岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

『腰痛』

2006-03-07 20:56:42 | 田舎暮らし

Cimg0843  写真 築100有余年の我が家の板戸にはめ込まれた障 1㎝にも満たない間隔で桟が入り釘が使われていない。曾お爺さんは仏壇も自分で作ったと言うからこれしきは簡単なことかも知れない。

 腰痛との付き合いは長い。子供の頃、母と田植をした時には腰の痛みを感じたから、かれこれ50年の付き合いである。大人になってからもその痛みは続く。調子の良い時には忘れるようなことあるので病院で診察を受けてもそれほど悪くは無い。入院し治療するほどのことでもないらしいが痛い。腰痛体操を根気良くやって、この2,3年ほど痛みを忘れていが昨年暮れ頃から痛み出し今回は背中がガチガチに強張るような気がした。

 60代になって認定農業者、担い手農業者と言われるのは、こそばゆいが春になれば農作業が待っている。そんな時の腰痛は出鼻を折られる思いである。

 腰痛治療に出かけた。20年ぶりの開業医、先代の医者が他界し今はそのご子息がやっていると言う。見違えるような立派な病院になっていた。看護婦さんも若くて美人が多い。レントゲン・・・さほどの悪さではない。先代の頃、何と言う器械か知らないが私の腰痛に合った器械が有った話をした。「実はその古い器械をまだ使っています。やってみますか。」

 若いお医者さんの言うとおり他所ではもう使わなくなっているそうだ。昔のまんま、立派な病院に鎮座していた。懐かしい想いでその器械で治療を受けた。原始的ともいえる単純なその治療装置。

 翌日 ”ん?”腰が軽い、更に翌日、腰の強張りがなくなり始めた。あの、古色蒼然(失礼)たる器械のお陰で今年も頑張れそうだ。実を言うと先代の医者に入院、治療を勧められたことがあったが入院がいやで通院をピタリと止めて20年ぶりの今回の通院とは言いかねた。

 年老いた(まだまだ)認定農業者、担い手農家 

                      今年も頑張れ・・・・・ 

コメント
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