終活を進めて、この冬は膨大な写真の中から、ダイジェスト版のアルバムを作ったが、開くたびに写真の差替えとなるが仕方がない。
そして、終活第2弾は、戒名の準備、凡そ死んでから受け取る戒名だが、本来は生前に授かるものらしい。
「仏弟子として戒律を守ります」 と言うことらしい。
仏弟子として死ねば、極楽往生が約束される、と言うから我が生涯の少々の悪事は、帳消ししてくれるらしい。
菩提寺の和尚さんに相談したら、快く相談に乗ってくれた。
お茶をいただきながら、それとなく自分の自慢や、小さな功績や、好きなこと、同時に戒名を貰う妻の生涯の功績、苦労など話して、和尚さんが悩むであろう戒名のヒントを話した。
半月ほどして和尚さんが戒名を届けてくれた。
仏弟子入門の、我が名前と初対面、 うーん中々、話したヒントも大分生きている。
並んだ漢字は、忘れないうちに刻んでおこうと石材店行、たまたま我が家の、先祖代々のお墓は、代を重ねて、刻むスペースもなく無くなったので、この際、戒名碑を新調しよう。
雪が溶けた4月の初め、真新しい戒名碑が建てられた。
生前戒名であると言う証明のために、
妻と二人分の名前は朱色で刻まれた。
あとは、亡くなった月日を刻み込むだけ。
仏弟子入門にもお金はかかる。戒名料としてのお布施はびっくり、それも妻と二人分、加えて石材店も・・・
新調なった、我が戒名碑を前に妻としんみり。
なぜか心安らかになったというか・・・・・
おくらばせながら、これから
「仏弟子として戒律を守ります」