北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

力のある政治家は地方部から出る ~ 故榛村元掛川市長の言葉

2021-10-31 23:37:02 | Weblog

 

 約4年ぶりの衆議院選挙が行われ、開票が続々進んでいます。

 一部報道では自民・公明で過半数確保が確実とのことですが、個別の小選挙区での開票状況を見ると期数を重ねたいわゆる大物議員の落選が目立っていて、印象としては高齢の候補者に変わって若い候補者や女性候補者が当選している印象。

 私が掛川で仕えた榛村純一元市長さん(故人)は、よく「力のある政治家は都会からは出なくて北海道や九州などの地方から出るんだよ」と言っていました。

「なぜですか?」と訊くと、「都会にはそれほど複雑な利害がぶつかるような課題が少ないから、福祉だとか環境だとか、ひとつのイシュー(課題)について訴えるだけで当選できちゃう。
 ところが地方部では、一次産業、二次産業、三次産業などの産業ごとの利害や、都市部と山間部などの地域的な利害などを調整しなくちゃいけない。
 そういう利害を調整することこそ政治の役割だが、それが必要なシーンは都会よりも地方部、田舎にこそ多いというわけだ。だからそうやって政治力を鍛えられる場面が多い方が力のある政治家になりやすいということだね」

 なるほどなあ、と思わされましたが、先日の自民党総裁選挙を見ていても、岸田さん(広島1区)、高市さん(奈良2区)、河野さん(神奈川15区)、野田さん(岐阜1区)という顔ぶれの中で、広島の岸田さんが勝ったということに榛村さんの言葉を重ね合わせてみています。

 当選した国会議員一人ひとりの今後の言動やその政治力、判断力などを国民もじっくりみておきたいものですね。
 

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Gopro ~鎧をつけて、実はカメラを守らなくても良いのかもと気がついた

2021-10-30 08:17:46 | Weblog

 先日購入したGopro HERO10 ですが、様々な衝撃や落下に耐えられるようなカバーが欲しいところ。

 そこでGoproのサードパーティが出しているメタルカバーを購入してみました。

 これは、本体の角をアルミのカバーで守りつつ52ミリのフィルターも装着できかつ、マイクやLEDライトも装着できるシューがついたデザインになっています。

 将来、音を拾うマイクや暗いところでのライトなども着けられるので、様々な場面での可能性を広げられるのではないかと期待したところ。

 さて、到着後現物を見ると、なんと52ミリのUVフィルター(単なる透明フィルターですが)が付いている。

 少なくともレンズが守られるし、PLフィルターを装着するときはこれを外せばよい。

 さっそくカメラ本体に装着してみると頑健な感じで、これで地面に落としても大丈夫そうな安心感が得られました。

 しかし同時にその重たさに気がつきました。

 以前のGopro8から10になったことで一回り大きくなり重さも重たくなっていたのですが、それにさらに金属の鎧を着せたのでさらに重たくなってしまいました。

 すぐに取り出して撮影できるという機動性は変わりませんが、体に装着して撮影するときには負担が増したかも。

 少なくとも頭に付けたり首からぶら下げるときは外した方が良いかもしれません。


      ◆


 実は今回は同時にカメラのレンズや操作パネルを保護するガラスフィルムも買って取り付けたので、ちょっとくらいの衝撃なら守られそう。

 しかもカメラが壊れるのが怖い、という思いに対して、Goproではサブスクに加入すると無条件でのカメラ交換に応じてくれるので、最悪カメラは壊れても良いという環境が保証されています。

 こうなるとあまりカメラを大事にする必要もないのかもしれません。

 壊れたら取り換えてもらえる安心感まで保証するのですから、ユーザーはまず何も恐れず使え、と。

 さらにサブスクなら撮影した動画の保存もクラウドで無限大。

 これこそサービスの究極の形で、イノベーションの一つの形かもしれん。

 こういうサービスの向上合戦に日本の企業はついて行けるのか。

 カメラの性能の外での勝負になりそうです。 

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証明書のコンビニ交付 ~ デジタル化の道なお遠し

2021-10-29 23:18:20 | Weblog

 先日戸籍抄本を取らなくてはならない用事がありました。

 (そういえばマイナンバーカードがあればコンビニでも取れたなあ)

