ほぼ真夏の次女家族との伊豆旅行。
締めくくりの最終日は横浜観光です。
前日は伊豆から取って返して横浜中華街近くのホテルに宿泊をしたのですが、その途中は東名高速道路が「軽トラック横転事故」のために17㎞の渋滞情報を車中で聞きました。
「こりゃたまらん」と渋滞に備えて海老名サービスエリアでトイレ休憩を取りましたが、外に出た瞬間に猛烈な熱風。
長時間休憩する気もうせてすぐに車に戻って再び移動しましたが、都会の行楽っていつもこういう感じなのかと思うと、北海道と比べてしまって(北海道の方が気楽だなあ)と実感。
もう都会の暮らしには戻れません。
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前日の夜は久しぶりに中華街に出張って賑わいと景色と料理を楽しみました。
本場の四川料理が楽しめるというお店に入りましたが、本当の「本場の(超辛)麻婆豆腐」を注文する勇気はなくて、普通の辛さのものを頼みました。
麻婆豆腐は「「麻(痺れる辛さ)」と「辣(唐辛子の辛さ)」のバランスが特徴」と言われていますが、この日食べた料理には「辣(唐辛子の辛さ)」は少し強めでしたが花椒(ホアジャオ)による「「麻(痺れる辛さ)」は弱め.。
私が普段作る麻婆豆腐に比べるとひき肉の量が圧倒的に多かったので、これを参考に今度はもっと美味しい麻婆豆腐に挑戦してみようと思います。
ただ、すごくお客が多い中で注文するとすぐに料理が出てくるサービス水準には驚きました。さすがです。
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最終日の21日(月)は夕方の飛行機で札幌まで帰ってくるのですが、それまでの時間を利用して横浜市観光を考えました。
初めは「横浜市美術館でピタゴラスイッチの生みの親、佐藤雅彦さんの大規模個展が開かれている」というので、興味を持ったのですが、これは事前に時間単位での予約が必要で、すでにこの日の予約は満席でした。
人気企画は事前の時間予約がなければ入れないというのも都会的な楽しみ方と言えるでしょう。
そこで二の矢として、「桜木町駅から出ているエアキャビンに乗ろう」ということになりました。
こちらは2022年に誕生した運河の上空をスキー場でも見られる8人乗りのキャビンに乗って空中散歩を楽しむという乗り物です。
実際に行ってみると、横浜エアキャビンは、桜木町駅前の乗り場から赤レンガ倉庫もある横浜港新港ふ頭「運河パーク駅」までの約600mを結ぶロープウェイでした。
渡った先にはイオン系のショッピングモール「横浜ワールドポーターズ」があり、隣接して遊園地や赤レンガ倉庫、カップヌードルミュージアムなどがあって人気の行楽・観光スポットです。
ここまではロープウェイを使わなくても遊歩道を歩けばよいだけのことですが、キャビンに乗ることで空中からの景色を楽しめるうえにエアコン付きのキャビンで涼しく早く移動ができるというわけです。
往復で大人一人2千円で観覧車とのセット料金もあり、遠くの観光スポットまでわざわざ来てもらうのに、客にお金を払ってもらうというのは都会的な魅力付の発想で実に面白いコンテンツに仕立てあがっています。
観覧車にも乗りましたが籠の中はちゃんとエアコンがついていて涼しくて助かります。
これも都会ならではですね。
さて全体の料金を高いとみるか観光を楽しむとみるかは人それぞれでしょうけれど、せっかく横浜に来たのなら一度はエアキャビンに乗ってみても損はないかな。
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久しぶりに会った4歳になった孫は、はじめはジジババに照れていましたがすぐに慣れてくれました。
都会と都会の人たちが楽しむ行楽地を訪ねた真夏の伊豆~横浜旅でした。