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北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

歯医者さんでもらったものは ~ さて何をもらったでしょう?

2025-06-20 23:54:15 | Weblog

 

 浪人中に治療した差し歯の根の部分に違和感を感じてかかりつけの歯医者さんに行ってきました。

 レントゲンを撮って根の部分を見ましたが、わかるほどの病巣はみつかりませんでした。

 歯医者さんは「これって相当昔の治療でしょ?何年位前です?」と訊くので、「大学浪人をしていた頃ですから48年前の作品です」と返答。

「はー、ずいぶん持たせたもんですね。それだけ使っていたなら今になってそこにバイキンガ入るということは考えにくいですけどね。ちょっと抗生剤で様子を見てみましょう」

 そういえばこのときは「次の大学受験の時に歯が痛くなって試験に影響があるといやだから歯の治療に行こう」ということになって借りていた家の近くの歯医者さんに通ったのでした。

 ただ近いということで選んだ歯医者さんでしたが、きわめて腕の良い歯医者さんでその後も何かあればずっと面倒を見てもらったのでした。

 そのときも「この差し歯で何年もちますか?」と訊いたことがあってその時の答えは「うーん、十年かなあ」ということだったのですが、なんとなんともう50年近くももってくれました。

 今の歯医者さんに「治療してくださったのは駅裏のO歯科のY先生と言う方でしたよ」と言うと、ご存じのようで「ああ、彼かあ。同窓会で会いますよ」とのこと。

 そんな会話の中で約50年前のことが思い出されました。


      ◆


 当時のO歯科にはNさんというものすごい美人の歯科衛生さんがいらっしゃって、治療を受けるときにはドキドキしたものです。

 治療に通ううちに身の上話などを聞いてもらえるようになり、今は浪人中で4人で同居しながら勉強しているというような話をしました。

 すると「ちゃんとご飯食べてる? お米上げようか?」と言ってくださりました。

 聞けばこの方の実家は妹背牛のお米農家で「実家からお米を送ってきたのがあるから今度上げるわよ」と言ってくれました。

 その次の治療の前に同居していた友人が先にその歯医者さんに行くというので、「じゃあNさんからお米をもらってきてよ」とお使いを頼みました。

 友人は歯医者から帰ってくるなりお米を部屋にどさっと置いて「いや~、歯医者さんでお米をもらうなんてめちゃくちゃ恥ずかしかったぞ!」と文句たらたら(笑)。

 そこから先は記憶があいまいなのですが、多分そのお米を食べて受験に臨んだはずです。

 私も長年は医者に通っていますが、後にも先にも歯医者さんでお米をもらったのはあの一度限りです。

 今みたいにお米の値段が高くて困るというようなときではありませんでしたが、暗くてつらい浪人時代の後半になって、日常に一筋の光が差した出来事でした。

 思い出せば青春だったなあ。

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ベランダウッドデッキの次は天窓の修繕か ~ 修繕が続く年回り

2025-06-19 23:41:26 | Weblog

 

 今の家は屋根が一部三画屋根でその横が無落雪と言う組み合わせになっています。

 三角屋根から落ちた雪は無落雪の部分で受け止めて、下には落ちない構造です。

 また三角屋根の部分には、どうしても暖かい空気がたまりがちになることから天窓を取り付けて開閉できるようにしていました。

 一部は電動開閉で一部は手動での開閉になっています。

 ところが家を建ててから二十年も経つうちにこの電動窓は動かなくなり、さらにこの天窓の脇の防水充填剤が劣化してきているように見受けました。

 本当はもっと早くにメンテナンスしていなくちゃいけなかったんだろうな、とメーカーの下で施工をしている会社に連絡をして現地調査をお願いしました。

 来てくれた方の見立てでは、「確かに充填剤は劣化していますがこれはやり直しが可能です。ただそれよりも、天窓の複層ガラスも劣化してきていて断熱効果も薄れてきているので20年経過となるとこの窓の交換をお勧めします」とのこと。