 以前住民票が必要になった時にマイナンバーカードで簡単に住民票が取れたことを思い出して、近くのローソンに向かいました。

 店員さんに「戸籍抄本が取りたいのですが…」と言うと、「ああ…、確か戸籍抄本は取れなかったと思いましたが…」と言いながら機械へ案内してくれました。

 ローソンはコピー機に様々なプリントサービスが受けられるマルチコピー機が置いてあって、画面の一角に「行政サービス」というタッチサインが出ます。

 マイナンバーカードを機械に装着して暗証番号を入れて獲れる証明書のメニューを見ると…、あれ、やはり取れるのは住民票と納税証明書だけで、店員さんが言ったように戸籍抄本は取れません。

 では、と違うコンビニへ行ってみると、そこに置いてあったタッチパネルには「行政サービス(住民票・戸籍抄本など)と書かれていて、(ううむ、こっちならできるのか?)と思いつつ操作をしてゆくと…、やはり住民票と納税証明書しか取れないよう。

 仕方がないので市役所の証明書サービスコーナーへ行き、求める書類をようやく取ることができました。

 そこで係りの方に、「コンビニの機械に戸籍謄本など、とあったのに取れないのですね」と言うと、「それは対応している自治体であれば取れる、という意味ですね。札幌市はまだ戸籍関係書類をコンビニ交付対応にしていませんので、コンビニでは取れません」と言われてしまいました。

 そうでしたか、コンビニ側の問題ではなく、札幌市そのものがコンビニ交付に対応していないのでは取れるはずもありませんね。

 ネットで検索をした際には、「コンビニで戸籍謄本を取るには」という検索にちゃんとやり方を教えてくれるサイトがあり、てっきりどこでも取れると思い込んでいました。

 そういえどこかに「対応自治体では」という注意書きがあったような気もしますが、まさか札幌が未対応だとは思いませんでした。

 マイナンバーカードの普及に力を入れていても、行政の側にサービス対応ができていないのでは、メリットを感じられないと思う人もいることでしょう。

 またいろいろと検索しても、札幌市はコンビニ交付サービスをしている自治体としては該当しているものの、戸籍謄本の交付を受けられるかどうかまではなかなか調べつくせませんでした。

 国のデジタル庁創設で、自治体のデジタルサービス向上は図られるのでしょうか。

 国も自治体もデジタル化の進展には、「日暮れて道なお遠し」の感がありますね。 

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雪も熱も ~嫌われ者をビジネスチャンスに ~

2021-10-28 21:08:15 | Weblog

 

 先日の美唄での都市問題会議では、パネルディスカッションのパネラーとして地元で雪を活用したエネルギービジネスをしている「美唄自然エネルギー研究会」として美唄市内の工業団地にホワイトデータセンターを誘致している本間達弘さんと同席をしました。

 

 私の切り口は広井良典先生の言葉を借りると『地域コミュニティを支える文化や倫理』という視点でしたが、本間さんの切り口は『ローカライゼーション』であり『持続可能な未来社会』ということになります。

 

 本間さんの取り組みは雪冷房。北海道では除雪をしなくてはならないことからある意味嫌われ者的でもある雪ですが、天から冷熱が降ってくると思えばこれは貴重な冷熱資源でもあります。

 

 美唄では以前からこの点に着目して冬に雪を集めてそれを暖かくなっても簡単に解けないような工夫を重ね、夏にその冷たさを利用して冷房を行うシステム作りを研究してきました。

 

 雪冷房を真面目に考えると、雪1トンの冷房利用で、石油10リットルの削減効果=CO2が30kgの抑制効果があるといわれます。これだけのエネルギーがただで手に入るのが北海道です。

 

 一方除雪に目をやると、道路の雪を除排雪するには当然除雪作業や雪を運搬して排雪する作業と予算が必要になり、また大面積の雪捨て場も必要になります。

 

 そこで逆転の発想で厄介者の雪を利用しようというのが、本間さんが進めている「ホワイトデータセンター構想」ですl。

 

 今や情報社会の中でどんどん必要とされているのがデータセンターで、ここには膨大な数のハードディスク(HDD)が置かれていて我々が日常に使っているクラウド化されたデータが保管されています。

 

 そしてこのハードディスクを動かすためには膨大な電力が必要ですがその電力の大半は熱を発するHDDの冷却に使われているのです。

 

