岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

「安上がりなお花見」

2018-04-23 17:06:34 | いなか暮し

  三郎堤の満開の桜を横目に、SLが通る。

 どこの農家も同じだと思う。
 春、桜の頃は、農作業が忙しい、田んぼは春起こし、苗つくり、畑仕事は野菜の種まきの頃、咲き誇る桜を横目に、せっせと仕事に精出している。
 ゆっくり桜見物をした思い出は少ない。

 「庭で、お花見しましょうか・・・」 老妻の提案で、暖かに晴れた、桜満開の日、庭石におにぎりやおかずを並べ、少々のビールも加えて、お昼のお花見、誰かに見られたら、少し恥ずかしいかなと思いつつ老夫婦水入らずのお花見。

  自慢の枝垂れ梅や少し遅れて咲くはずの 枝垂れ桜も満開。
 数日前から椿も次々に咲いている。
 異常な暖かさで、一斉に花々が咲きそろった。

 しばしのお花見を終えて、お昼寝タイム。
 午後2時、再び農作業が始まる
 おじいさんは山(田んぼ)で芝刈りならぬ、田んぼの耕起、おばあさんは自給率120%の野菜工場、お花見の今頃までにスナップエンドウ、20日大根、春大根、サンチュ、山東菜ジャガイモはすでに種まき済み、ハウスでは孫の大好きな、トウモコシや枝豆の早取り野菜の苗が伸びている。
 
 実に安上がりな楽しいお花見ではありました。

コメント
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