 また動かなくなった電動窓については、「同じ製品はもうありませんが、同じ規格で今の窓に交換して取り付けられる新しい製品はありますよ」とのこと。

 だんだん日中の温度が高くなってきていますが、手動の窓もちょっと開けづらいところに設置しているので、電動開閉ができればそれを開けて空気を上から逃がしたいところ。

 いろいろと考えた末に結局、一か所の電動窓を新しい電動窓に替えて、そのほかはガラス交換のみということでお願いしました。

 昔の窓はただ開け閉めができるだけだったのですが、新しい窓には網戸がついていたり、センサーがついていて雨を感知すると自動で閉じるような機能もあるのだそう。

 さすがに20年も経つと製品も進歩しているものです。

 また施工会社さんに言われたことは、「設置から10年目くらいで一度目のメンテナンスをお勧めします。そこでチェックして消耗品の交換などを行っていればもう10年間は保証します」ということ。

 家も家の中の設備も、10年、20年と言うのは大きな節目なのでしょう。

 今年はずいぶんいろいろなところのメンテナンスにお金がかかる年回りですが、それだけこれまで見て見ぬふりをしてメンテナンスを怠ってきたとも言えそうです。

 早め早めのメンテナンスを心がけましょう。

 

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モノづくりマインドの原点は大学時代のアルバイトにあり

2025-06-18 22:04:46 | Weblog

 

 ベランダ修理を自力でやってみたのですがなんとかなりました。

 やり始めてみて膨大な作業量に心が折れかけたこともありましたが、地道にコツコツ続けたことで完成を見ました。

 子どものころからなんとなく物を作るのは好きでしたが、これだけの大掛かりな木造造作は初めてです。

 でもなんとなくやれそうだと思ったのは、大学生の時のアルバイト経験が生きたように思います。


      ◆


 大学生になってから私は大学のクラブ活動もせず、夏休みと冬休みに新聞募集で見つけた建築内装のアルバイトをしていました。

 建築内装業と言うとなんだか軽作業できれいな仕事の様に思えますが、その仕事とは、軽量鉄骨天井下地を作る「軽天」と呼ばれる工種でした。

 ビルやマンションの天井を見上げるときれいに石膏ボードが貼られてその中に蛍光灯などの照明器具が埋め込まれているのが見えるでしょう。

 このボードは天井に格子状に組み立てられた下地材があってそこにビスで止められているのであって、その下地を作るのが軽天です。

 コンクリートの建物って躯体のままなら無粋な灰色の塊ですが、この表面を様々な形で取り繕って、しかもその間の空間に電気や水回りなどの配管を隠して表面はきれいに見せる。それが内装ということです。

 内装のアルバイトでは、職人さんについて足場づくり、材料運び、材料カット、部材組み立て、高さ調整、片付けなどをするのですが、これを経験したことで思いがけない形で建築現場の世界に触れることができました。

 手順を繰り返す中で、次に何が必要かを考えて常に先回りして職人さんが仕事をしやすいように用意する心構えも学びました。

 また具体的なスキルとして、レベルを覗いたり墨を打ったり電気溶接、型枠段階での作業、さらにはコンクリート支柱を化粧するモルタル塗りの下地のラス張り、部屋の間仕切り材の施工など多様な工種を経験。

 建築って他工種、他業種の集まりなのですが、そんな経験の一つ一つが知らず知らずのうちに私の中に取り込まれています。

 当時はアルバイト代を稼ぐということしか頭になかったのですが、そこで学んでいつの間にか身についたことって実は一生モノの経験でした。
  
 人間なんでもやったことのないことをやってみるって大事なことですし、それを若いうちに経験しておくのも人生にとっての大きな財産なんですね。

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パンクしてもアレは使っちゃダメ ~ ええ?じゃあどうするの?