 今日データセンターの多くは大都市近傍に作られていますが、これには二つのデメリットがあります。一つは大都市のある本州は気温が高く、それを冷却するには北国よりも多くの電力が必要で、その一方近年大都市では電力が不足気味になっているということ。

 

 寒い地方であれば冷やす電力がより少なくて済み、おまけにそれに電力を使わない雪の冷熱を使えばさらに電力は少なくて済むというのです。

 

 また北海道では使われていない工業団地の安い土地がふんだんにある一方で、幹線道路沿いにはすでに大容量の光ファイバーなどの通信インフラが整備されていて大いに可能性のある土地柄です。

 

 本間さんの発想は発熱を冷やすだけにとどまらず、それでもなお出てくる熱を利用して温熱をつくり、なんと「ウナギの陸上養殖」に取り組むつもりなのだそう。

 

 ウナギの陸上養殖の技術はすでに確立されているのですが、温熱を安定的に安価に調達することが最大のネックとのことで、データセンターから出る熱を利用すればこれもまたビジネスチャンスに結び付く可能性が開かれます。

 

 降る雪、出る熱という厄介者を逆転の発想でビジネスにつなげようという試みが今ここ美唄で進められていて、北海道の地方都市美唄で進められています。

 

 雪冷房から始まった話が、熱を利用したウナギにまで発展しようとは。

 

 ローカルにはまだまだ希望があります。

 

【共同通信デジタルが新会社「ホワイトデータセンター」設立】

 https://www.kyodo.co.jp/release-news/2021-04-30_3609358/

 




 

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「都市問題会議」パネルディスカッションで報徳を語る

2021-10-27 23:21:50 | Weblog

 今日は美唄市で開催された第45回「北海道都市問題会議」でのパネルディスカッションに参加してきました。

 

 

 美唄市で開催されたこの会議は、道内で多くの首長さんや役所職員が参加するもので、北海道都市地域学会が主催です。

 今回の開催テーマは「人口減少社会におけるまちづくりのデザイン~ポスト・コロナ 田園回帰の社会へ」というもの。

 基調講演には京都大学こころの未来研究センターの広井良典教授が「人口減少・成熟社会のデザイン」ということで、日本や世界での成長一辺倒を目指す社会とは一線を画す事例を多く紹介いただきました。

 パネルディスカッションのテーマは「美唄に暮らす喜びと誇りが感じられるまちづくり」というものした。

 私への依頼内容と役回りは、広井先生が提唱されている「地域コミュニティを支える文化や倫理」という言葉から発送して、二宮尊徳の「報徳のまちづくり」について話をしてほしい、というもの。

 実はここ美唄にはかつて小林篤一さんという方がいて、後のJAやホクレンに繋がる産業組合づくりに邁進された、報徳運動にとっても特別な土地柄です。

 文献による報徳についての知識であれば、私などよりはるかに多くのことをお話しできる方はたくさんおられるでしょうが、まちづくりに寄せて報徳活動をお話しするのであれば、私にも多少の得手な部分があるかと思い喜んで参加させていただきました。

 報徳は、神道・仏教・儒教を混ぜ合わせた形で日本人の心に響く教えを行って人々の心の教化を図り、より良い地域社会づくりを目指したものですが、今日参考になるのは、当時の農村社会を前提とした地域経営手法と言うよりは、よそから来たコンサルタントとして、人々に敬愛されて心の荒蕪を取り払ったリーダーシップ論ではないか、というのが私の持論です。

 まあパネリストの一人としては多くの時間をいただけたわけではありませんが、美唄だけあってパネルディスカッション終了後に「懐かしい」とか「大事だと思うけれど段々廃れているように思えるのが残念」と言って声をかけてくださる方がいて意を強くしました。

 報徳の「分度・推譲」などは、今日のSDGsに繋がるような「むさぼらず差し出す」ことで永続的な繁栄につながる徳目であり、改めて再考する価値があると思います。

 「今度うちの学生に聞かせてあげて」と言ってくださる大学の先生もいて、良い営業になったかも。

 終わった後は美唄焼き鳥で感想を語り合いました。

 地域の暮らしに品格と哲学を。

 

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「あなたは本人?」 ~ 本人確認の手法考

2021-10-26 21:57:09 | Weblog

 

