNPOとして地域密着のスポーツ文化を広めることを目的に設立をされたのだそう。

 今は湘南ベルマーレとなったプロサッカーチームのブランドやスポーツノウハウを活かしながら、様々なスポーツの振興を行い、スポーツの楽しさを地域で分かち合うという理念を持った活動をしています。

 そういうお話を聞くとやはり気になるのは収支構造です。基本的な収入はイベントや露出によって得られるスポンサーフィーと、スポーツスクールを行う際のスクールフィーが中心です。

 最近は指定管理者制度という制度によって、公共施設を民間でも管理できるようになりましたが、それを使って馬入ふれあい公園や大磯運動公園などの公園管理も行っているそう。

 本来の指定管理者制度であれば、自分たちが管理する公園の料金やイベント企画を自由に行って管理も行いながら収入が得られるはずなのですが、日本の場合はまだまだ行政が「管理は任せるが口出しはする」という体制が残っていて、公園を全く自由に使うということが難しいのです。

「やはり自分たちが自由になる土地が欲しいですね。そうしたらもっといろいろな企画をして参加者の皆さんに喜んでお金を払ってもらえるような催しが出来るのですが…」

 聞くところによると、ヨーロッパには「この土地を100年間にわたって月々1万円で貸してやる」というようなシステムがあるそうで、そうやってノウハウのある民間団体を活かすことで地域のスポーツ文化振興を進めているのだとも。

 日本の公共施設は、利用者の公平性という名の下に結局は本当に使いたい人が使いたいように使うことが出来ずに、非効率な面だけが残されています。

 公共の土地をもっと有効活用できないものでしょうか。そんなところにももしかしたら官業の非効率が見受けられるかも知れません。

    ※    ※    ※    ※

 この湘南ベルマーレスポーツクラブが最近始めたのが、高齢者向け健康教室だそうです。一回500円の回数券で、スポーツ指導者が集まってきた高齢者にストレッチと軽いジョギングを指導するという単純なものですが、これが意外に参加者から強い支持を得ているのだとか。

「そんなことくらいで人が来るものか、と思いますが」と私。
「それが、実際やってみると50人くらいは来るんですよ。集まった最初の30分はみんなおしゃべりばかりしていますが、実はそれもストレス解消の大事な時間なんです。皆さん、話し相手もいなくて、ここだったら言いたいことを言えるんですね」

 高齢者の健康なんて、スポーツ身体機能を高めると言うよりはストレスを解消して明日への楽しみを持ち続けることが一番なのかも知れません。

「本当は500円と言わず、もっといただけると思うんですが、行政が…(苦笑)」と言われると…、うーん。

 ドイツなどでは地域の地ビール会社がスポンサーになってそうしたスポーツ活動を支援し、スポーツの後にクラブハウスで飲む地ビールには消費税を免除するという地域行政を行っているところもあるとか。

「そうすると地域にお金が回るんですよ」本当だ。なにもお上が全て税金で吸い上げてまた配分するようなことをしなくても、地域内での配分が楽しみと共に奨励されるようなことももっとあるべきです。

 地域のブランドを建築物や食、遊などの決まり切ったものではなく、スポーツ文化というもので彩るというのは実に面白い発想です。

 本来のJリーグの発想もそこにあったはずなんですね。

 これからも湘南ベルマーレを注目していきたいものです。 
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土用の丑は「う」のつくものを

2008-07-23 23:37:37 | Weblog
 連日暑い日が続きます。明日は土用の丑の日。

 平賀源内が知り合いの鰻屋に頼まれて「本日土用丑の日」と書いた紙を店先に貼らせたのが、土用の丑の日に鰻を食べるようになったエピソードとして知られています。

 もっともこれは、丑の日には「うし」なので「う」のつくものを食べると良いという民間伝承があったから、という説もあって、そうなると必ずしも鰻でなくてもよくて、うどんやうずらの卵でもよいのかも。

 土用の丑の日は知っていても、フトコロ事情が鰻を食べるのをなかなか許してくれず、うなぎではない「う」のつく食べ物を、ということで、今日は「ウルトラスタミナ蕎麦」をつくりました。ちょっと苦しいかナ…。

 このウルトラスタミナ蕎麦というのは、スタミナのためにはネバネバが良い、ということで、さっと茹でたオクラに山芋、納豆そしてガゴメ昆布の粉末を冷やかけ蕎麦でいただくという趣向です。

  

 写真で見るとなんだかすごい様相ですが、これをぐちゃぐちゃに混ぜて食べるとこれが実に美味しくて、幸福感に満ちあふれます。

 もっとも、食べながらなにかネバネバが物足りなく感じて、何が足りないんだろうと考え、「そうか、なめたけを入れなかった!」と気付きました。

 ここまでやったのなら、なめたけや落葉キノコ(イグチ)などのネバネバきのこがあればさらに完璧だったはず。次回はそれも加えてスーパーウルトラスタミナ蕎麦と参りましょう。

 暑い夏の乗り切りレシピ。お試しあれ~。 

 
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役得な一日

2008-07-22 23:55:11 | Weblog
 午後に、国土交通省の若手職員による東京湾岸の事業視察に同行。

 普段はなかなか外の現場を見る機会が少ない彼らの目を少しでも肥やそうという企画です。

 大規模再開発事業である晴海のトリトンスクウェアからスタートして、月島の街並み、佃島での街並み、豊洲エリアでの区画整理事業などを見て回りました。

 佃島では、NHK朝の連続テレビ小説「瞳」の撮影が行われていて、主演の西田敏行さんや榮倉奈々さんの後ろ姿をちらっと見ることができました。

  

 しかもその後で路地を歩いていたら、向こうから榮倉奈々が歩いてくる~。すれ違うだけでしたが、とっても背が高くて顔の小さなお嬢さんでした。もっと人気がでる成長株の女優さんです。

    ※    ※    ※    ※

 視察の最後はフジテレビで企業CSRについてのヒアリングを行ったのですが、「せっかくだからスタジオを見せてあげましょう」ということで、スタジオ巡り。

 お昼の小堺一機司会の番組「ごきげんよう」のスタジオを見せてもらいました。客席と出演者の距離が思ったよりも近くてびっくり。

 記念写真を撮ってもらいましたがちょっとピンぼけだったのが残念です。

 今日はちょっと役得な一日でした。

  
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