2025-06-17 22:47:00 | Weblog

 

 周辺の営業周りで出歩いたときに、先日の「パンクで応急キットを使ったらタイヤ交換になってしまった事件」を自虐ネタで紹介しました。

 するとあるところで、「パンクですか、応急キットを使うとタイヤはパンク修理できないんですよね」とそれを知っていた方がいました。

 その方は「僕もパンクしましたがキットを使わずに済みました」とのこと。

「どうやってパンク修理をしたんですか?」と訊くと、「走行中に(あ、パンクしたな)という感触があったんですが、そのときにちょうど目の前にタイヤ屋さんがあったので、そのままそこに飛び込んでパンク修理をしてもらいました」とのこと。

 どうやらそのときに応急キットを使っていたらパンク修理ができなかった、ということを知ったようです。

「なので、妻にも『車を運転していてパンクしても絶対に応急キットは使うなよ』と言ってあります(笑)」とのこと。

「じゃあパンクした車はどうするんですか?」と訊くと「JAFですよ、JAF。まずはそれで引っ張って修理工場まで連れて行ってもらう、この一択ですね」

 なるほど、JAFが来られないようなとんでもない状況でもない限り応急キットは使うな、と。

 JAFって入会費用が2千円で、年会費は4千円。

 複数年割引もあるし家族会員制度もあるとのことで、この際入会を検討しても良いかもしれません。

 
      ◆


 そんなことを教えてもらった後で、また違う場所へあいさつ回りに行って、「パンクで応急キットを使ったらタイヤ交換になってしまったのでJAFを使った用がよかったよ事件」を面白おかしく話しました。

 するとこちらの相手は、「うーん、状況にもよりますが、タイヤ交換で3万円かかるということが分かっていたら、もっと違うやり方もあったかもしれませんね」と頭を巡らしていました。

「例えばどんなこと?」
「そうですね、たとえば友達や家族に、『ジャッキとタイヤレンチをここまで持ってきて。お礼をするから』と言って、その場でタイヤを外してタイヤだけをカーショップに持ち込んでパンク修理をしてもらうというのはどうでしょうか」

「ほー、なるほど!」
「そういう友達がすぐ近くにいるとか、協力してくれるとかはあると思いますが、それなら友達への謝礼とか一杯飲ませるくらいのお礼とパンク修理代金だけで済むかもしれませんよ」

 うーん、私などもこういう発想が事前にあれば身内や友達に連絡をしまくったかもしれません。

 もっとも私のパンク事案では、「あー、ビスがやや側面に刺さっているので、これでは修理は効きませんね」ということだったので、結局はタイヤ交換しかなかったのかもしれませんが。

 さて、応急キットを一度使うとタイヤ交換の憂き目にあう、ということを知ったうえで、今後パンクの時のリスク管理をどうしたらよいでしょうか。

 もっとも、事前にJAFに入っていなくても、トラブル発生時に入る手もあるのかしら。

 この辺は詳しい方に教えてほしいところです。

 パンクも世間話のネタにはなるものですねえ。

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ノアがパンク ~ 今どきの車はスペアタイヤなんて積んでないけど

2025-06-15 22:44:14 | Weblog

 

 ベランダ修理の最後の部材の塗装を終えて近くに買い物に出たところ、駐車場でなんと車の左前輪がパンクしていました。

 見るとがっつりと短いビスを拾ってしまっています。いやはや…

 今の車ってスペアタイヤを積んでいなくて、パンクした場合は応急キットで対応することになっています。

 スペアタイヤがついていたころは、ジャッキを取り出して車の助手席の下からスペアタイヤを取り出して交換するという大掛かりなものでしたが、それなりにやり方はわかっていました。

