全国の皆さま、災害ご支援に感謝申し上げます。
「さんまの刺身」
岩手県沿岸の震災被災地の知人から獲れたてさんまが届いた。
直接被害はなかったとは言えこんな時期に恐縮しながら、浜の漁師さんはたっぷりの七味と醤油で食べるという刺身、たたきを存分にいただきビールもすすんだ。
深夜、両手が夢ごごちにしびれて目が覚めた。
いや、痺れではなく痒くなっていた。
その内に脇の下、膝の裏、下腹部が赤くはれて痒みが広がる。さては食中毒?
しかし、一緒に食べた我家の8人の大家族、異常がないのか誰も起きてくる気配がない。
生さんまのアレルギー?
そういえば思い当たることがある。あれほど好んだ生牡蠣、今はほんの一つや二つ。フライにしてもだめ。
いつだったか、体中が痒くなって食べれなくなった。
加えて日本酒、若い頃は集落で一、二を争う酒豪を自負したが今はまったく飲まない。
(もっとも、芋焼酎はなんぼでも飲める)
痒みで眠れぬまま、読みかけの藤原正彦著「日本人の誇り」文春新書 明け方まで読んだ。
もっともポリポリ掻きながらの読書、感動した割には中身を覚えていない、もう一度読み直そう。
年令(とし)と共に好みやアレルギー、替わるものである。
この先、何が替わっていくことか・・・・・