 先日あるところで買い物をして、クレジットカードで支払おうとしました。

 「暗証番号での支払いでよろしいですか」「はい」という会話を経て、お店の方はカードを差し込む支払い機を持ち出してきました。

 カードを挿入口に差し込んで「では暗証番号をお願いします」と言われました。

 ふつうこのような番号を打ち込むテンキーの配列は、上段左から7,8,9で、一段下の左から4,5,6、一番下の段が左から1,2,3そしてその下に0ということになっています。

 パソコンが一般的になりLotus1-2-3やexcelなどの表計算ソフトが登場する前は、数字の合計を出すのに、目は書類上の数字を追って、指はテンキーの真ん中の5のところにある突起を頼りにしてキーを見ずに目で見た数字を押すという離れ業をする同僚がいました。

 帳票を上から下まで足し算をして、2度同じ答えになればチェック完了。

 すごいなあ、と思いましたが、私はとうとうそこまでは上達しませんでした。

 ちなみにスマホをはじめ、電話の数字の配列はこれとは違うことに気づいていましたか?

 スマホはダイヤル式がボタン式に代わったプッシュホンのときから変わっていないのですが、上段左から1,2,3、中段が4,5,6、下段が7,8,9で、その下に0が配置されていて、パソコンのテンキーとは配列が異なるのです。

 歴史的に言うと、先に登場したのは実は上段が7,8,9から始まるパソコンのテンキータイプで、プッシュホン式配列は後からなのだそう。

 こんなのは後から登場したのが先行事例に合わせれば良さそうなものですが、そうはならなかったのが現実。どんな確執があったのでしょうねえ。


     ◆


 さて、話を買い物の決済に戻します。

 カードを差し込んで「暗証番号をお願いします」と言われて数字を押そうとすると、画面は液晶、しかも数字の配列がバラバラだったのです。


 【例えばこんな感じ】

「こ、これは…」

 普通4桁の暗証番号を押すときは、テンキーの数字の位置関係も頭にある中で数字を押しているのですが、数字の配列がバラバラになると戸惑います。

「押しにくいかもしれなくてすみません。しかしテンキーだと数字を押す順番を見られることで暗証番号が露見することもあるので、先日からうちはこのようなシステムを入れました」とのこと。

 さらに「少し斜めから見るともう画面の表示が見えないんですよ」とも。

 指紋や静脈の形、目の虹彩などで本人確認されて、余計な数字の記録と記憶から解放される未来はなかなかやってきませんが、「暗証番号を覚えているかどうか」で本人かどうかを判断する現代日本の時代の一つの知恵かもしれません。

 さて、この手のランダム配列の取り組み、現代社会にに支持されるのでしょうか。

 興味のあるところです。

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SDGsな釣り

2021-10-25 23:13:59 | Weblog

 

 老父の病院の付き添いのために午後休暇を取りました。

「お父さんに薬が合わないんじゃないかと思う」というのですが、父に任せているとお医者さんにちゃん伝えられるかどうか心配だ、と母は言います。

「わかったよ、じゃあ休みを取って付き添いで行ってくる」

 ところが帰宅して病院へ向かう途中で母から電話があり、「ごめん、今日は先生が手術で診察はなくて点滴だけなんだって。先生に会えないんだったら行っても仕方ないわ。休みを取ったんでしょ、ごめんね」とのこと。

