ほそかわ・かずひこの BLOG

<オピニオン・サイト>を主催している、細川一彦です。
この日本をどのように立て直すか、ともに考えて参りましょう。

「真の日本精神が世界を救う」

2006-05-15 10:17:01 | 日本精神
 私が生涯の師とし、また神とも仰ぐ大塚寛一先生の著書が、刊行される。
 書名は「真の日本精神が世界を救う ~百ガン撲滅の理論と実証」。出版社は、イースト・プレス。5月22日、全国書店で発売の予定である。

 大塚寛一先生は、戦前、「大日本精神」と題した不戦の建白書を、わが国の指導層に送付し、三国同盟や米英開戦に反対した。言論統制厳しい最中にもかかわらず、逮捕も投獄もされなかった。このまま進めば、日本は開国以来ない大敗を招くと警告し、新型爆弾が投下され大都市は焦土と化すと予言した。しかし、時の指導層はこの警告を受け入れず、わが国は敗戦を喫した。
 戦後、昭和40年代、世界に共産革命の嵐が吹き荒れる時代に、大塚先生は、早くも共産主義の崩壊を予言した。そして、革命と亡国の危機をのりこえるべく、「日本人は日本精神に返れ」と訴えた。昭和43年7月から、全国の人口30万人以上の都市で、連続講演会を実施し、国民を啓発した。さらに昭和44年3月、著書「百ガン撲滅の理論と実証」を刊行した。その本が、今回いよいよ復刊されるわけである。

 大塚先生は、本書の「はじめに」に次のように書いている。
 「私はこれまで、理想社会実現のための第一歩として、個人の病気や悩みを救い、数々の奇蹟の実証を示すことによって〝神の実在〟を知らしめてきた。ところが最近、いよいよ世界は重要な転機に直面している。そのため人類の幸福を阻(はば)み発展を妨(さまた)げる世の一切の障害を除かねばならぬことを痛感し、それらの百ガンを撲滅すべく立ち上がることを決意した。」と。
 そして、「真の日本精神」は、日本を再建し、21世紀の世界を救う、唯一の指導原理である、と大塚先生は説いている。

 今回の復刊にあたり、アサヒビール名誉顧問・中條高徳氏が、推薦の言葉を寄せている。 
 「大塚師が戦前預言されたように、日本人は稼いだ富を代償に「日本精神」をどんどん喪ってしまいました。(中略) 言葉乱れ、礼儀すたれ、道義全く地に墜ちたのです。大塚師はこのような事態の到来を夙(つと)に予測され「日本精神復興促進運動」を叫ばれておられました。
 日本のこの憂うべき現状を救うものは、教育を措(お)いて他にないと信じている筆者にとって、この度の大塚師の著作の三十数年振りの改訂版の出版ほど力強いものはありません。
 憂国の士、特に若い人達の必読の書と言うべきでしょう」

 「憂国の士、特に若い人達の必読の書」、まさにそのような本が、本書「真の日本精神が世界を救う」である。日本を愛し、日本を憂える人々に、一読をお勧めしたい。
 詳しくは、以下をご覧下さい。
http://www.srk.info/syuppan.html

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