 しかしこの手のキットを使ってみるのは初めてです。

 ドキドキしながらマニュアルを開くと、応急キットはサードシート後ろの左側に入っていることがわかりました。

 カバーを外すと白いボトルと四角い機械がゴムバンドで固定されていてます。

 マニュアルを丁寧に読み込んで、これを取り出します。

 応急キットはゴム糊のボトルと車から電力を取るコンプレッサーの組み合わせです。

 機器にゴム糊のボトルを装着して、コンプレッサーからのエアホースをタイヤのエアバルブに装着してスイッチオン。

 するとタイヤの中にゴム糊が入って行って中からパンクの穴を塞ぎ、同時にコンプレッサーで空気を入れて走行できるようにするという仕掛けです。

 マニュアルには「刺さったビスは抜くな」と書いてあったのですが、しらずに少し触ったらそこから勢いよく空気が出てきました。これは気を付けなくては。

 コンプレッサーがカタカタと大きな音を出して空気を入れ始め、見ていると少しずつですがタイヤが膨らんできました。

 そこから待つこと約10分ほどでようやく既定の240KPIに達しました。

 そこで機械を止めてホースを外してから、ゆっくり走行しながら近くの大型カー用品店に駆け込みました。

 何とか間に合って助かりました、応急キットもなかなかやるではないですか。


      ◆


 カー用品店に到着してこちらはもうすっかり安心しきっています。

 お店の方に「パンク修理をお願いします」と気楽に頼んだのですが、「ちょっと見させてくださいね」と車を確認してもらったところ、「こちらではパンクの応急キットを使ったタイヤを修理することはできないんです」と言われてしまいました。

 そもそも応急キットを使ったら「この状態でビスを抜いて空気が抜けなければそれでも大丈夫なんですが」ということのようですが、刺さった場所も悪くて、「側面に刺さっているということで、それも修理不能なんですよね」とのこと。

「じゃあどうしたらよいのですか?」「はい、タイヤ交換をされることをお勧めします」

 ひえー、タイヤのパンク修理のつもりが一本とはいえタイヤ交換の憂き目にあいました。

 四本のタイヤセットもお得なのですが、そこまではいらないと一本だけの交換に。

 それでもお値段は約3万円、ビス一本でなんとも痛い出費です。

 運がないと言えばそれまでですが、まあ応急キットを使ってみる経験ができたと思って心を折れないようにしています。

 ま、人生何事も経験です。

 良いブログネタができたと思えばそれもまた良し、ですかね(笑)。

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ベランダ補修の大きなヤマを越えました ~ 囲いパーツが復旧

2025-06-14 23:52:32 | Weblog

 

 この週末はフライフィッシングの仲間と釣りに行くことになっていたのですが、やはりベランダ補修を放ったらかしにしておくことができず、釣りをキャンセルしてベランダ補修を進めました。

 今まで南半分は終えていたのですが、ここへきてそこの寸法違いが発覚してやり直しの手戻りになることがわかりました。

 しかしまずは気を取り直して北側半分を仕上げてしまうことに。

 北側半分はまだ何も立っていない状態からのスタートです。

 写真にはありませんが、左側の壁に立てかけてある囲いのパーツをサンダーで仕上げて午前中にまずは塗装までを終えました。

 これだけでも結構ハードでしたが、午後からはいよいよそれらの組み立て開始。

 床材の部材を入れ替えたために部材のどこに立てられていたかがわかりにくいのですが、壁からの寸法を測りながら位置決めをして床材にビス止めしてゆきます。

 ドリルで穴を開けてその穴を面取りしてそれからビス止めと人工程に結構時間がかかります。

 文字にするとこれだけの作業ですが、これが延々と続くのでなかなかに忍耐が必要です。

 マキタの充電池は1860という18ボルトで60アンペアの一番大きいサイズのものがあって、使っているうちに電池切れになるということがまずないのですが、今日はドリル作業でこれが電池切れになるほど。

 今日だけで200本くらいは打ったでしょうか。まあ疲れました。


        ◆


 ようやく半分を終えたところで今度は一度立てた南側を全部外して床板の位置修正を行います。

 現場作業では一度やったことをやり直す「手戻り作業」というのが一番嫌われるのですが、精度を欠いた作業の結果で仕方がありません。

 「ここに合わせる」という位置決めのための線を一発で引くには「墨ツボ」という道具があるのですが、こんなことなら2千円くらいでハンディ墨ツボくらい買っておけば良かったと反省。

 まあこれだけ苦労して反省しておけば次回にはこの経験がきっと生かされることでしょう。

 あとはこれらの上に笠木を据えて目隠しのラティスを張るばかりです。

 進捗率は95%で、ようやく大きなヤマを越えました。 

 いやあ疲れた、ふーーー

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家のインターネット回線が繋がらなくなっていました ~ オペレーターのありがたみ

2025-06-13 23:15:59 | Weblog

 