「いいよ、それなら天気も良いし、このまま釣りに行くから(笑)」


 天気の良い月曜日、父への同行が終わってあわよくばそのまま釣りに行こうかと、車には釣り道具を載せていたのでした。

 ちょうどよいドライブと、小樽港へと車を走らせてマメイカ釣りに向かいます。

 平日の午後だというのに岸壁には釣り人がびっしり。

 多くはリタイアしたお年寄りと見受けますが、趣味の釣り人ばかりではなく仇を取るくらいにしてイカを釣ってやろうという入れ込んだ方も多いのが目につきます。

 最近特に目に付くのは、バッテリーでモーターを回して釣竿をゆっくりと上下させる装置を使って海底ぎりぎりを狙ってイカを釣ろうとする人たち。

 昨日私が釣っていた横でもそんな機械を使っていたお年寄りがいたので話を聞いてみました。

「この機械は売っているんですか?」
「売っている人もいるけど、俺は自作。車のワイパーのモーターに回転数を調節する部品をつけてコントロールしてる」

 今夜は天気が良くて風もなく条件は最高なのですが、左右を見回してもほぼ誰もつれていないという状況です。

「今日は釣れませんね」
「先日の大雨で潮目が変わったね。それまでは数十匹くらい釣れてたんだけどな」

 釣りはタイミングが命ですが、今日はどうもはずれのようです。


     ◆


 さて、イカ釣りではイカを寄せるために投光器で水面を照らします。

 小さな投光器から強い光を発する現場用の投光器まで様々な光が岸壁にともるのがイカ釣りのきれいなところでもあります。

 ちなみに私はMakitaの充電池による投光器を使っていて、お隣のお年寄りは釣り機も投光器も全て車の小型バッテリーを使って動かしていました。

 これはこれで良いのですが、中にはエンジンによる小型発電機を持ち込む御仁もいます。

 特に規制もルールもあるわけではありませんが、発電機を動かすとグワーンというエンジン音が響き、また排気ガスがあたりに漂います。

 風下にいると具合が悪くなってきて場所を替えざるを得ません。

 自分がエンジンの人の隣に後から入ったのなら仕方ありませんが、後から来た人が隣でエンジンを炊かれるのは嫌なもの。

 釣りにも一定のマナーがあるし、港ごとの地元文化のようなものがあります。

 「釣りは静かに」もその一つだと思いますし、SDGsにもかなうような釣り文化であってほしいものです。

 今夜もボウズでしたが、夜の港の風情は良い季節の良い時間でした。

 
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米粉でパン作りに挑戦

2021-10-24 22:52:33 | Weblog

 

 週末の我が家はパン焼き器でパンを焼いて食べるのが恒例行事。

 普段は当別の道の駅で売っている強力粉を使ってパンを焼くのですが、今日はその強力粉を切らせてしまっていたのでした。

 やむを得ず同じく当別の道の駅で買ってあった米粉を使ってパンを焼いてみることにしました。

 パン焼き器のレシピでは、米粉でも手順を踏めばパンが焼けることになっていますが、どうやらそれには小麦入りの専用米粉を使うか、小麦なしの米粉を使うときは水あめを使って粘り気を出すことになっています。

 しかし急なことで水あめが手元になく、「えいや」で以前と同じようなレシピでパン焼き器のスイッチを入れてみたとのこと。

 朝のタイマー通りに焼けたパンはというと、頭の部分がやけにごつごつしていて岩のよう。

 まるで巨大な"おかき"を思わせます。

 ナイフを入れてスライスしてみると…、うーむ思った以上に穴があいています。

 食べてみた食感はというと、耳の部分はやはりカリカリしていておかきのよう(笑)。

 味もどこかほのかに煎餅のような風味が思い出されます。

 最近はグルテンを取り過ぎてグルテンアレルギーになる人が増えていると聞き、(米粉のパンが同じくらい美味しいのなら米粉パンもいいかな)と思っていたのですが、これはちゃんと米粉を選んだりレシピをしっかりしないと、普段食べているようなテイストのパンにはならないとわかりました。

 そこで今日は早速、当別の道の駅へ行って普段食べ慣れている強力粉「ゆめちから」を買い求めてきました。

 まずは食べ慣れたパンを作れるようにしつつ、米粉のパンにも引き続き挑戦してみようと思います。

 米粉のパンって、結構難しいんだなあ。

 

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Goproの最新モデルHERO10Blackを買いました

2021-10-22 11:20:34 | Weblog

 

 アクションカメラのGopro。

 これまで8世代目のGopro8を使っていましたが、Goproは毎年秋に新製品を投入し、この秋ついに第10世代の「Gopro HERO10 Black」が登場しました。

 以前の8と比較すると、電池が一回り大きくなりそれに伴って本体も一回り大きく、かつ重たくもなりました。

 その分電池のスタミナが向上しているほか、使用している電子頭脳であるチップも久々にアップデートされ、画質や手振れ補正などの点で撮影性能が向上しています。

 動画というのはパラパラ漫画と一緒で、カメラの中では1秒間に30~120枚とものすごい速さで一瞬の静止映像を撮影して記録し、また再生することで動いているように見えるということ。