 三日前の夜からインターネットがつながらなくなっていました。

 そのためパソコンでブログをアップすることもできず、原因究明と対策に追われていました。

 結果的に三日間もブログをさぼるのは久しぶりでしたが、まあ酷い目にあいました。


       ◆


 初めの違和感は、三日前の夜にテレビを見ていたところ上の方に「インターネットに繋がっていません」という文字が突然出てきたことでした。

(あれ?インターネットに繋がっていない…?)と思ってスマホを見ると、なんと確かにスマホが家のwifiに繋がっていません。

 インターネットなんて繋がっていて当たり前の現代生活です。

 それがいざ何かの調子が悪くなってネットが繋がらなくなったなんて、どこをどう見て何をどう対処したらよいのかわかりません。

 まずは途方に暮れました。

 そこから蘇りです。

 我が家の場合インターネット回線は、壁から光回線が出ていて、そのケーブルがまず「光終端装置」に繋がり、そこでデジタル化された情報が「ホームルーター」に繋がり、さらにそこからバッファロー製のより広範囲にwifiを飛ばせる無線ルーターという三種類の機械に繋がっています。 

 訳も分からずまずは一番端っこのバッファロー製の無線ルーターを見てみると、本来4つつくはずのランプが3つしか点いていません。

 ところがここでそのマニュアルを開いてみても原因はわかりません。

 やがて(この前の機械じゃないか?)と思い立ち、ホームルーターを見てみることに。

 我が家の場合木製の重たいパソコンデスクの脇にこれらの機械を隠しているので、まずはデスクを動かすところから始めて、これでも一仕事なのですが仕方がありません。

 ようやくホームルーターが姿を現わして、ランプの状態を見てみるとやはり本来3つ点いているはずのランプが一つしか点いていません。

 こうなるともう素人判断は無意味です。

 ホームルーターにはいざというときのサポートデスクの電話番号が書かれていたので、さっそくそこに電話をしてみました。

 すると一応人間のオペレーターさんに繋がって、「ルーターのランプはどれがついていますか? 光終端装置のランプはどれがついていますか?」とランプの付き具合を口頭でやりとりして情報を収集、どうやらルーターではなくさらに元の光終端装置の調子が悪いのではないか、という結論になりました。

 そこで終端装置の電源を一度切って再度装着して再起動をかけると…、おお、復活したじゃないですか。

 テーブルタップの劣化で終端装置に正しく電気が供給できていなかったみたい、ということで一件落着となりました。

 とりあえず直ってよかった…


       ◆


【ところが止まぬトラブル】

 …と思った翌日、なんと朝からやはり家のwifiが繋がりません。

(どうなってるの?)と再度光終端装置を見てみるとやはりランプが全滅しています。

 電源を入れ直して再起動するとその瞬間はランプが全点灯します。

 ところがなんとそれが5分後に全部消えるという時間差攻撃だったのです。

 これでは一瞬電源が入ったときに「インターネットが繋がる!」とぬか喜びをして油断するわけです。

 この症状が確実にわかったところで改めて今度は回線事業者に修理を依頼することにしたのですが、これがまたまあ大変。

 回線事業者に電話をするとチャットボットのホームページに誘導されてそこで改めて通信機械の症状をチャット形式で報告。

 最後には「どうやら光終端装置の故障のようですね。その場合は故障担当のこちらへ連絡してください」

 体の良いたらいまわしを受けつつ、ようやく最後になって女性のオペレーターから電話が来ました。

 さすがの回線事業者では、私の家の回線状況が手元で分かるようで、「はい、確かに光回線が接続されていないことを確認しました」とのこと。

 ここまで来るのに1時間以上かかっているのですが、今日はそこからがすごかった。

 続いて「危機の不具合を確認しましたので、本日5時までに機器の交換に伺いたのですがご都合はいかがですか?」と来ました。

 こちらは下手すりゃ来週の半ばくらいにようやく来てくれればいいなあ、くらいの覚悟でいたので、(うお、早い)と大歓迎。

 さすがに私は立ち会えませんでしたが、妻に対応を頼んでいたら夕方に家まで来て機器を交換してくれて、無事にネット回線が復活しました。 

 良かったー


       ◆


 交換の業者さんは一目見るなり「機器の寿命、経年劣化ですね」と分かったようですが、この手の機械の保証って、"使えなくなったら交換します"というやり方なので、事前に年数が経ったところで交換しておくということができないシステムになっています。

 必ず使えないという事態が発生しないと動けないわけで、非効率のような気もしますねえ。

 いずれにしても通信インフラが当たり前に繋がっていることのありがたみが心にしみた三日間でした。

 疲れた、ひー

 

 

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おしっこの勢いチェック ~ これも見える化すればわかることがある

2025-06-10 22:59:07 | 健康

 

 今日は三カ月に一度の泌尿器科での受診の日でした。

 おしっこをするときに尿道に痛みを感じて「これはまずい」と泌尿器科の病院に駆け込んだのですが、診断は「尿道狭窄」と「前立腺肥大」。

 前立腺肥大によって尿道狭窄が発症していたわけではないようなのですが、検査で見つかったことでこの両方が治療対象になりました。

 尿道狭窄については数度にわたって拡張施術をしてもらいいくらか改善しています。

 そしてこの事後の状態と前立腺肥大への投薬治療を、定期的な受診で経過観察を続けています。

 
 前回の診療の際に、「そろそろ尿の勢いの検査をしてみましょうか」と言われていて、今回は診察前に尿の勢い検査がありました。

 これは尿をできるだけ膀胱に溜めておきます。

 病院で受付を済ませると、その検査専用のトイレに案内されてトイレの便座の下に尿を受けるプラスチックのカバーを当てて用意が整います。

 便座に座って壁にあるスイッチを押して測定開始。

 あとはおしっこをするだけで、どれくらいの勢いでおしっこが出ているかをこの便座で計測してくれるのです。

 終わったところで検査終了のボタンを押すと、後ろの印刷機からカタカタと検査結果が打ち出されてくるので、それを受付に提出して終了です。

 この検査の辛いところは、病院の受付開始の9時までおしっこをためておかなくてはならないところで、膀胱をパンパンにして我慢しているのが結構大変なのです。

 何とか無事に終わってよかった。


      ◆


 さて検査結果はグラフになって印刷されるのですが、初めにドット出てそこからは次第に弱まっていくという線が描かれました。


           【こんな感じのグラフ】

 ドクターは「あ、いいですね。最初の勢いの量も良いですしそこから弱まっていくのも正常です」とありがたい見立てでした。

 さらに「尿道狭窄が進んでいると、勢いのない少量の排出がずっと続くというグラフになるのですが、初めに勢いがあってだんだん弱くなるというのは健全ですよ」とのことで、ほっとしました。

 歳を取っておしっこが細くなってきた、という同世代の御仁も多かろうと思います。

 しかしそれを雰囲気で感じているだけではなく、その症状の進み方程度はこういった専用の検査によって見える化することで初めてわかります。

 よく「病院へ行くと、検査ばっかり」という人がいますが、病気の原因をつかむには、どんな項目が正常から外れているかを見定めるのが一番です。

 さて、偶然にも明日はまた人間ドックの日。
 
 いろんな数値に一喜一憂しそうです。
  
 

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見つけちゃった ~ カーペンターズカバーの女性シンガー Tori Holub さんに注目

2025-06-09 23:09:21 | Weblog

 

 youtubeなどの動画サイトを見ていると様々な才能に出会います。

 最近は古い楽曲をそっくりにコピーするバンドやアーティストが登場して、その再現性に驚かされることもしばしば。

 少し前にはブラスロックのChicagoやEW&Fを中心にカバーしているLeonid &
 Friends が好きでよく聞いていました。

 そんな中、ついに新しい可能性を見つけてしまいました。

 それがTori Holub さん。

 アメリカのミネソタ州出身らしいのですが詳しいことは調べてもまだわかりません。

 その才能が発揮されているのがカーペンターズのカバーで、彼女の声がカレン・カーペンターにそっくりと評判で話題になっています。

 youtubeには様々な「歌ってみた」シリーズの楽曲がありますが、カレンのように女性ながら低めの声で歌える方ってなかなかいませんでした。

 それがJames Wilkasという音楽プロデューサーが様々な楽器を自ら多重録音で演奏し、カーペンターズも得意とした多重録音コーラスでお届けする"Close to you"では、カレン・カーペンターの雰囲気が実に良く出ています。