 同時に一枚の静止画がどれだけの高画質であるかが、映像の美しさとして現れます。

 すでに昨年、第9世代のGopro9が販売されていたのですが、これはちょっと躊躇していたところ、「Goproに興味がある」という友人が現れ、彼に8を売りつけることに成功。

 それを原資の足しにして今回Gopro10を購入しちゃいました。

 新機材の購入にあたっては、一年間のクラウドデータ保存無制限というサブスクリプション(年間6千円)に加入すれば約2万円の値引きをするというキャンペーンがありますのでそれを適用して割安でゲットです。

 
   ◆


 撮影性能では、チップ性能の向上もあって手振れ補正の「Hypersmooth」という機能が向上していて、コマーシャルでは犬の背中に取り付けて走らせても背景がほとんど揺れないという印象的な動画を映しています。

 また暗い場面での撮影性能も向上しているというのでこれにも期待したいところ。

 この手の機械の性能向上はどこまで行くのか、そしてどこまでついて行けるのか。

 まあまずは使ってみましょう。 

 以下にモデルの比較動画を紹介しますが、伝えたいことはもう動画の時代だなあ、と感じます。

【価格.comマガジン Gopro前モデルHERO9と新モデルHERO10との比較youtube】
 https://bit.ly/3b2S4cj
 

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ピンチはチャンス ~ 今日の研修講師のテーマは「〇〇〇」

2021-10-21 23:23:27 | Weblog

 

 今日は古巣北海道開発局での人材育成研修の講師として、1時間30分にわたってお話をしてきました。

 テーマは「当事者感」としました。

 他の誰でもなく自分がやらないといけないという立場に気づけるかどうか。

 それは普段の職務の中にもありえるし、災害や事件のように突発的に訪れることもあります。

 そんなときに、できないことを誰かのせいにするのではなく、責任を全て受け止めるということをどう考えるか。

 そんなことを「生涯学習」というキーワードに絡めて、自分のこととして考え続ける問いを作って、研修生に問いかけました。

 振り返ると、道の駅を最初に担当したときに、どのようにこれを地域の中に生かそうかと考えて、スタンプラリーを企画して実現にこぎつけたときの達成感。

 また、信州松本であづみの公園の事務所長になった際の、反対運動やアウェイ感をどのように乗り切ったのか。

 さらに滝野公園で初めて熊が出たときに、周りが皆「所長どうしましょうか」という目で見てきたときの対処の仕方…などなど、結構いろいろなピンチがありましたが、それなりに乗り切ることができました。

 そのときの根っこにあったのは、「自分以外誰もやれないし誰も助けてくれない」という当事者感にほかなりません。

 誰かが真面目にやらないからプロジェクトがうまくいかない、としたら、自分の今の立場でどうしたらできるかを考えるのが当事者感。

 観客ではなくプレイヤーでいるという事は辛いものですが、できたときの達成感と言うご褒美もあります。

 「ピンチはチャンス」と言う言葉もあって、ピンチを乗り越えると評価も大きく上がります。

 良くも悪くも、イベントは乗り越えられるようにして訪れるのです。

 
    ◆


 最後に紹介したのは「気づいちゃった者責任」という言葉でした。

 物事に気がつく感性は人それぞれで、鋭い人もいれば鈍感でなかなか問題に気が付けない人もいます。

 気が付けるかどうかは才能の問題でもあり、「自分が気がついたのだから、あなたも気がついて対応してください」というのは無理があると考えるのが「気づいちゃった者責任」という考え。

 気がついちゃった人が責任をもって問題を処理しなければ、スムースには運びません。

 逆に問題に気がつく才能がある人が解決法を見出して解決するのが一番効率的ともいえます。

 いくら怒っても、他の人はそれが問題かどうかにも気がつかないのですから解決のしようがありません。

 まあ半分は洒落ですが、それくらいの気持ちで物事に当たるつもりでいると、どんどん気がつくことが増えてゆくものです。

 そして何かに気がつくという事は、その瞬間に自分はその問題の当事者になるということ。

 仕事だけではなく、プライベートのことでも当事者として責任を持つような生き方を紹介して、今日の研修を終えました。

 さて、また営業を兼ねて受講者を訪ね歩き、感想を聞いて回りたいものです。

 私の「昭和の感性」はどこまで響いたものやら。

 


 

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