Close To You - Carpenters cover by Tori Holub & James Wilkas
https://www.youtube.com/watch?v=ytncWacUKJE

 多重録音の時には全部の演奏者がコマ割りで画面に登場して、これだけ音を重ねているんだ、というのがよくわかります。

 まあ何よりもToriちゃんの声がカレンによく似ているので、「カレンの生まれ変わり(reincarnation)?」とか「Caren2.0?」などと紹介する動画も続々増えています。

 まだカーペンターズのカバー曲はそれほど多いわけではなく、"We've only just begun"や"For all we know"、"Merry Christmas Darling"などにとどまってますが、これからもっと多くのカーペンターズカバーが聞けるものと期待が高まります。

 1分たらずのショート動画ならいくつか見つかるのですが、フルの楽曲がアップされるのを楽しみにしています。

 

       ◆

 

 また別なプロデューサーDan Wesleyの元ではファルセットで歌う様子がオリビア・ニュートンジョンに似ているということで、オリビアのカバーでも魅力を発揮しています。

 二人による動画はSuddenly by Tori Holub & Dan Wesley (Olivia Newton-John & Cliff Richard cover)がアップされていてこれもToriちゃんの声を楽しめます。

https://www.youtube.com/watch?v=XrKi9pbpDAI


 こちらでは「Olivia Nwetonjohn2.0?」などとも言われているようです。

 いずれにしても70年代ポップスで育ったわが年代層には大歓迎されるのではないでしょうか。

 まあ歌が上手なだけではなくて美人だ、というのも嬉しいのですが。

 今注目の新しい才能です。

 

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ベランダ補修は9合目 ~ サンダー掛けと塗装も終了

2025-06-08 23:02:36 | Weblog

 ベランダ補修も終盤です。

 昨日の段階で下地が出来上がったので、床材を張ってゆくのにまずは使える部材を当てはめてゆきました。

 古い床材は端部が腐っているものが多いのでそこを切り落とし、残りの部材で長さが使えるものをカットして組み合わせてゆきます。

 どう組み合わせても最後は部材が足りなくなったので、手稲のビバホームまででかけて足りない部材をカットして作ってもらいようやく全部の部材が出そろいました。

 

 そうなると次の工程はサンダーがけと塗装です。

 古い部材に新しい防腐剤を塗るには、古い塗料を落としておかなくてはなりません。

 サンダー掛けに重宝している工具といえばもちろんマキタの"オービタルサンダー"です。

 この道具は回転する丸い部分にマジックテープで専用の紙やすりを取り付けて木材の表面を磨きあげるもの。

 ただ、単純な回転ではなく細かく振動しながら回転するので表面を効率的に均一に磨き上げることができる優れものです。

 削ったときに出る粉を吸い込んで袋にためる機能もついていて、完全にきれいになるというわけにはいきませんが、それでも一作業すると削り粉が結構溜まります。

 このオービタルサンダーで床材の表面と側面にサンダーをかけて塗装の準備をします。

 最後は木材防腐機能のある塗料「キシラデコール」を塗って仕上げます。

 ローラーで均一に塗り込んでゆきますが、サンダーをかけてあるので塗料の乗りも良い感じ。

 全部を塗り終えて塗装も完成です。

 今後は乾燥を待っていよいよビス止めをし、手すりを元に戻すばかりです。

 進捗率は9割ほどでしょうか。


       ◆


 ベランダ補修は先月の5月6日に手を付け始めたのですが、とうとう一か月を経過してしまいました。

 初めにベランダを二つに分けて半分から南側で作業を始めたのですが、やっているうちに慣れてきたりもっと良い造作を思いついたりして、後半の北半分は見えないところの造作と手間を以前よりもずっとかけています。

 なので今後は部分修繕がぐっと楽になるはずです。

 実際に自分で修繕をしてみていろいろなことに気がついた一か月なのでした。 

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